紙の本
ジュース飲みたい!
2017/05/31 09:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
娘が武田美穂さんのイラストが好きなので読んでみることに。夜、ちょっと読み聞かせするには長くて(;'∀')読み終えるまでこつこつ何日も、随分時間がかかってしまいました。
どれもこれもほのぼのと、とても不思議なお話で、読後、ほっこりしてしまった(^◇^)印象に残ったのは、ぺんぺんポットのお話。怪し過ぎる銀田さんの不思議ジュースがすごく飲みたい!と、読み終えて暫く経ちますが、ずっと思っている私です(;^ω^)最近暑くなってきたから尚更あこがれてしまいます☆
投稿元:
レビューを見る
深夜の自動車学校で、
猫達の猫による自動車教習の現場に遭遇したトミエさん。
急に猫語が判るようになり、
成り行きで自動車を運転するはめに。
運転するように煽ったアカトラが、
トミエさんの運転のあまりに下手さに特訓をするよう提案。
アカトラ最初は態度がぞんざいで、教官役だったトミエさんの
飼い猫モーに食って掛かってたのに、トミエさんが
運転下手だとわかると運転が上達するように手を貸してあげたり、
なんやかんやと良い男っプリを発揮してて笑えるw
アカトラ本当は優しい奴だな。
とりあえず、この町に住んでる猫達はよく夜中に集まっては
遊んだり話し合いをしているみたい。 そして歌うのが好き。
歌うとたまに不思議なことが起こったりして。
春夏秋冬で章がわかれていて、
「まよなかのぎゅうぎゅうネコ」は春の章のお話。
毎回トミエさんが不思議なことに遭遇して、
話によっては猫どころか他の生き物の言葉もわかってしまう。
夏には怪しいポッドをレンタルしてしまったり、
秋にヒキガエルとお話したり、冬には無理やり
あるコンサートに代役で出させられたり。
でも全て真夜中の出来事。
朝が来れば、猫の言葉もわからなくなってしまいます。
深夜に猫の集会に出くわしたら、猫語が判るかもねw
トミエさんが明るくて元気なおばあちゃんで、
不思議な事をすんなり受け入れられるから
色々面白い体験ができるのかも。
やっぱ、不思議なことは楽しむに限るね。
現実的な事以外は興味が無い大人になるより、
人生を楽しめそう。
投稿元:
レビューを見る
トミエおばあちゃんの真夜中の冒険。
トミエさんが本当に可愛い。一生懸命でまっすぐで、おばあちゃんらしくて。猫たちも、出てくる子みんな可愛い。
武田美穂さんの絵がとてもよくあう。
講談社児童文学賞佳作ということで手に取りましたが、安定した物語。
投稿元:
レビューを見る
一人暮らしのおばあさんが主人公
自分の飼い猫モーやご近所の猫たちと一緒に真夜中に出会う不思議な四季のおはなし
子どものころに想像したような世界観
投稿元:
レビューを見る
おばあちゃんが主人公というめずらしいお話でしたが、とてもほのぼのしていて、読むのが楽しかったです。
たくさんの猫ちゃんたちにも個性があったり、ありえない話だけどそこにワクワクしたり。
何より、おばあちゃんが孫を迎えにいくために教習所に通うというテーマが心にグッときました。
投稿元:
レビューを見る
第54回講談社児童文学新人賞佳作受賞作『トミエさんの真夜中ものがたり』を改題
「ひとり暮らしのトミエおばあさんが夜中に出会う、ちょっと不思議な四季の物語。どこかなつかしい、ほっとするファンタジーです。
表題作「まよなかのぎゅうぎゅうネコ」(春)をはじめ、「まよなかのペンペン・ポット」(夏)、「まよなかのねむこ玉」(秋)、「まよなかのホット・タルタル」(冬)の4話による短編連作。小学中学年くらいを中心に、安心して読める本格派童話作品です。」