紙の本
込んだ手
2017/11/26 16:41
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長い江戸時代の平穏に
海外からの侵略の影が差し始めた時世。
短編形式だけれど、
大がかりな仕掛けや
現実世界からの刺客もあって、
豪華なつくり。
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若き蘭学者・岩永淳庵が辰巳芸者の豆吉、火付盗賊改方の瀬川と共に江戸で起こる難事件、怪事件を蘭学!?を駆使して解決してゆく!!
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訳ありの蘭学者が主人公なだけあって少し変わった話
西洋科学の知識を活用し、事件を
背後に平賀源内?何か主人公より優れた人物が犯人として?火盗改め同心と居候させてもらっている辰巳芸者豆吉と共に
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蘭学界を追放されて芸者の居候になっている蘭学者が、江戸の怪事件を解く短編集。
優れた頭脳を持ちながら世に出られない屈託をもつ蘭学者、気っぷがよくて腕のたつ辰巳芸者、強面だが気のいい火付盗賊改同心というレギュラー陣は普遍的だが好感が持てる。
犯人の方も蘭学の知識を駆使して犯罪を企てる話が多く、バカミス寸前の希有壮大な企てがちょっと面白い。最終話では淳庵のライバル的な存在も現れ、続編では再び対決するのかも。
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蘭学探偵・岩永淳庵シリーズ、1作目。
江戸の時代に起きた怪事件を蘭学者の主人公がその知識でもって解決。
市井で起こった事件を蘭学知識を使った切り口から合理的に解決する、というものを期待して読み始めたのだが、結局は蘭学者同士の知恵比べみたいな展開に。相手が相手だけに、ちょっと特殊な事件過ぎて、逆にその真相に対する驚きを減じてしまっているような。まぁ、それなりに興味深く読める事件の仕掛けではあったけれど、全体的に文章があっさりしていて、主人公の淳庵含め、いまいちキャラに愛着を持てずに終わってしまった。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/08/post-f87c.html
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江戸時代だが科学!
捜査する内容も面白い。
文章もテンポが良く、科学的に説明される物事がとても興味深い。
又の字と豆吉と、3人で行動しているときが、とても楽しい。続きも読もう。
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Tさんのおすすめ。
長崎生まれの蘭学育ち。
江戸に出て来たが、暴力沙汰を起こし、
学問で身を立てることも出来ず、
辰巳芸者の豆吉の居候になっている。
蘭学の知識を使って事件を解決していくが、
どうものっかれない。
タイムスリップして現代の科学技術で事件を解決する女十手持ちの話の方が、
よほど真実味がある。
いきなり女連れで沼津まで旅に出たり、
富士山を爆発する計画と話が大きすぎるのかもしれない。
船に乗って石巻にも出かけるし、
潜水船も登場するし。
どうでも良いが「仕舞屋」が、
商売をやめた店のことを差しているとは知らなかった。