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はまっている柚木さん。
実家に帰る特急の中で読破しました!
ところが実家に帰ったら・・・母親の本棚に同じ本が。
やはり血は争えません。(笑)
美女たちが住む家に同居することになったブス女。
考え方などどんどん変わっていきます。(お互いに)
読んでいて爽快なストーリー。
柚木さんは女性たちのお話が得意なのかな?
もっともっとたくさん読みたいです。
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「美人」か「ブス」か。
どちらか選べると言われたら美人になりたいけれど、美人だからといって何もかもが上手くいくわけでも、ブスだからといって何もかもが上手くいかないわけでもないですよね。
そういう意味では、「ブス」だから、と周りを妬んで引きこもって、呪詛を吐きながら生きるのも、「美人」だから、と叩かれないよう自分を殺して曖昧に微笑んで過ごすのも対極でいて似ているような気がします。要は容姿に囚われすぎなくてもいいんだと思います。容姿の持つ影響力は大きいけれど。
本書では変わった共同生活を経て、互いの強みを吸収しながら自分にしていた「言い訳」を捨てて強くなっていく魅力的な女性が描かれていました。
綺麗な部分だけじゃなくて醜い部分もしっかり書かれているのがまたいいですね。人間だから、時にやさぐれて八つ当たりしたくなるような時期だってありますよね。
それから改めて思ったのは、それぞれ人にはその人に合う活躍できる領域があるということ。女子大卒業後に入社した保険会社は、同僚になじめず半年で辞めて、アルバイトも続かなかった主人公だけど、それは主人公が駄目だったというより、主人公に合わなかったということに過ぎなくて、そういう意味で自分を知って、自分が一番輝ける場所で働けるというのはとても重要なことに感じます。
我慢強い人ほど合わない環境でもなんとか耐えて過ごしたりするけれど、本当は一歩踏み出したらもっと自分に合うところが見つけられるんじゃないか、なんて。
なので、一歩踏み出した人たちの物語はカッコよくて魅力的。
それから個人的には番外編の「耶居子のごはん日記」が大好き。本書に出てくる食べ物たちにはすごくわくわくさせられます。初柚木さんでしたが、おもしろかった。
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人にとって顔の美醜って、その捉え方によっては少なからず生き方に影響を与えかねないものだとは思うけれど、その問題を軽妙な語り口で読ませてくれて、ポジティブな気持ちにさせてくれる爽やかな小説だった。ドラマにもなっていたという事を読後に知ったけれど、ドラマで紹介されるお料理が見たかったなあ。
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とにかく!面白かった!最初は美人の人達とブスな女子が突然同居することになり…ってくだりだったから、ちょっと陰険、暗い、ドロドロ!?なんて思ったのだけど。全然!登場人物のそれぞれが魅力的で美人でも、そうじゃなくても大好きよ!って叫びたくなった。自分も自分の間まで、綺麗になりたい。そして人生楽しみたい!って思ってしまった~。
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ネットを荒らすことが生きがいの主人公が、思いもよらないきっかけで、「嘆きの美女」サイトの美女たちと同居することになる…。
やっぱおもしろいわー。美女たちの言動は「そういうの、あるある」と納得だし、ヤイコの嗜好は「わかるー」と共感。ジャンクな味とサブカルな固有名詞が。でもただ意地悪な描写だけにならず、どの登場人物もそれぞれにまっすぐなところが読んでて明るい気持ちになる。
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私はチビデブスなので、耶居子の気持ちが痛いほど分かった。美人もブスも辛い。分かっていても、美人を僻んでしまう自分の心情が上手く文章化されている気持ちでした!
序盤までの耶居子なら、私が演じられそうです。
あぁ、美女に生まれたかった…。
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もうね読みながら主人公のヤイコをずっと応援してた。こんなに登場人物をひたすら応援することなんて、ほぼないよ。せっかくうまく行っているのに、ヤイコはついひねた態度を取る。あーーなんで人の好意に甘えられないかなーーってやきもきする。でもヤイコって人に媚びたりしない。その点私は八方美人だ。もっと自分の主張を持った方がいいよねって思い知らされた。
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面白くて、30分だけ読むつもりが全部読んでしまった。美女とかブスとか関係なく、みんな必死にかっこ悪く生きてて、それがどうしようもなくかっこいい。大事なのはさらけ出すこと。
そして最後、きゅんとした。バレンタイン、どうなったんだろう?想像してにやける。
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美人でも、色々困ったことは起こるし、辛い思いもするし、コンプレックスもあって。なんでも外見のせいにして、周りのいじめや、声や、視線に怯え、卑屈になっていたら、もったいない!何かパワーがある!って、感じさせてくれる本でした(*´-`)
やいこ、好き!
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心がブスな耶居子が美人達にちやほやされて、それをバカにしてる感じとか、なんだか、耶居子がムカつくんだけど、放っておけない感じ。話とテンポもボリュームもよかった。お菓子の名前とか出てくるの楽しい!女性作家の作品はやっぱり好きだな。
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美女4人が暮らしている豪邸に
見た目もいまいちな引きこもりニートが転がり込んで、
共同生活が始まる。。。なんて
現実ではあり得ないような設定。
でも、最後にはみんな本当にやりたいことを見つけて
自分らしく生きていてうらやましいと思った。
ちょっと、うまく行きすぎな気はするけど。
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美人は偏見なく自分も他人も受け入れられる。
こういうくすぶりを治すコツ。それは自分から離れてみる。そして他のものを慈しむこと。
最初は、卑屈な人の妬みか...って思ったけど、もっと奥深くて面白かった。
どんな人もそれぞれにコンプレックスや卑屈なところはあって。それを隠して隠れていきるのか、諦めて認めて生きるのか。前者だった主人公が、自分の良さに気づき嫌な部分を認めて行く姿がよかった。
恋人、パートナー、子供がいる人に余裕のようなものを感じるのは、慈しむ相手がいて、自意識が抑えられるからなのかな。って少し納得。
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凄く読みやすくて、夢中になって読む。
ですが、読後に、人生、こんな上手い事いかないよなぁー、と思ってしまう私は、キきっと、チャンスを逃がしてしまうタイプだと思う(笑)
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面白い!
美女との交流も
ドラマになりそうとおもったらドラマ化してた
黒沢で!
最高なキャラ設定です
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最近この人の作品が好き。人の綺麗な部分も汚ない部分もライトに書かれていて、すんなり心に入ってくる。コメディ感もあって楽しめる作品。