面白い舞台設定だと思う。
2016/05/27 22:44
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
鍼灸院を舞台にしたのは面白い設定だと思いました。
マッサージや按摩なら若い人でもそれなりに馴染みが
あるでしょうが、鍼や灸となるとある意味未知の世界
であったりしますしね。
例えばWHO(世界保健機関)が国際標準として
経穴(俗に言うツボ)コードを指定していたなんて
この作品を読んで初めて知りました。
タイトルが事件簿となっていますが全体的には
毒々しさはなくどこかのTV局がドラマにでもしそうな作品でした。
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2014/5/21 Amazonより届く。
2020/12/29〜12/30
非常に珍しい鍼灸院を舞台に繰り広げられる日常の謎系ミステリ。おそらくであるが、初めての舞台設定ではないだろうか。院長の鷹野や助手の真奈などキャラも立っていて面白い。鍼灸の世界にもやはり書かれているように派閥争いなどもあるのだろうか。続編もあるようなので、楽しみである。
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いわゆる日常の謎系の短編集で、鍼灸院にまつわるあれこれの謎がテーマです。謎とそれが解決に至る道が、さりげないながらもすごく深い。文章もうまくてテンポがいいので、密度はあるのにさらさらと読めてしまいます。
一応1年というくくりでこの本は終わってるんですが、続かないかなぁ。
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義足のわたし。を直してくれたセンセイ。
でも弟子になったら留守ばかり。
センセイの留守中に悪戦苦闘して成長する。
患者さんとも関係を気づいていく。
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去年末から鍼灸院のお世話になっているため、鍼灸ってこんな感じなのかと驚きの連続。鍼灸師の先生に持病に効くツボを教えていただいたりしているため、作品でもツボの話が出た時、勉強になった。鍼灸院での日常ミステリーなのだがとてもしっかりした作品で読みごたえあり。この作品を読み、やはり鍼灸院に関しては信頼のおける先生に身を任せるしかない。
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話の展開が面白くなって来た。鍼灸院の治療内容は、参考になるのと、次の会話は面白い。
p64
「愚者は人に教えたがる、賢者は人から学びたがる。シェークスピアの言葉だ。知っているか」
「シェークスピアのことばで?知りません」
腕組みをし、鼻の穴を広げて言う鷹野に、うんざりした気分で私は答える。
「他人を弟子役にして師匠ごっこをやりたがる人間なんて、ろくなのがいないってことさ」
「先生、たぶんそれ、シェークスピアじゃなくてチェーホフだと思います」
うっと声を詰まらせ、椅子からずり落ちそうになる鷹野に、聞き流してやればよかったかなと私はちょっと反省した。
p148
柔整とは柔道整復師、つまり接骨院や整骨院などで骨折や捻挫などの外傷を治療するための国家資格だ。
鍼灸院と言う特別な世界の舞台なのだが、何故だか話に吸い込まれて行った。とても面白いお話でした。
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気付いたら不在…でも人気。
そんな鷹野先生の元に新人で入ったはいいものの…
私一人で病院開かなきゃいけないの?!
そんな毎日を送っている主人公の元には不思議な事件がたくさん転がっている。
それを不在の先生がぴたり!と解決!
というお話。
うーん、読みやすくて良いんだけど読みごたえはなかったな。
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「完全なる首長竜の日」が面白かったので、こちらも手にとりました。
全然違う印象です。毎回作風を一新する方なのでしょうか。
本作は日常物のミステリーで、語り手である主人公の五月女が鍼灸院で働くうちに出会ったいざこざ(事件)の顛末が書かれた連作短編集です。
ホームズ役は鍼灸院の先生で[アブダクションだよ]が口癖ですがエイリアンとは関係ありません。
表紙がマンガ絵だと内容まで二次元ぽい世界観で観てしまうのでもったいないと思います。この風潮やめてほしいな。
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鍼灸がテーマで馴染みが薄いかもしれないが、とても読みやすくてすぐに物語の中に引き込まれました!!
鷹野と真奈のやりとりがおもしろく、鷹野の話の折りたたみ方も見事です。
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(収録作品)はじめての患者さん/置き忘れのペイン/失われた風景/それぞれのすれ違い/マクワウリを刺す
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一行目:「「ごがつおんな?」」
期待せずに読んだので、結構面白かった。
まあ、今流行りの、珍しい世界で日常の謎解きを、っていう作品ではあったが。
新米鍼灸師として鷹野鍼灸院で働く真奈。真奈が見聞きしたことを鷹野に話すと、たちどころに謎を解いてしまう、という設定。
鍼をやってみたくなる、と同時にその世界の専門学校のダメさ加減もわかって、それだけでも面白い。
真奈の左足が義足だというのが、冒頭に明かされるサプライズ。シリーズ化するのかな?
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鍼灸の世界ってこのように構築されているのか……!となった。
研修医が怖いのはどの世界も一緒だけど、鍼灸の新人さんは怖い。怖いよ。
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鍼灸師・鍼灸のお話。
あまり知られていない業界のことが少し。
東洋医学に興味がある人も良いかもしれない。
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うーん・・・。
なんか、いまいちでした。。
獣医師の男も「今時そんな
ニブチンいるのかよ!」な
無粋なことを主人公にやってるし。。
なんかなあ・・・。
こう、「このキャラ好きだ」という
部分もなく・・・全部中途半端。
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鍼灸が好きである。
時々、全身鍼をしている。
知識は全くないけれど、
身体の中の血液だかリンパだか知らないけれど、
グルグル身体中を巡る感じが、大好き。
鍼灸院で働く新米鍼灸師の真奈の
お仕事ミステリーと言えばいいのかな。
最初のほう、この主人公が若いのに
とっても怒りんぼなので、残念だった。
いまからこんなに怒りんぼだと、
更年期にはすんごい怖いおばちゃんになってそう。
全体的には楽しかったので、続編がでたらまた読みたいなぁ。
鷹野先生は結構タイプだわぁ