紙の本
「性」の歴史
2020/05/12 13:12
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
積読本消化。
男女間や同性間の愛憎劇による日本通史。「乙女の視点」とは「性」の歴史を週刊誌風に語ることのようで、この切り口で女性が歴史を楽しめると考えているのであれば、これこそ女性蔑視のような気がします。逆に男性の方が喜ぶのではないでしょうか。ちなみに歴史にあまり興味のない私の妻は期待外れとの感想。ただ歴史はとっつきにくいと敬遠している方には、ゴシップ中心の本書は読みやすいので、歴史の入口としては良いかもしれません。一方、日本史に精通している方には、目新しい情報は皆無に等しいので、ご注意を。
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女性目線で日本史の局面を切り取って解説した一冊。歴女好みの戦国時代から江戸幕末の比重が高いようだが、愉快なイラストやゴシップ記事風の記述が挿入されていて楽しく読める。
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ちらっと中身を見た感じ、自分が今まで読んできた本に比べてちょっとぶっ飛んでそうだと思ったけど、うん、予想以上だったな
そして終始ワイドショー目線な上、各章に挟まれる週刊誌的ページ...こういうのが好きな人にはうけるんだろうけど
私はこういうのが苦手なんで、結構序盤から妙な疲れを感じながら読み進めることになってしまった
てか乙女目線ってそういうことなの...?って 違うと思うけど思ってしまうくらいゴシップ色強かった
一方で、日本史で習った人物達の意外な繋がりとか性格とかがとっても多くて、「へーそうだったんだ!」って思う事も多くてそれは読んでて面白かった
やっぱり授業という限られた時間では必要最低限の人物関係しか語られないからね
あとは紹介されてる文献や作品は面白そうなのがいくつかあってそこもよかったな(まさかの文豪ストレイドッグス出てきてびっくりした!)
ただ、最後に一覧で纏めて欲しかったところはあるけどね 気になったやつメモしながら読むんだった
骨からよみとく的なやつがすごく気になるから、後でメモって図書館で探してみようかな
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なかなか楽しめる。
女性の目線での、歴史観なので、これまでとは違った解釈で歴史に触れることができるかもしれません。
こんな本が増えると楽しいですね。
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面白おかしく書かれた歴史本大好きなので手を出しました。
期待を裏切らない出来でした…日本史の勉強にはほとんど
役に立たないと思いますが、その分
「教科書でわからない日本史」で、むしろ人物の人柄などから
掘り下げているので、歴史もこういう勉強すれば詳しくなりそうだなぁ
な一冊。
コラムなどもあちこち入っていて、退屈させないです。
ここはひとつ!続刊も是非文庫化お願いします!
持ち歩くの楽しい本なので文庫で読みたい!
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ずっと気になってた本。男性向けではなく「乙女向け」の日本史本。どのトピックもにやにや。そして、「へーそーなんだ」「そんな視点もあるのか」っていう感じ。乙女のための参考図書もなかなかいいセレクト(気になってた本がいっぱい)。広く浅くだけど、割と読み応えあり。
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ありそうで無かった乙女向けの歴史の軽い本。
歴史の軽い本を読もうとすると、男性向けの下世話な話になって、そこが鼻について女性には読みにくかったところを、乙女目線から読むことで解消しています。
女性にはおすすめの日本に入門書です。
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「さよなら、おじさん史観」というキャッチフレーズのもと、乙女の目線で日本史を見直した歴史雑学本。 ―― http://bookmeter.com/cmt/41254305
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タイトル通り、乙女視点の日本史雑学書。読みやすい文章なので、歴史は難しいから苦手、てかたもスイスイ読めると思います。
作者独自の解釈で、今まで男目線で語られて作り上げられた俗説をぶった切る語りも痛快。
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歴史に関する本の中でもとてもすんなり読めて、入門編にピッタリだと思いました。
学校の歴史の授業に出てくる武将や偉人たちの意外な素顔が判明したり・・・(笑)
「歴史の本なんて普段読まない!
難しそう!」
という方にもおすすめできる一冊です!
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神話の時代から昭和初期までの歴史の話を、それぞれの時代ごとに分けて、女性目線で書かれた本。
各章の最初に主要人物の話が漫画で描かれ、各章のラストに登場人物の簡単な説明と、歴史をテーマにした漫画の紹介がある。
また、コラムとして本編とは違う話も取り上げられていて、その時代のことが大まかに理解できる。
ティーンズ向けで、簡潔。
今までよく聞かれていた定説を覆す内容も載っているのだけど、必ず理由や根拠があってのことなので、納得させられる。
女性向けなので、女性に関する内容が多い。
特に結婚や恋愛に関して。
戦国時代の女性たちは、男の政治の道具として無理やり結婚させられたとの通説だったが、女性が同意しなければ結婚させられることはなかったと知りびっくり。
平安時代の通い婚は、女性は口説いてきた男を拒絶できないとか、有無を言わさず襲われるとかで、女性の意思はないと思っていたが、女性の寝室には鍵がかかっていて、許可がなければ鍵を開けられないので、女性側にもある程度の同意があったとか。
江戸時代までの性はわりとオープンで、婚前交渉は普通だったと。
結婚まで処女だったのは、よほど身分の高い女性のみで、逆に高名な武将に抱かれた女性は、「○○さまに抱かれた女」ということで価値が上がったりしていたと。
処女性を重んじるようになったのは、明治時代開国してキリスト教の教えが入ってきてからのことだそうな。
昔は男同士の親友は、セックスできるくらいの気持ちだったそうで、単にゲイだから男同士でしたのではなく、むしろ絆を深めるためにしたというケースがほとんどだったらしい。
だから、歴史書に男同士でしたことが書かれていても、だからゲイだったというわけではないらしい。
そういう視点で書かれているので、普通の歴史よりはかなり面白い。
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「脱オジサン史観」をうたい文句ににした本。
確かに孝謙天皇や、日野富子、茶々のように、根拠がないまたは僅かな史実から極端に悪女化され、そのイメージがいまだに再生産されている現状がある。
「それ、おかしくない?」という声が今まであまりなかったのは不思議。
サブカル系の本でこういうものが出てくるのはとってもいいことだと思う。
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女子高校生です。来年から日本史を取るので、何かの助けになればいいなと思い読みましたが、皆さんおっしゃっているように、あまり品が良くないです。頭には入りましたが、、、。
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教科書通り、定説通りではない歴史の本。
『乙女の日本史』、確かにちょっと品があるとは言えないかなあ…
それでも、なるほどそんな見方もできるのか、っていう噛み砕いた歴史の本を読む醍醐味が味わえました。
この手の本、もっと読みたいな。色々探してみよう。
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乙女ってそういうことね。本を読む前にレビュー読まないようにしていますが、読めばよかったかな。こういう系あんまり好きではないので途中でやめちゃった。でも、取り上げられた物語で気になるものはいくつかありました。いろんな読み方があるのね。ひとつひとつの物語を読んでるときに、こんな解釈もあるという感じで取り上げられるならいいけど、こういうネタばっかり集められてもね。どこかの冊子に、オススメとして挙げられていたが、人を選ぶかと。