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和菓子という題材は一つでもこれだけバリエーション豊かに紡げるというのは手練れな作家陣ならでは?
初読みの作家さんも多かったが、どれも楽しめました。
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【内容】
「和菓子」をモチーフに、短編を一作書いていただけませんか?読書家としても知られる『和菓子のアン』の著者・坂木司が、今いちばん読みたい人気作家たちに執筆を依頼。日常の謎を描くミステリーから、壮大な世界観を展開するSF、心温まる優しい怪談まで、さまざまな読み味の作品が揃いました。疲れたときに読みたくなる、宝箱のような一冊。
【感想】
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「和菓子のアン」の坂木さんの声かけで
書かれたアンソロジー
アンちゃんの続編というべき「空の春告鳥」が良いのは当たり前ですが、他では「迷宮の松露」が一番のお気に入り「しりとり」もじーんときます
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坂木さんのアンちゃんが懐かしい♡どの作者さんも個性が出ていてそれぞれ楽しく読めました!そして読み終わった後はとても温かな気持ちになってそして和菓子を食べに走りたくなります(*´ω`*)
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和菓子のアンの作者坂木司を筆頭とする、数名の作家が和菓子をテーマにした作品を集めたもの。坂木司はアンちゃんのその後を書いており、アンちゃんファンには楽しめる( ^ω^ ) だが、それ以外の作品は好みもあるだろうが非常につまらなかった。記憶にも残らず。アンちゃんの話が載っていなければ速攻ブックオフ行き。
オススメ度→1(5段階評価)
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坂木司さんが、好きな作家さんに、和菓子のお話を書いて頂き、10編入った豪華な和菓子の短編集でした。
最初は、和菓子のアンでおなじみのアンちゃんら、みつ屋さんの後日談のような感じから始まりました。
どのお話も、和菓子が入っていて、坂木司さん自身も言っているように、こんなにも和菓子を取り入れてできる作品ってあるんだなと思いました。10編それぞれが、全然違うお話でしたけど、必ず和菓子が絡んでくる…。同じお題で書いただけではないかと思う方もいると思いますが、それって本当にすごいことなんだとこの作品を読んで思いました。
私が、この中でも好きだった作品は、アンちゃんが登場する空の春告鳥と、警察官と和菓子屋さんを描いたトマどら、とてもおいしそうに描かれ、またロマンチックな融雪、お医者さんとアイドルが登場する糖質な彼女、ちょっと変わり者の友人のために、奥さんと仲間たちと共に楽しい謎解きをする、甘き織姫です。
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「和菓子のアン」の続きが目当てで購入。相変わらずのアンちゃんが可愛かった。
和菓子がテーマということで、凡人にはおよそ浮かんでこない設定で書かれる作家さんは凄い。
初めて読んだ作家さんも多かったけど、温暖化で荒れた日本で和菓子を作りながら旅する親子の話や、甘い物が好きな警察官の話、海外で出会った和菓子の話などなど、色んな種類のお話を楽しめました。
北村薫さんの俳句と和菓子の謎ときはジンときたし、畠中さんの現代ものは初めて読んだ。
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アンソロジーシリーズ第一弾。
和菓子にまつわる十の物語。
和菓子ときくと甘ったるいイメージを持ちがちだけれど、
ほろ苦い味から、はたまた「お?」と感じる不思議な味まで種々様々。
私は人一倍食いしん坊なので、柴田よしき著の「融雪」が一番のお気に入り。
私も一度、奈穂さんの特製ランチを食べてみたいものである。
また再読する時は温かい緑茶と一緒に楽しみたい一冊。
和菓子の餡・ソロジーとは...うまいことおっしゃる。
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和菓子のアンの続編が楽しみだったのですが他の作品も面白くお得感のある一冊でした。
和菓子が悲しみや許しや癒しや気付きや冒険のきっかけになる。
和菓子は人々の心を表す日本の宝であると思いました。
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『和菓子のアン』の著者坂木司が、和菓子をテーマにした短編をほかの作家たちに依頼してできあがったアンソロジー。アンの短編も収録されているが、ミステリだけではなくSFチックな作品や怪談ぽい話などバラエティに富んでいる。
さすがに手堅い近藤史恵の「迷宮の松露」、いかにもな北村薫「しりとり」、温暖化が進んだ近未来で菓子を作りながら旅をするという小川一水の「時じくの実の宮古へ」などなるほどと思ったが、やはり和菓子を食べたくなるという点では元祖坂木司が一番だった。
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オムニバス。10人の作家が書いた和菓子が出てくる短編小説。10人もいれば作風もそれぞれで、「一番」というのは決めがたい。好きなのは近藤史恵「迷宮の松露」。遠く旅した土地で祖母の思い出に出会う。畠中恵「甘き織姫」プチ推理小説だが、いいキャラを持った登場人物が出てくる。10篇、それぞれに楽しめました。
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坂木司先生リクエストの「和菓子」をテーマにした短編を10人の作家が描く。
一つのテーマなのに作家ごとに作品の毛色が違く、ジャンルも様々でとても面白かった。
近藤史恵先生の「迷宮の松露」、恒川光太郎先生の「古入道きたりて」、北村薫先生の「しりとり」がお気に入り。
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和菓子というテーマで、色々な方面へ話が広がっていく。作家とはたいした人たちだ。面白かったのが融雪。雪国のペンションの話。それから大入道も印象的。和菓子のアンはほのぼのとしている。なかなか面白かった。
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胸がふわっとあたたかくなるような短編集。
和菓子についてもっと知りたくなるし、食べたくもなります。
果物どら焼き食べてみたい!
北村薫氏の『しりとり』が一番すき。
おはぎには牡丹餅の他にも季節ごとの呼び名があると知り
日本語って風情があっていいなぁと再認識。
ヤンソンの誘惑という料理、美味しそうなので作ってみよう。
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和菓子のアンを読んでその勢いのまま購入。好きな作品もそうでもなく作品も、知らなかった作家さんに手軽に出会えてアンソロジーってお得!って思った。「トマどら」「糖質な彼女」「古入道きたりて」が個人的に好きだったかなー。