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村上春樹の「沈黙」が抜群に良かったが、小学生だと、はやみねかおる「心霊写真」だろうか。
豊島ミホ「タンポポのわたげみたいだね」恩田陸「大きな引き出し」(常野物語より)も個人的には好み。加納朋子「三月の兎」も及第点。あさのあつこ「このグラウンドで」と北村薫「空飛ぶ馬」は抜き出し失敗というイメージを受けた。
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10年くらい前に購入して放置していた本が発見されアンソロジーなので読んだことのない作家さんの本を見てみたくて読んでみました。
10代のための本だが、私でも面白く読めました。また、短編なので隙間時間にパパっと読めるのもいい。
特に恩田さんの「大きな引き出し」は記憶を引き出しにしまうという設定が面白く、文庫本「光の帝国」を購入してすぐに読了しました。
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村上春樹の「沈黙」と恩田陸の「大きな引き出し」が私がいちばん惹き付けられた。
アンソロジーだから色んな作者の物語に出会えて良かった。(語彙力皆無ですが、本当に良かったです)
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10代の複雑な心の変化を描いたとても懐かしい作品集でした。
個人的には、この作品集の「沈黙」村上春樹が一番自分の境遇と重ね合わせることが出来て、それを解釈してくれた気がして楽な気持ちになりました。
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短編小説集。ちょっと対象年齢が低めの話もあったけれど、青春のみずみずしさを味わえる作品が多かったので良かったと思う。短編のいいところは、手軽に気軽に読み始められるところ。寝る前ちょっと読書するか、なんてときには最適。
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「僕がボクシングを気に入った理由のひとつは、そこに深みがあるからなんです。人は勝つこともあるし、負けることもあります。でもその深みを理解できていれば傷つきはしません。試合をしていると、ときどき自分が深い穴の中にいるみたいな気がします。その中で僕は暗闇を相手に戦っているんです。孤独です。でも悲しくないんです」