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思い出しては読み、思い出しては読みしてようやく読み終えました。「糖質な彼女」「古入道」が好き。
「古入道」は、小説で無音ってどうしたらいいんだろう、って考えていたので答えを示唆されたようでした。畠中さんのやつも好き。御岳さんには年上がいいんじゃないかなあ。
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個性豊かな作家陣の、
和菓子にまつわるお話の数々。
恒川さん、いつもの雰囲気が感じられて良かった。
知らない作家さんも、有名な作家さんもいたけど、
それぞれの和菓子愛が感じられる贅沢な一冊。
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和菓子をテーマにした10人の作家の短編集。「和菓子のアン」の後日談を読みたくて購入したのですが、う〜ん、残念ですが、あんまり面白さを感じなかった。 それぞれ個性のある話が読めて、今まで読んだことのない作家との出会いにもなりました。「トマどら」「融雪」「しりとり」が好みなので、この作家の作品を読んでみたいと思います。
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和菓子に関する短編集です。
坂木司さん、北村薫さん、畠中恵さん以外の方は初めて
読みました。
和菓子の知識が増えたなぁと思える話ばかりです。
よかったのは坂木さん、日明恩さん、北村さん、畠中さん
でしょうか。他の方でちょっと何を言いたかったのかがわからなかったのがあったので、★-1で。
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帯文:”坂木司が大好きな作家たちにリクエスト!” ”十人の人気作家による美味しい詰め合わせを召し上がれ!”
目次:まえがき 坂木司、空の春告鳥 坂木司、トマどら 日明恩、チチとクズの国 牧野修、迷宮の松露 近藤史恵、融雪 柴田よしき、糖質な彼女 木地雅映子、時じくの実の宮古へ 小川一水、古入道きたりて 恒川光太郎、しりとり 北村薫、甘き織姫 畠中恵、塩をひとつまみ 坂木司
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アンソロジーの良いところは普段読むことのない作家さんの作品を気軽に読める事だと思う。
どちらかというと作家さん名で作品を選ぶことの多い私にとってのアンソロジーは品評会的なものだけど、丸々一冊当たりだと思ったものはまだない。
本作も面白い作品、作家に興味を持てる作品、苦手な作品、読むのが苦痛になる作品と揃っており、「和菓子のアン」の続編を読めたことに対しては☆5つだけど、全体を通して☆をつけると2.8という感想。
…楽しみの読書に苦痛が生じてしまったのが本当に残念。
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和菓子をモチーフにこんなにも多彩な世界が現れるとは想像以上で、面白かった。初読の作家さんが多かったけど、他の作品も読みたくなりました。
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ほんわかミステリー坂木司の傑作、「和菓子のアン」。そこから派生した和菓子を題材にしたアンソロジーです。
大御所からあまり知らない人まで様々ですが、内容的に刑事物からSF迄物凄く幅広い作品集になっています。日月恩さんの刑事物が僕的にはツボでしたが、読む人によって色々な側面が感じられる良作と思います。
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タイトル通り、和菓子がテーマのアンソロジー。
和菓子のほんのりした甘さのようにほっこりする話が多し。出てきた和菓子を思わず検索、食べたくなった。
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色んな和菓子のお話すごく良かった!!
好きだったのは坂木司と柴田よしきと畠中恵かなぁ??
やっぱり和菓子のアンは好きだ。
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坂木さんご自身があとがきで、「明るくおいしく楽しいものを思い浮かべる方が多いのでは」と書かれています。
その通り!!
私ももちろんそう思っていました。
だって、『和菓子のアン』の著者である坂木司さんリクエストのアンソロジー』なんですもの。
甘~くてハッピーなお話ぞろいと確信していました(笑)
が、違うのです!
個人的には好みでないものもあり…
坂木さんの『空の春告鳥』は『アンの青春』で既読でしたし…
ちょっと残念。
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坂木さんの後書きのように、和菓子のお題の物語は、自分の期待をいい方向に裏切るものだった。中でも好きだったのは次の二作品。
父とクズの国。大嫌いだと思って避けていた父親。うまくいかなくて自殺しようとした時、幽霊で出て来てかわす会話。なんでもないような言葉に暖かさが溢れていて、ジーンとした。
古入道きたりて。個人的になぜか好きな戦争モノの入る話し。何にも満たされない時に感じる甘いものの強烈な印象。不思議な世界感。切なくて、餡子の味わいにも似た優しい甘さの作品。
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最初の「空の春告鳥」でほっこりして「チチとクズの国」でちょっと涙腺持っていかれて「糖質な彼女」でイライラして「しりとり」でまだほっこりして最後の「甘き織姫」でスッキリした
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10人の作家陣による、和菓子を軸にした短編集。作家さん毎の色が見事に出ていて、楽しく読めました。 食を大事にする人は美しい、と思います。そして食べることは生きることに繋がっていますね。美しい人生には想いのこもった甘味がある。10篇の中でとりわけいいなぁと思ったのは、近藤史恵さんの迷宮の松露、恒川光太郎さんの古入道きたりて、牧野修さんのチチとクズの国、北村薫さんのしりとりは謎解きものとして別格に楽しめました。 食べたい!と思ったのは日明恩さんのフルーツどら焼き、柴田よしきさんの泡雪羹とベジタブルランチ(笑)
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10名の作家によるアンソロジー。共通点はタイトルの和菓子。
こんなにもジャンルが広がるんだなぁと、作家の力を感じました。
近藤史恵の「迷宮の松露」、柴田よしきの「融雪」
畑中恵の「甘き織姫」がなかでもいいなぁと感じました。今回は、女性作家による女性が中心の話に惹かれました。重なる部分があったのかな?!