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トルコと日本の壮大な歴史の物語でした。
自体を超え、義を大切にし、助け合う世界。
とても美しく、感動しました。
あっという間に読了するほどのめり込める良い本でした。
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史実に基づく物語。
エルトゥールル号事件とトルコ航空による邦人救出について、初めて知った時には衝撃を受けた。
もし自分がその場に居合わせたとして、彼らと同じように見ず知らずの他人を助けることができるだろうか?
自分が受けたわけでもない、先人が受けた恩を、自分の命が危険に曝されるかもしれない状況下で、恩返ししようだなんて考えられるだろうか?
人と人との繋がりが希薄になってしまった現代にこそ、多くの人に知ってもらいたい出来事。
トルコと日本が、これからも良い関係を築いていけることを切に願う。
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僕は串本の人たちのように見ず知らずの外国人を救う事が出来るだろうか。逆にトルコの人たちのように受けた恩を100年も忘れずにいられるだろうか。忘れるどころか命がけで恩を返す真似なんか出来るだろうか。
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明治時代に助けられた記憶を1世紀の間語り継ぎ、その恩に報いたトルコの人々。
当時の日本人は何も見返りを求めずにエルトゥールル号の船員を助けた。
今の日本人は「世界のどこに出ても後ろ指をさされない」のか、いささか疑問だ。
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久々に面白い本に当たった。日本とトルコの深い繋がりの話。教科書には載ってなかったけどね。こういう大事な話はもっと教えた方が良い。知らない日本人は恥だっていうぐらい皆が知るべきお話です。
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こんなにも美しい物語があるだろうか。
語り継がれる恩。自己犠牲という話ではない、ただ行動してしまう心。
自分を顧みて、
感謝の念を常に忘れず、さらにそういったことに敏感にいたいと思う。
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エルトゥールル号の奇蹟、トルコの恩返しの物語。
明治の難破船の乗組員を救った村民の救命活動と日本政府の支援の手厚さ。まさか、日露戦争の黒海艦隊の話まで繋がるとは、知らなかっただけに、驚きでした。
その100年後、戦争突入直前のイランに日本人を助ける為の飛行機を飛ばしてくれていた史実。
あの危機的状況の中、200名以上の邦人を救う決断を下してくれたことに、トルコ政府とトルコ人に、心から感謝したい気持ちでいっぱいになりました。正直、涙腺が刺激されました。
当時の日本への恩を語り継いできたトルコ人々。
もちろん、トルコの大震災時に、仮設住宅の提供などで、さらなる支援をした日本ですが、両国の関係について、語り継いでいないことに、大きな差を感じました。
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昭和60年のイランからの邦人脱出、そしてそれに遡るエルトゥールル号遭難事件。この2つの事件の主役となった日土両国の知られざる友情を、この本は強烈に伝えている。これは、自分が日本人であるこあるとを誇りに思える1冊である。
請求記号:913.6/A38
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史実に若干のフィクションを加えて、人間ドラマに仕立ててある。感動を呼び起そうとする著者の意図が透けて見えて、ちょっと冷めてしまった。よく調べてはあるのだろうが、男女の込み入った感情は余計だった気がする
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エルトゥールル号の話は知っていたけど、当時の状況が丁寧に描写されていて、良かった。トルコと日本の友好関係をどれだけの日本人が知っているんだろうか。語り継いでいかなければならない物語だと思った。
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耳にしただけで涙腺が緩む単語が私にはいくつかある。最近は歳のせいか、昔より涙もろくなっているような気もするが、この本に登場する『エルトゥールル号』もそうした単語のひとつだ。
といっても私の感涙ポイントはエルトゥールル号そのものではなく、イラン・イラク戦争の折、自分が直接助けられた訳でもないトルコ人が日本人に対して示してくれた態度のほう。
危険を承知で飛行機を飛ばしてくれたトルコ航空のクルーはもちろん、イランとトルコは地続きだから、と自国の飛行機を日本人に譲り、車で避難したトルコ人達には本当に頭が下がる。
私がその立場であったら、自国民を優先して当然!と自分の権利を主張してしまいそうだ。(今後、もしそういう場面に遭遇したら、この話を思い出してみようと思った。)
車でトルコを目指したトルコ人たちについて、その後は書かれていなかったと思うが、全員、無事に帰国出来たのだろうか。
難破したエルトゥールル号の乗組員を救助した串本町の人びとについて、なけなしの食料を供出したり、自ら荒れた海に入って救助にあたったことはこの本で初めて知った。彼等もまた尊敬に値する人びとだと思った。
さしあたって、イラン・イラク戦争のときの恩に報いるため、テロや金融不安で揺れているトルコに対して、日本人ができることは何か考えてみたい。
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エルトゥールル号遭難事故はなんとなく知っていたが、トルコの人たちに語り継がれ、実際100年後に日本に恩返ししてくれるなんて。
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泣けました。イラン国民が100年前の恩に報いるため、戦火の真っただ中、日本人救出の為にイランへ飛行機を飛ばすことを決断する、感動物語である。だとすると一方、戦後70年経ても恨みを忘れない隣国にも多少共感できる。
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トルコと日本の友好の絆を描いた実話。
イラン・イラク戦争でイランのテヘランに住む日本人が国外退去の緊急避難の際にトルコが自国民より優先して日本人に救援機を手配した。その理由は明治時代にエルトゥルール号の紀伊半島沖での遭難救援に貢献した日本への恩返しであった。
その当時の事件を臨場感をもたせて描かれている。
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熱い。熱い。涙が一気に溢れるシーンが多い。
トルコって聞くと、そこらへんでシシケバブを売っている人たちくらいしか思いつか
なかった自分が恥ずかしい。現代日本人大反省ですよ。
昔の日本人は熱い。それを代々伝え聞いただけの血族でもないトルコ人達がそれ以上
に熱い。
この逸話は少なくとも100年先まで当たり前のように伝えないといけないし自分達と
子孫が『トルコに何かあった時は』の気持ちを自然に持てる日本人であり続けなきゃ
いけないと思った。