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読めない漢字が少なからずあり、正しい言い回しも学べて勉強になった…と言うのが素直な感想。
小説のファンが読むエッセイだと思いました。
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人気作家浅田次郎のエッセイ集。じつは作品は読んだことがないのだが、「作家になる」ということがどういうことかに興味があって読む。彼は十代の頃に既に作家で身を立てると決意し、大学に進学せず、自衛隊に入ったり他の仕事に就きながら、本を読み、書き続けた。一日に4時間、一冊をノルマとして読み、書いた結果、35歳にしてようやく小説が活字になったという。遅咲きだが、しかしその後の爆発力もすごい。週末は競馬場に通い続けるが、決して破滅型ではない。そんな作家の日常を描くエッセイ。
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【二人の母のこと、幸福について。名エッセイ集】幸福な少年時代、生き別れた母のこと、競馬、小説の奇蹟。人気作家の人生の風景に酔う、単行本未収録多数の傑作エッセイ集。
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バクチは時間の無駄って言われることもあるし、自分も時間もお金も無駄とはわかっているものの、「飽食終日、心を用ふる所無きは、難いかな。博奕という者あらずや。之れを為すは、猶ほ已むに賢れり。」(ボンヤリと日々を過ごしているくらいならバクチというものがあるのではないか。何もしないよりはましだ)って「論語」で孔子ものたまっているって言う本、ではないんだけど、これが1番記憶に。自己防衛もあるんだろうけど。
あとは、24時間という時間の使い方。
3×8=24
睡眠、仕事とあと一つ。この8時間に自分のやりたいこと(浅田次郎は読み書き)につぎ込むっていう努力が大事。
こういうので、興味が持てたら、ぜひ読んでみると面白い1冊だと思います。
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全作を読んだわけではないが、好きな作家。今まで浅田次郎の背景を全く知らなかったが、このエッセイを読んで、私が浅田次郎の作品になぜ惹かれるかがわかったような気がする。共感同感があるということ。驚きは「プリズンホテル」を書きながら、「日輪の遺産」や「蒼穹
の昴」の執筆であったこと。分相応の暮らしと歳相応の夢か。競馬は頭と体を使うということを知り、新撰組に興味わき「壬生義士伝」へと誘うエンディングだ。
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【装幀・デザイン】
関口信介 村田善子
【あらすじ】
「本を読むより外で遊べ」と説教され、「まさか小説家になろうとしているわけじゃないだろうな」と非難された少年時代。生き別れた母を想い、ともに暮らす家族に尽くし、週末ごとの競馬を傍らに全身全霊で小説の神様に向き合ってきた人気作家が、胸熱くする人生の景色を、深く洒脱に紡ぐ。名人の筆に酔いしれる傑作エッセイ集。
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各書での細かいエッセイをまとめて何とか一冊に出版したような本。他のエッセイと比べると少し落ちると思う
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自分の中で素晴らしい作品と「?」の作品の落差が大きい著者。あまりエッセイは読まないのだが、タイトルが面白くて手に取る。
凡人の自分が言うのも何だが、普通の人なのだなと思った。先日読んだ「団鬼六」や 北方 謙三、司馬遼太郎氏らは天才だと思うが、まあ普通の人が作家という職業を選択したのだなと。(イヤイヤ勿論血のにじむような努力をして今があるとは思うのだが)
普通の人、ギャンブル好き、規則正しい生活の人と言うイメージ。
に壬生義史伝はすごく良かったので、他の新撰組モノも読んでみたい。
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余りにも間を開けすぎて読了したけど、エッセイ集だから問題なし。遠藤周作のエッセイひさびさに読みたくなった。
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1990年代後半から2010年代まで、さまざまな雑誌に掲載された浅田次郎のエッセイを集めたもの。人気作家の新旧エッセイをまとめて1冊の本にするというのは、お金儲けの安直な手段だという気はしますが、上手く8つのテーマに分けられています。故郷に馳せる想い、母と義母、父、娘など家族や飼い猫、博打、小説家という職業、英雄についてというように分けられ、私にとって興味のないテーマならば退屈で仕方ありませんが、興味を引かれるテーマは★5つとしたくなるほど。
しかし、退屈か面白いかは抜きにして、浅田次郎の文章にはいつも感じ入ります。この人はどれだけ語彙が豊富なのだろうと思わされることしばしば。私がいままで見たことのないような言葉も多く、そんな言葉を使っていても文章自体はとてもわかりやすい。「タバコ」と書くときに「莨」か「タバコ」か「煙草」かいちいち考えていらっしゃることを知り、なんだか嬉しくなりました。
浅田次郎の小説が書かれたときの状況が頻出するので、彼の著作を多く読んでいればいるほど楽しいと思われます。何も読んだことがないけれど読みやすそうだからまずこれを、という人にはお薦めできません。まずは彼の小説を読んでから。
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図書館で。
タイトルが面白いなぁと思ったら色々な解説や随筆をまとめたような本だった。面白い経歴を持たれる方なんだなぁなんて思いながら読みました。
そして実は自分、それほど浅田次郎読んでないかもしれない。天国までの…は読んだ気がするし椿山課長ってのは読んだ記憶があるんだけど… 姉が蒼穹の昴が好きだって言ってたなぁなんて思いだしました。
今度鉄道屋読んでみようかな、なんて思いました。
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浅田次郎さんの江戸っ子の人生が、思わず微笑みなから読めました。浅田次郎さんの祖父母もご両親も江戸っ子で、家庭を省みず(笑)でもその血は浅田次郎さんに受け継がれ生きざまが素敵です。自分のお義母様や奥様、娘さん、暮らしている動物への愛情深さに泣きそうになりました。
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浅田次郎大先生のエッセイ。
エッセイとして読むには難しく、生き方を学ぶにも難しく、競馬と本が好きなんだなぁ、としか感想が浮かびません。
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題名から小説家指南書かと思い読んでなかった
エッセイ集だった
自著関連、競馬関連、歴史物関連と多岐
久しぶりに浅田次郎読んだけど、やっぱり面白い
頭に馴染みがいい文章
読んでいて心地よい
天子蒙塵にも早いとこ取り掛かりたい
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著者の生い立ちや子供の頃のエピソード、競馬への思いが描かれている。
物心ついた時からいかに書くこと、読むことが好きだったか。
けれども日の目を見るまでに時間がかかった事などが書かれていて、浅田次郎のエッセーといえば近年のものしか読んでいなかった私としては若かりし頃のエピソードが新鮮でした。