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信義厚いトルコへの感謝を忘れない
2016/02/22 07:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争状態になったら自衛隊機は行かれないどころか、あたりまえだけど日本の民間機はいかれず、当該地域の邦人は救出の手立てすらないままになってしまう。
助けてくれたのはトルコである。詳しくは是非読んでほしい。これほどまで100年の時を超え、日本への恩義を忘れずに助けてくれた国が世界にあることを。
私たちは、おそらく日本人の大多数はしらかったエルトゥルール号遭難救助のはなしである。でもトルコは信義厚く忘れていなかった。そして邦人を助けてくれた。
今の私たちはトルコの信義を心深く止め、忘れることなく子子孫孫に伝えねばなるまい。ただ平和と叫んで国会や周辺で暴れても何もならない世界に生きている。いざという時に信義厚い日本でありたい。そう願った。
トルコ人が大の親日家な理由
2018/05/25 17:16
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投稿者:tolk - この投稿者のレビュー一覧を見る
関西人で海外旅行が大好きなので、エルトゥールル号の話は知っていましたが、
とても面白く読み出したら止まりませんでした。
海外でトルコ人に会ったら、必ずこのエルトゥールル号の話が出ますので、外国とかかわる仕事をされている方におすすめです。
日本とトルコとの知られざる絆を紐解く長編小説
2015/08/17 12:37
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投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和60年、イラン・イラク戦争が勃発しテヘラン在住の日本人約300人はフセイン大統領による無差別航空機攻撃の期限までに脱出する必要に迫られます。ところが自衛隊は法規制により運用できず、民間航空機も運行を見送り、在留邦人の救出の可能性は消えたかに思われました。その時、自国民の救出よりも在留邦人の救出を優先して旅客機を派遣してくれたのがトルコでした。明治23年、トルコ軍艦エルトゥールル号は串本沖で遭難し、地元民の自らの危険を顧みない献身的な救助活動によって多数の乗組員が救助されました。「わが国は100年前の恩を忘れてはいません。いや、わが国に限ったことではありません。おそらく、それは地球に生きる人間として、きわめて当然のことなのです。人間である限り、恩は決して忘れません。恩を忘れない限り、歴史は紡がれ続けます。」旅客機の派遣を決断したトルコ政府要人の言葉です。100年前のエルトゥールル号遭難に際しての救助劇、イラン・イラク戦争下で邦人救出までの迫真の駆け引き。このようなすばらしい関係が日本とトルコの間にあることを是非、本書を通じて知っていただきたいです。
過去の歴史から学ぶ
2015/07/27 12:01
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投稿者:Yasushige - この投稿者のレビュー一覧を見る
トルコが親日国である理由がわかる本。
1890年、エルトゥールル号が和歌山県串本町沖で遭難した。多数の犠牲者を出したが、日本人による必死の救出劇で命を救われたトルコ人がいた。
トルコでは先祖代々この話が受け継がれており、、この恩を返すために、日本人に何かが起きたら必ず助ける、という気持ちを抱いてることがわかる。
舞台はイランの首都テヘラン。イラン・イラク戦争が激しさを増すにつれ、日本大使館テヘラン在住の日本人を日本に帰国させることを決断。しかし、日本から自衛隊の派遣は不可、テヘランとの直行便がなく安全の保証ができないため民間機の輸送も不可。しかし、途方に暮れた現地在住の日本人だが、そこに救いの光が…。そう、トルコによる日本人救出が支援が決定した。トルコ大使、トルコ大統領による決断であった。その背景にはエルトゥールル号、日露戦争の恩を返すとの思いがあった。
この本を読んで以下3点について考えさせられた。
1, 歴史を学ぶ重要性
以前からトルコは親日国であることは知っていたが、何がきっかけで親日国になったかは疑問に感じていたが、船艦遭難の救出と日露戦争の日本勝利が背景にあることがわかった。さらに、日露戦争の勝利がロシアの南下政策を阻止し、トルコが侵攻されずに済んだ。もし、日本が戦争に負けていたら、トルコはロシアに占領されていたかもしれないとも言われている・・・。
このように過去の歴史について幅広い知識を得ることができた。
2, 日本の安全保障制度
当時、法律の縛りが原因で自衛隊をイラクに派遣することがでず、日本政府としての役目を果たすことができなかった。
最近、与党による安保法案強行採決が話題となっており、テレビや新聞で反対意見をよく耳にする。しかし、安保法案が採決されなかった場合、海外の戦場にいる日本人は救出されるのだろうか?イラン・イラク戦争と同じ状況にはならないだろうか?このような疑問が浮かんだ。
3, 報恩感謝
100年も昔の出来事に対する恩を忘れず、日本人を助けたトルコ人の心に脱帽。テヘラン空港から出発するトルコ航空に乗り込む前に行われた、トルコ大使と現地トルコ人のやりとりには感激した。恩返しの心が両国の友好に大きな影響を与えていることがよくわかる。
歴史を学び、日本の現在の情勢と照らし合わせ、そして、報恩感謝の重要性を学ぶことができる一冊。究極を言うと、”恩返しの心”は平和構築には欠かすことのできないものであると感じた。
最初から最後まで涙腺を刺激し続け、感情移入の波が引くことがなかった。
風化
2015/03/19 11:58
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投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニュース、新聞等で事件・事故・災害の風化という言葉をよく目にする。自分は人の記憶に風化はある程度しかたないと思っていたが、親から子へ、子から孫へと語り継がれることによって決して風化などしないもだと思った。今現在でもトルコが親日国であるのも先人達の勇気ある行いとトルコ国民の代代にわたる語り継ぎの賜物であろう。
映画公開されました
2015/12/08 12:04
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投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
地図があればさらに読みやすいと思いました。日本ではあまり知られていない話かも知れません。トルコとロシアの関係もよくわかります。
面白い
2015/09/08 22:12
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投稿者:とちうし - この投稿者のレビュー一覧を見る
話とかテレビでそのようなことがあったことは知っていましたが、実際どのようなものなのかはしりませんでした。
読んでみてそうなのかと思いました。
ただし小説として読むと読み手選ぶかもしれません。
どちらかというとドキュメンタリー80 フィクション20という感じです。
純粋に小説としてはつらいかも。