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柚木さんのお話には「痛快」という言葉がピッタリだ!
私は耶居子までいかないものの、
美人コンプレックスは人よりでかいと思う。
何で私の周りは可愛い子ばっかりなんだろうって、
そうでない私はひそかにいつもかなしかった。
そんな自分がいちばんみじめで嫌いだったから、
明るく振る舞うけど突然がくって卑屈になる時があって、
自分の顔は鏡を見たくないくらい嫌いだしそんな自分の中身も大嫌いで、
なのにそういうしがらみに甘える自分も大嫌いで
なんて言うかどうしようもなかった。笑
今はちょっとはマシになってきたけどね。
だから何度「美人だったら」と思ったか正直分からない。
でもそれは美人だったら解決する問題でもないことは、
最近薄々分かってきたつもりでいます。
人生にもしもはない。
生まれ持った自分でどう生きるかこそが、
人生の永遠の主題で醍醐味なんだから。
と、言えるようになったのはごく最近のお話。笑
人は多かれ少なかれ自分にコンプレックスを持っていて、
特に女は美醜というわかりやすい形でそれが表れるけれど、
それを活かすも殺すも結局自分次第なんだよね。
耶居子のありあまるエネルギーを料理に注ぎ込むことで
色んなものも見えてくるし分かってくる。
人生ここまでうまくいかなくとも、
少しでも自分で自分を認めてあげることで人は救われると思う。
それに気付けるか気付けないかが人生のミソだと思う。
長々すみません、素晴らしいわ柚木麻子。
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一気に読みすすめた。
面白い。
ただちょっと薄っぺらい気がする。
新幹線の暇つぶしとかに読むには良いかも。
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この人の作品は初めて。
荒らしを肯定するわけではないが、彼女の気持ちは分かる。
上滑りのいい人トークは、辟易する。
こんなに気持ちのいい悪意を書けるこの人の本をもっと読みたくなった。
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耶居子はひきこもりだったけど、パワーがすごい。そのパワーに、みんなが引き寄せられていくのがなんだか気持ちよかったです。お菓子、食べたくなってハッピーターン食べちゃったw オマケの耶居子の日記、はじめはコレ要らないかな〜? とも思ったけど、小説じゃなくて、人のブログを読んでいると思えば面白かったから◎。そして、この小説、ドラマにもなってたのか〜、見たいな。
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「美人」であることや「セレブ」であることは、「ぶさいく」であることや「貧乏」であること同様、その人が望む望まないと関わらず、生まれるときに背負わされてきたものだったのだな、と。
その感覚を他人事ととらえなければ、人は人をもう少し理解しやすくなるのかもしれませんね。
少々のやり過ぎ感は感じましたが。
そして、どうせ背負っていくのなら、やはり「美しい」ものを背負っていきたいもんだ、とも思ってしまいましたが。う〜ん、私もまだまだです。
▲安全な場所で好きなものだけ見つめて生きていくのって、なんか違う気がする。思い切って、苦手な領域に飛び込むことで見えてくるものもあんのかなって、最近思うようになった。少なくとも恨みやわだかまりからは解放される気がするんだよね▲
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やいこちゃんと友達になりたい!!
ユリエみたいにびじんじゃないけど、
やいこみたいな、自由で媚びない人には本当憧れる。
人生って、誰でも平等にハードなんだよ。
この言葉はささる。
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サクサク読めた。
ありえない位によく出来た話。
現実的に考えて読み進めると少し白けてしまうが、少女漫画を読んでいる感覚で読むと楽しめる。
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女性の裏の姿を
見られた。
みんな
いろんな
悩みを
抱えて生きている
でも、自分に
正直に
まっすぐに
それが
かっこいい生き方
2014.7.1
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面白かったけど、結局は美女はイケメンと結ばれ、欲しいものを手にするのだなーというシンデレラストーリー的な感じがあった。あとヤイコが監禁されて、いたぶられるシーンは想像するとホントにかわいそう!
ただ、作品の要旨として、太っていてブサイクでも、自分の意志をしっかり持って、まっすぐに生きる方が、回りに合わせて自分を殺して生きるよりもカッコいいんだなというのは伝わってきた。
あまからカルテットがかなり面白かったから同じ作家さんのを読んでみたけど、その期待にはちょっと及ばなかったかなという感じも。
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手っ取り早く美人になるなら何かを慈しむこと・・・
自分以外の何かに手をかけて導いてやること・・・
守りたいことがあることは、美しいこと・・・
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2014.7.12読了
女子は絶対好きなお話だと思う!すごい楽しくて終わってしまうのが残念だった( *´艸`)読みながら自分をちゃんと持っていることが大切だなぁって思った。みんなにおすすめしたい♡
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#bookoff耶居子のひねくれつつも本音炸裂なキャラクターが楽しい。このひねくれ方には無縁だけれど、本当の希望を把握すること、周りの期待する振る舞いからの開放は共感するところもあり。
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一気に読んでしまいました!
主人公はもっと暗くて嫌な奴かと思ったけど、生きるパワーが凄い。ストーリーもテンポよく、面白かったです。
森3中の黒沢さん主演で実写化されてるようなので、そちらも興味が湧きました。
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柚木麻子にはまってます。
この話は若干出来すぎた感じも否めませんでしたが、こういう話も割と好き。
ダメな人間がちょっとずつ良い方向に向かっていく話は、読んでいてわくわくするし、力ももらえます。
この話の場合は自分の意思とは違うところで、でも抗うこともできずにちょっとずつ変わらされていき、その変化により良い考えができるようになって自分の意思でも変わり始めると言う話。
『終点のあの子』に名前だけ出てきた奥沢エイジも登場します。
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美女を作るのは環境
守りたいものがある女は、皆ことごとく美しい
自分をどれだけわかっているかで、女の魅力は決まるのかもしれない。美しくないというだけで、すべてをあきらめる必要はなかったのかもしれない。