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シリーズ4作目
2015/03/22 19:39
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
兜と篤郎のお話です。
シリーズ中で一番ツボにはまりました。
前作で郁より篤郎のが不幸だろ、とずっとモヤモヤしてたんですよね。傷ついて荒れてる篤郎に手を差し伸べてくれる人がいなかったから(親も含め)、あそこまで酷い状態になったと思うんです。だからって人を傷付けるのは絶対いけないことですよ!ただ、そこまで追いつめられた篤郎はどうなるの?救われないの?って。
で、今作は本当に良かった。
篤郎のこともですが、兜がまさにツボでした。兜の執着具合やら豹変ぶりは好みど真ん中です。
あと、3作ともハイクラス×ロウクラスで同じような流れだったのが、ハイクラス同士だったのも良かったです。
今度は是非、真耶メインを期待しています。
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やはりかわいそうな受けでした(ハッピーエンドですが)
2016/03/16 18:03
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投稿者:えな - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ前作の悪役(といったらかわいそうですが)の篤郎が主人公ということで、好きになれるかなー、と心配でしたが、楽しめました。シリーズの他の受けと同じく、かわいそうな子です。
それにしても、ムシの生態は奥深いのですね・・・。
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兜が予想外
2021/06/18 07:58
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投稿者:生姜と檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
前作で救いようのないクズだと思われた篤郎が主人公で若干びっくりしました。
反省して心を入れ替えた篤郎が、罪悪感にさいなまれながら生きているのが辛い。
兜の優しさに癒されました。
そして・・・あの優しい兜が・・・とちょっとショックを受けてしまいました。
そこからはジェットコースターみたいな展開で本当に面白かった。
愛し方について深く考えさせられもしました。
面白かったです。
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シリーズ 4作目
2020/12/06 14:47
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投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『愛の裁きを受けろ!』で義理の兄・郁へ酷いことをした篤郎が主人公
篤郎がしたことは許されることではないけれど、郁への贖罪の気持ちと満たされなかった子どもの頃の傷とでボロボロの篤郎を、自覚無しにさらに追い詰め傷つけてしまう兜
今までのシリーズになかった救いの無い哀しさだった
最終的に兜の意識が変わっていく部分を、兜の立場で語って欲しかった気もする
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ハイクラス同士、でもいつもの弱者受け。
2016/05/28 12:46
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投稿者:JUDDY - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口さんは、パブリックスクールで初めて購読して他作品も読んでみたくて
虫シリーズ2冊読んだが、感想としては、やけに弱い受けと独断的な攻めが
この作者さんのパターンなんだなと。BL的には普通?なんでしょうか。
今回は特に甲(攻め)が酷い。現実にいたら犯罪者だけどなぜか小説だと
どんどん読めてしまう。ひどい男が嫌いでない人は是非。
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兜編。男でも妊娠できる感染症という美味しい設定でした。傲慢な兜の角もへし折ってくれたマヤマヤにときめきましたww
兜って性格破綻してるよな。
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兜のヘタレというかなんというか、どうしようもない奴でしたね。 2巻を除いてはすべて登場している兜だけれど、すごくいい人でいい男って感じだったんだけどねぇ。 そして篤郎。やっぱり読み始めはね~、3巻の影響もあっていい感じに思えない人だったんだけれど、 苦しんでますよね。確かに苦しまなきゃいけないことを、いっぱいやってきたけれど、 っていう思いはありますが、真耶が言った言葉の数々は結構胸にしみました。
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「愛の巣へ落ちろ!」「愛の蜜に酔え!」「愛の裁きを受けろ!」に続く虫シリーズ第4弾。憎まれ役だった篤郎が改心する続編あるかな~と前作レビューで期待してたら、来ました!読んだら何これすごく萌えました。
皆の中で一番温厚で頼もしい存在だというイメージが強かった兜が、まさかこんなお人だったとは…というサプライズもあり、あんなに嫌な奴だった篤郎が、まさかこんなにもやさしくて繊細な心の持ち主だったとはという安堵もあり、予想外の展開にハマってしまいました。
兜の意外な一面を見ちゃいましたね~
ハイクラスのお坊ちゃまで何不自由なく育ったから、まっすぐで正義感も旺盛だけど、その分人の痛みを知らずにきたのだというのが丸わかりです。
兜の中では結婚と恋愛は別物というのが現実で、割り切った考えでもしなければやってられないんだろうけれど。
篤郎への心配りが非常に欠けていました…
でも、ゴリ押し鬼畜な兜の愛情表現がなぜかツボで、篤郎には申し訳ないけれど、このシリーズ中で一番萌えてしまいました。兜はいつも冷静だから、こんな激しい求め方するタイプだったというのが衝撃的で!
篤郎に戻ったやさしさは、義母からの深い愛情があったからこそなんですね。自分もやっぱり同じような愛し方をしていく、というのがとても感動的でした。泣けました…
篤郎ほんとに目まぐるしい激動の人生ですよね。ラストもハラハラさせられたけど、今度こそすべての愛と幸せをつかみとって欲しいです。
そして、とても良かったのがマヤマヤ!すてきでした。バッサリと、兜に対して言ってほしかったことをすべて言ってくれてすごく胸がスッキリしました。
…今度はマヤマヤの幸せをぜひぜひ見てみたいですね!!プリーズ!
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フォロワーさんの何人もが兜がゲスい?と聞いてたので、どんだけのもんかと思って読了いたしましたが。今思い返してもゲスい。酷い(笑)
篤郎も何故こんなのに…と思いましたが、割れ鍋に閉じ蓋。と言っていいのかわかりませんが、自分の愛を思う存分注げる相手が出来て良かったと終始涙なしには読めない一冊でした。
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個々人の背景をより掘り下げる小説は、漫画以上にキャラクターが好きになれないと、作品そのものも好きになれないと痛感した。受は想像以上に思考が暗いし、攻は最後まで下衆…。
絡みの場面はさすがのエロさだったし、サブキャラ(過去作のメインキャラ?)がみんないい味を出していたので少し評価を足してこの結論で。
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ムシシリーズ4作目。
だーかーら!まずは人の話を聞けよ!と攻につっこみ入れながら読むのがこのシリーズのデフォです(笑)
今回はシリーズ通してハイクラスの良心のような存在だった兜と、前作でのヒール篤郎のお話。
読み応えがっつりで、ジェットコースターのような展開にこちらの感情は揺さぶれっぱなしになりました。
そして驚きなのが、良心の塊のような兜が、まさかの超絶ゲス攻で、とんでもないヒールだった篤郎が、根っこの優しいとんでもない不憫健気受だったってところでしょうか。強気ですが健気です。不安定な強気大好き。
もう何この良い意味での裏切り感!!
血のつながらない兄への行いにより、ずっと自分を卑下して生きていた受が、攻と再会したことにより惹かれていくという話。
今作に来て初めてのハイクラス同士ですが、受は薬物中毒の後遺症により成長が止まってるので、基本的にか弱いです。
そしてか弱いちゃんが大好きな攻は、持ち前の優しさでもって、受の凝り固まった心を解していくんですが、こいつがもうとんでもないゲスで……。
攻の傲慢・無神経・鈍感っぷりに、散々受は傷つき痛めつけられ、どうしようもないところまで追い詰められて心が袋小路です。
凄く優しい子だから、流され屋さんでもあるんですが、あまりの痛さに読んでて吐き気を催してくるほどの強烈さ。
その痛みに共感するごとに、攻に対してむかっ腹が立ってくるんですが、受の前ではじめて弱みを見せたあたりから、どうにも憎めなくなってしまうのが不思議なところ。
私は基本的に家族、動物、こども、年寄りネタに関しては、涙腺ゆるゆるになってしまいますので、もうこの継母と受の再会場面で涙ぼったぼた。
親というのはこどもがどんな状態になっていても、生きてくれてさえいたらそれでいいと思ってしまうものですが、この継母の凄いところは、それが血の繋がってない連れ子にも同じ愛情を向けられるところ。
何だか本編CPというよりは、この親子や兄である郁との家族の関係に感動してしまい……。
後半は、あれだけ受に酷い仕打ちをした攻ざまぁ(笑) な状態で、非常に楽しかったんですが、もっと攻をこてんぱんにのしてくれた方が盛り上がったと思います。
ページもぎりぎりなので期待はしてませんでしたが、出来れば最後にいちゃらぶ見たかったです。
妊娠Hには萌えないし、無理なのはわかってんですけどね、ちょろっとこう、産まれました~時間経ちました~イチャラブイチャラブだったら最高。
お話の内容でいえば★5なんですが、何でそうじゃないかってと、別にこれ受が女の子でも成り立つ話じゃん……と思ってしまったので。
出産BL嫌いじゃないけど、1作目もそのケースなので、え?また? という気持ちになったのもあります。
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ムシシリーズ4作目。
ヘラクレスオオカブト・兜×オオスズメバチ・篤郎。
前作で登場した郁の弟の篤郎。
篤郎救済あってほしい!って思ってたので。
篤郎がどうしてあそこまで堕ちたのか、あのような凶行に走ったのかが分かり読んでて切なくなり、そして本当の篤郎は優しく繊細な心の持ち主だったんだという安堵もあってハマってしまいました(笑)
そして、兜!
一番温厚で頼もしい存在のイメージが強かったのに
一番酷い(笑)ゲスい!
そんな兜の酷い言葉、態度に傷つき涙する篤郎が可哀想で。
後半のオロオロする兜はちょっと可愛くもあったけど。
澄也はちょこちょこ登場してたけど今回はマヤマヤ登場!
マヤマヤ、カッコイイ!
マヤマヤの幸せがみたいです!
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このシリーズの攻は、最初はみんなクズだというのはお約束なんだろうか…。
前作で登場していた兜が攻で登場。お相手は、前作主人公の郁を酷い目に合わせていた篤郎。
篤郎がクズだったのはともかく、前作では優しそうに見えていた兜の本性に、兜よお前もか…と思わず空を見たとか見なかったとか。
そんな意外性もありつつも、とても面白かったです!
優しさに見えた兜の真意に、更生した篤郎が傷つき悩む。郁との再会や、お馴染みの方々のサポートもありで見どころも十分。
マヤマヤが評した篤郎の人物像には納得。ラストもそのように流された篤郎だったけど、本人たちが幸せならそれもいいよね。
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シリーズで1番すき 一見完璧に見える、超人的な人でも欠陥があって、それさえも愛してくれる人が見つかるって奇跡的なことだな