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紙の本
設定は良かったです
2016/04/27 01:20
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
黒豹族の帝王×孤独な大学生。
研究者の父が亡くなったためモロッコへ来た立樹は、不思議な声を聞き取り…という話。
設定が詳細で、アラブな雰囲気が素敵。しかし話の構成が悪く、助長or駆け足に感じる部分が多かったです。
恋愛を会話のみで深めようとしていて、急に立樹がカイルを好きになった感じがします。
どうせなら事件に絡めた方が、説得力が増したんじゃないかな?日本的でない木々や用具に注釈もないし、キャラの感情の動きも併せて、読者に共感させようとする訴えが文章から読み取れませんでした。
☆3.7。
イラストは最高でした。
紙の本
切ない
2021/03/17 07:34
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
切ないお話でした。
やっぱり一番怖いのは人間だなぁって感じの話
立樹は赤子の時に両親を失い、伯父に養子になり
子供の頃から「大型猫科の声が聞こえる」ことから
社会に溶け込めないまま孤独に成長し、
養父の影響で動物の保護活動をしながら研究者にと
思っていたら・・・
その出自から、実験動物扱いです
(実は信じていた養父も・・・って切なすぎます)
カイルはカイルで、
感情等々(愛とか幸せ)がわからずに
立樹の心を踏みにじるような言葉しか吐けない。
まあ、わからない故に言葉も知らない感じで・・・
せっかくなんとか自分の運命を受け入れようとしている立樹を
けり堕とすみたいな
最後は二人なりのハッピーエンドではあるのですが
実は切ない終焉なのです。
帝国の最後の一人となった帝王
混血種であり番の立樹
種の違う生体を交配によって生まれた彼は
極端に生命力が低い。
多分、番のカイルと一緒でなければ生きていけない。
この二人が帝国の最後の二人で
スカラベに葬られるまで生きてはいくのでしょうけど。
終焉のハッピーエンドに切ない物語でした。
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