凡人ほどなぜ本書に惹かれるのか?
2014/09/28 09:45
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビジネス書のベストセラーになった前作
『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 』の
続編であり、実践編である。
かなりの期待を掛けながらも、続編というもののの持つ不完全性
(いわゆる期待値の高さに作品が追い付いていないこと)に心配
していたのだが、本作もそんな感じになっていると言えそうである。
読んでいるときは、納得できるのだが、読んだ後に残るものは余りない。
すーっと読める気楽さは、前作と同様だが、余り刺激がない。
つまりは、印象に残る個所が少ない。
実践にこだわりすぎたのか、続編を出すことが優先されたのかは分からない
が、ちょっと残念な感じである。
エリートという意味を、自ら解説している著者だが、私としては、
そんなことはどうでもよかった。
実りある著書を、じっくりと書いて欲しかったと思う。
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前編から続けて読んだ。
観察と感想に終始する印象で、面白くはあるが、だから?という印象はぬぐいきれない。自身が抱えるテーマや課題を解決する目的で読むと、内容が浅く、自身の目的とフィットしていないと、あまり面白くないかも。一流企業はこんな感じなのか、という各社の雰囲気を知るためにはいいのかもしれないですが。
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昨年末に発売された「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか? 」で、ビジネスエリートは超人的な能力やスキルを持っているのでは無く、実は基本に忠実+それを徹底して追及している。そしてそれが非常に大切だという事を事例を挙げて説明していたが、本書は、その「基本」とはについて再度説明している。しかし実践と書かれているが読んだ後あまり具体的なことは書かれていないなと感じた。
著者が定義したこの本での「基本」とは下記の3つ
1.成果を大きく左右する本質的で重要な事
2.多くの人が既に知っている事
3.継続的に実践する事が難しい事
そして世界のエリートはその基本を実践するにも共通点があり、その共通点は、ちょっとしたコツと心がけでまねできると言っている。
ちょっとしたコツ:基本を徹底させるために「自分の内面に積極的に働きかける」
自分の内面に積極的に働きかける内面ドライバー
1.自分はやればできると言う「自信」
2.自分が率先して貢献しようと言う「責任感」
3.自分が設定した「高い目標」に向かう信念
正直上記が書かれたプロローグだけで本書の全ては伝えきった感じがあった。
HBSで質問するクラスメイトの自信は何処から出て来るのか?→
・質問するまでに自分なりにしっかり予習を済ませ調べてきたと言う自信
・努力をして一定の知識を有しているからこそ知らない事を知らないと言い切れる基礎知識への自信
・質問をして再度説明をしてもらえれば必ず理解できると言う理解力への自信
正解のない問題を考える5つのステップ
1.自分ならどうするかと自問し「問い」を定義する
2.「問い」に対して、自分なりの「解」を言い切ってみる
3.自分の「解」のバックアップする根拠を探す
4.「解」を修正する
5.「問い」「解」「根拠」を再整理して自分の意見として明確にする
5分でチェックするポイント
・締め切り、目的、アウトプットイメージを再確認する
・作業スケジュールを立てる
・初動に取り掛かる
・中間報告のタイミングを当初の段階でしっかり予定する
・作業時間を「自分とのアポイントメント」と位置付けて厳格に管理する
人と戦わず、自分と競う事のメリット
・無駄な競争に巻き込まれずに自分の設定するゴールに最短でたどり着ける
・仮に競争に負けても過度に落ち込まない事
・人を蹴落としてまで這い上がろうとしない事
まず鏡の中の男からはじめて見る。鏡の中に映る自分が変わる事から始めてみる
I'm starting with the man in the mirror. I'm asking him to change his way.
(マイケルジャクソン Man in the mirror)
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つまるところ、人はそれまでの人生で選択したことの総体である サルトル
In the end, we are our choices.
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「実践編」ということで、具体的なノウハウが詰まった本かもしれない。少し期待したけれど、やはり、そう甘くはなかった。
何やらワークシートを使った自分見直しのようなことは書いてある。
とはいえ、読後感はとてもよかった。
その理由は2つありそう。
ひとつめは、著者の観察眼に共感できる部分が多かったこと。
本書の中では、ゴールドマン・サックス、マッキンゼー&カンパニー、ハーバード・ビジネス・スクールで出会った元上司、先輩、同僚、後輩、クラスメートたちが繰り返し登場するが、彼らエリートの振舞いが必ずしも天性のものではないと、著者なりの観察眼を通して主張している。
頑張れば、自分も、と思わせる書きぶりである。
ふたつめは、表現が丁寧でやわらかいこと。
読み進めるにつれて、前向きな気分になっていくのは、まちがいなくそのことが関係している気がする。
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20141006 読了
読書会で好きな著者さんから紹介された本。
仕事をしていると、どうしても目の前の作業に追われがちだけども、そうならないための基本がいくつも書かれていた。
ある意味で当たり前なんだけど、継続が難しいのが「基本」なんだなと再確認できた一冊。
また定期的に見直したい。
シェア&シェア、読んだら3倍考える、5分間仕事術、
大事なことは、一度しっかりと目標を定めること
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すべてのビジネスパーソンに気づきを与えてくれる本。日本だけでなく、世界で通用することを目指す人にオススメ。
ノウハウも具体的でイメージしやすい。定期的に見直しておきたいビジネス本です。
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前著に引き続き、読んでみました。
この類の本って、前著との重複が多いものですが、比較的独立した記述が多く、前著と同じくらい、参考になる部分がありました。
が、「参考になった」という感想だけではまったく意味がないので、この本で読んだ手法のうち「これはいい」と思ったものは、積極的に実行に移したいと思います。
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もう一人の自分に自分を褒めさせる well done
謝罪癖をつけない
翌日の体調を考えて、残業時間をコントロール
努力の範囲でできる外見的印象の改善
ワークライフバランスは、中長期で保つ
リーダーとは真っ先に行動すること
率先して、先導する
スモールウィンの積み上げ
オーナーシップ、当事者意識を
良いリーダーとは良いフォロワーになる人
ギブアンドテイクではなく、シェアアンドシェア
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一人一人が自信と責任感をエネルギーに変え、高い目標をかかげ達成していくことで前向きな社会が生まれると信じる向上心あふれる一冊。他人との競争ではなく、自分との競争に打ち勝つ重要性を説く。ビジネスの基本的心構えがわかりやすく説明されている良作。
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読むは易し。行うは難し。定番中の定番、定石中の定石。仕事に本気に取り組んでいれば誰しもが突き当たる壁である。
結局のところ、バランスとそのバランスをとるための判断の元になる価値観をどうするかに収斂していると思った。どうありたいか、どうなりたいかを自問し都度考えることに意味がある。誰しもが通る道であり、誰しもが別な判断をする。
自分自身、他の人に頼むのが下手だと思っているし、上司にもそう思われているのだが、問題点は更に掘り起こせば、各メンバの役割と能力の把握の欠如であると思った。つまり、今の能力を彼らの役割と考えて頼まないのである。または、期待しすぎて断られるのである。役割と能力の間極めと当人に届くストーリーで伝えていく。これが大事だ。
何にせよ、誰もが悩むところであり、その解決は行動にのみ行われる。前に進むことの大事さを改めた思い起こした。
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ベストセラーの前著は読まず、こちらを手にとってみました。「実践編」とあるものの、中身は想像以上に本質的なマインドセットに関する著者認識の展開でした。それだけに考えさせられる点が多く、再読必須だと感じています。
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この類いの自己啓発本は多くあるが、本書の独創的な点は、「何をしたらよいのか?」というアクションの部分がきちんと語られている点である。「実践編」の看板に偽りなし!
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自信を持つ
自分ノートで振り返り
10分前行動、遅刻しない
見た目にこだわる
当事者意識、小さなリーダーシップ
自分ならどうするか
プレゼンの練習
5分間仕事術、アウトプットの確認、スケジュール、初動
チーム成果を最重視
自分の強みとキャリア
目標設定
信用
まず自分が変わる
エリートは与えられたものを活かし与えられなかったものを努力で補う
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①あらゆる失敗にポジティブな側面がある
②オン→オフをスムーズにすることで、オフ→オンもスムーズになる
③時間がある若いうちに自己投資をすべき
アクション
①失敗のポジティブな側面を探し、ノートに書き留めておく
ex.飲み会の連続で仕事の効率が落ちてしまったが、関係を広げることができた(本から抜粋)
②帰ったら即スーツ脱ぐ。Skypeも切る。
③休日の半分を自己投資に充てる
ex.読書、資格、語学