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和菓子に関するお話を、10人の作者が書いた本。
いろんな角度と登場の仕方で和菓子がつかわれていたけど、和菓子のお勉強とかしてみたいなぁ。
そうしたらもっと楽しく読めるかも。
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和菓子をテーマにした短編集。
そもそも実力者揃いの質の高さに加え、和菓子を通して日本文化の味わいが感じられる作品が多くてよかったです。
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20141027読了
「アンソロジー」とは、「異なる作者による詩文などの作品を集めたもの」らしい。単純に、佐木司「和菓子のアン」にひっかけた題名でもないらしい。だって他にもペットや本屋に特化したアンソロジー本が出ているようだから。●どの作家さんもよく知らない中で読む。どれも軽く読める短編。気に入ったのは近藤史恵「迷宮の松露」、北村薫「しりとり」。
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和菓子をテーマにしたアンソロジー。
坂木司さんはもちろんのこと、好きな作家さんが多数参加しているオイシイ企画だった。
北村薫さん、さすがの情緒あふれる美しさ。しかしまぁ、こんなに難しい謎かけは、私には無理。
小川一水さん、まさか和菓子でこんな世界が!世界が崩壊した後にも、手仕事を継承しようとする人の心は強い。
近藤史恵さん、旅と美味しいものが好きな事がわかる。松露は特別好きな方ではないのに、久々に食べたくなった。
柴田よしきさん、背筋のピンとのびた感じの女性たちが清々しい。和菓子というより、地場野菜の料理やパンが美味しそうだった。
日明恩さん、ちょっと風変わりなキャラクターが面白かった。日本あんこ協会会員のあんバサダーとしては、“トマどら”も食べてみたい。
…最近は切り口の美しいフルーツ大福が流行りだけど、アレはちょっとフルーツが主役すぎる感じがする。
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アンソロジー。和菓子が食べたくなります。ってか、和菓子食べながら読みました。他のアンソロジーも期待大。
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好きな作家から読んだこと無い作家まで、和菓子をテーマに様々なストーリーを…
影響を受けやすいタイプなので案の定和菓子が食べたくなるという
オススメは全部かな
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知識だけではだめ。
知識と目の前のものを結びつけることが必要。
それができなくては、知識もただの情報に過ぎない。
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「和菓子のアン」良かったので、連携プレーで手に取りました。
良いですね。
和菓子・・・が題材ですが、作家さんの作風が見事に出ていて、楽しく読めました。
私が好きなのは・・・
坂木さん・・久々のアンちゃんは、裏切ってません。
畠中恵 ・・・いるのよね。 全然連絡くれないくせに、「俺たち親友だよね」なんて。でも・・・10代の割に気配り上手・謎解き上手な主人公の奥さんは、私が男なら嫁にもらいたいぞ~!!
あっ・・・息子の嫁さんでも良いです(笑)
気軽に読めますよ~。あぁ~気持ち良かった。
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私なりの尺度で、読み応えのあったものを選んでみた。
その尺度は、和菓子や食べるということに真面目に向き合っていること。
和菓子は和菓子であって、変にそれ以上の意味を持たせたり、よく知ろうともせずに粘土細工のように扱った作品は読むに値しない。
食べることの大切さや、本当の美味しさを知る人は、幼くても「作り手の心」を持ち合わせた人。それは綴られた言葉を見れば、一目瞭然。
冒頭の坂木司作品は除き、和菓子を言葉遊びの手段にしていない、単にお題に辻褄を合わせただけのものでない作品は、私の目には
「迷宮の松露」「融雪」「古入道きたりて」
である。
和菓子の心は茶の湯の心にも通じて、大切な客をもてなす心が見えなくては、それはただの甘いものである。
よくわかっている方の選ばれた言葉で綴られた和菓子には、風格も真心も滋味も溢れて感じられる。
「和菓子のアン」にもそれを感じたので、この本にもそれを求めるという、一読者の勝手な読み方をしました。
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小川一水の「時じくの実の宮古へ」から後半の作品が本当に素敵すぎてですね!話の中に「思い出としての和菓子」が出てくるだけの話もあれば,和菓子とは何かを追究する話だったり,和菓子をつかったミステリだったりと読み応えたっぷりでおなかいっぱいです!
夏の和菓子と言えば,おばあちゃんちの店先で食べる陶器の器に入ったすいせんまんじゅうを思い出すよ!食べたい!!
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和菓子がテーマのアンソロジー。バラエティにとんでいて読んでて楽しい。新しい出会いもあったりして。心に負担なく読める一冊。
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名の知れたチェーン店なケーキ屋さんで、“プチフール”なる物が売られている。
碁盤目に仕切った箱の中に、色とりどりな小さなケーキが並んでいて、かわいい!美味しそう!
…となるのだが、買ってみるとあまりおいしくなかったりして。
ああ、ふつーのケーキにしておけばよかった、欲張るのではなかった、と思うのですが後の祭り。
アンソロジーって、たまにそういう事ありませんか?
でも、この本は、どの作品も個性的で凝っている!
執筆者のチョイスがよかったのでしょうか、行列のできる和菓子屋さんから、一番おいしいお菓子を一つづつ買ってきて並べたんですよ~
みたいな感じです。
食べ物の本は最近良く読みますが、やはり、一定のパターンがあるような気がしてならない。
ここでは、思いもよらないお話が読めまして…
「で、和菓子ってどこで出てきたっけ?ああ、あれか!」
とにかく、面白かったです!
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和菓子がテーマって、意外と思い当たらないものだな、と改めて思いました。
全部良質な短編、という具合に収まっていて、気持ちの良いアンソロジーでした。
2014/8/6読了
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坂木司さんの「和菓子のアン」の後日談が収録されてるとのこで購入しました。
個人的には「融雪」が好きでした☆
アンソロジーや短編ってその物語が終わっちゃうのが寂しくて、普段あまり読まないのですが、和菓子という他にはあまりないテーマから、様々な世界観が広がってすごく面白かったです!
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「和菓子のアン」の続編目的で買いました。和菓子をテーマにしていても作風が様々で意外性が有り、どの作品も読むのが楽しかったです!SFちっくな話は特に驚きました(笑)
和菓子の奥深さに感心しつつ、「どんな味なんだろう」とついデパートに足を運んでしまう一冊です(経験談)