紙の本
多彩な魅力の中心は人間
2014/08/15 20:08
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投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらためて原さんの能力に唸らされる一巻。
内容は前後半で大きく変わる。
秦国内部の動乱が一応の決着を見てから、一転、またしても外部との対決へ。
物語全体を見ると、もちろんそれぞれ(とくに前半)
印象的な盛り上がりはあるにしても、
ともにより大きな動きへと向けて、まだまだ前座の段階だろう。
それでも、いや、だからこそというのか、
多様な魅力があふれ出てくるようでワクワクする。
陰謀、知略という頭脳ゲームの要素、
肉体のぶつかり合い(一回り大きくなった信は迫力を増した)、
過去の伝説、未来へのまなざし(今後の信を象徴する言葉も113ページに登場)
という時間的な広がり、それとからむ「成長」の要素、
人と人との絆、いつものさりげない笑いから、
ラブロマンスの要素まで。
なかでも、人物を魅力的に描き出す技がすばらしいと思う。
今回は何といっても成キョウだろう。
秦王である政に敵対する立場として、つまり悪役、憎まれ役とした成キョウの
人間としての深みがここで掘り下げられる。
続く新しい展開の中でも、またとんでもなさそうな連中が登場するし、
懐かしささえ感じさせる騰など、既にお馴染みの面々も、
その魅力が少ないスペースできっちり描かれている。
こうして一人ひとりの個性や魅力が丁寧に描かれるからこそ、
全体として圧倒的な面白さになるのにちがいない。
次からはまだその個性も十分には示されていない大物の敵たちとぶつかり合うことになる。
信やキョウカイたちがどう立ち向かうのか、今から楽しみだ。
紙の本
そうか~
2021/08/24 23:34
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投稿者:suginahagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直いままでは、大王さまの弟君は好きではなかった。嬉しい手のひら返しと、とんでもない仇が返ってくる巻。
電子書籍
成きょう死す
2020/02/18 11:43
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投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
呂不韋の陰謀で反乱軍の首魁とされてしまった王弟・成きょう。監禁されていたが、自力で抜け出して反乱を失敗させるも、自らは戦死。政は、大事な味方を、また一人失ってしまった。
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通勤中に読むと、ドキドキして泣きそうだったり吹き出しそうだったり、きっと変な顔になってるのでよくない気がする。
蒙恬いなくても、王賁の一言が嬉しい。
3か月後が待ち遠しい。
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成キョウがあまりにも成長していて、あんなことになって泣ける。なんでだーって言いたくなっちゃう。瑠依がかわいそうだ。
次の魏戦では魏火龍3人が敵みたいな感じだけど、見た感じレンパ四天王みたいな感じで強いんだろうけどイマイチ感が否めません。次巻を見てその感じが間違いだったことを祈るのみで(笑
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策略によって、反逆者扱いとなってしまったセイキョウさん。
彼の一生はどうだったんでしょうね。悪役としても嫌いではなかったですが、特に一度、政と共闘してからは落ち着きと、知略もあり、王として相応しい器にかなり成長していたんだと思います。救出は間に合わず没してはしまいましたが、最後はルイを思い、秦国を思って逝ったあたりがよかったです。
今後、強くなったルイが政とともに作り上げていく中華に期待してしまいます。
それにしても、壁が将軍まで上っていたとは。
家の出が・・・(ry
テンちゃんと、キョウカイが可愛いんですけど。
二人とも髪の毛もちょっと伸びて女の子らしくなってますね。
壁はセクハラ視線してましたが笑
後半は新たな戦争のお話。強そうですね。ファルファルファル。
四コマも素敵でした。誰だ、キョウカイに「俺も触りたいって言ったやつ!」うらやまけしからん。
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屯留反乱戦、史記には書かれてないけど成嬌をいいもんにして死なせたのは作者の優しさ感じる。だんだん呂不韋の書かれ方が下衆くなってきてるきがする。著雍戦後で秦国政権争い決着するかな。
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仕組まれた反乱。自ら兵を興した成キョウだが、屯留に巣くう反乱軍のしかけた罠にかかってしまう。 飛信隊は、異変を知ったエイ政の勅命を受けて…!(Amazon紹介より)
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王弟セイキョウの心が移ろいで行き、
政と心が通い始めた頃の死に涙です。
そして、戦は魏火龍の登場へ。
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泣いた。
屯留編、報われてほしかった。
セイキョウすごくいい男になったのに。
あのセイキョウがまさかの純愛とか!
瑠偉がかわいいのにできる子なのも良い。
そしてテンとキョウカイがさらにかわいくなって飛信隊は華があって最高だね。
信はどっちとくっつくんだろう。
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成きょうー!!!(´;ω;`)
あまりの成長ぶりに驚いた…
羌かいやテンの成長ぶりにも驚き。。
お姉さんになって…!!
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更なる成長を遂げた飛信隊!
羌瘣も河了貂もカワイイ!!
あれだけ憎たらしい成蟜。
それでも、ピンチには何とか命を繋ぎとめて欲しいと思う。
そして再度「魏」との戦い。
統一までの道のりはまだまだ遠い。
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再読。信と羌瘣の成長に伴う飛信隊の更なる成長。ただその力を持ってしても救えなかった命があって。ただ、もともと無茶だった命を救えそうなところまで持っていったのにはハラハラした。呂不韋との政戦も激しさを増してゆく。
秦魏戦第3ラウンド開始。今度は魏火龍ときたか。次巻も楽しみ。
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成蟜はなんか、かっこよくなったなあ。成蟜のことが大好きな瑠衣様かわいい。
そして飛信隊!強くなったー!信は矛使ってるし、羌瘣は安定した。そしてきれいになった。4千人将と千人将かー。信と羌瘣が、なんとなく王騎と摎みたいに見えてくる。
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あの成蟜がここまで格好良くなるとは。
そして、王賁と信では、
傷の感じとか見てるとまだまだ王賁の方が強いようね。