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息をもつかせぬ展開と緊迫感のあるアクションシーン(ラストの襲撃シーンの迫力はすごすぎる!)。久々に面白いサスペンスアクションを読んだ。SF的設定も生きている。M女史より。
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2008年01月21日 01:31
ハードボイルドという苦手分野に挑戦してみたけど、意外にも読める。読む手をとめさせないスピード感がある。
大沢在昌は和製レイモンドチャンドラーとも言われていると後で知ったけれど、確かに現代の中では王道ハードボイルドの名手だとは思う。北方謙三と文通しているとか。
個人的に精神が残った方のヒロインはちょっと考え方が子どもすぎる気がして好きになれなかった。
ちなみに映画化は失敗だったと思います。
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金村の家族まで死ぬのはホントに切ないが必然といえば必然…か。単なるアクションだけでない深さがありますな
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岩盤浴で借りた本。この作者も知ってはいたけど読むのは初めてかも。
ハードボイルドを書く人かと思っていたら、こういう息もつかせぬエンターテインメントも書くんだね。
一気に読みました。
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犯罪組織「クライン」の独裁者君国の愛人はつみの身体と、女刑事明日香の精神を持つアスカは、己だけを信じて決死の囮を演じていた。
組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。
アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ひとり。
だが、古芳はアスカの精神が明日香であることを知らない。
一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。
不協和音が生じた二人にさらなる刺客が…!!
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普段読まないハードボイルド…。
絶え間なく激しいアクションが続きテンポが良いのでスラスラ読めます。
ただ女刑事、明日香の気持ちにはあまり寄り添えませんでした。
最後はスカッとさせてくれるので☆四つ。正義は勝つ!って感じ。
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二人の女性の能と身体が一つになる、とんでもない設定でストーリーが展開されるが、相変わらずなハードボイルドな世界観で面白みはあるが、いかんせん現実離れしているところが残念。
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脳移植というトンデモ設定ながら、骨太のハードボイルドに仕上がっているのはさすが。続編も読むしかない。
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明日香の恋人だった古芳は、たった一人で愛人はつみの身柄確保の特命に着く。だが、君国の組織の内通者であるとの噂もある。
この闘争の中、どんどんと人が殺されていく。警察官同士の殺し合いも出てくる。
古芳とはつみの運命は如何に!
手に汗握るスリリングな展開に、読む手が止まらなくなる。
2016.12.28
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作者が「読み始めたら止まらない物語、をめざしたこの作品は…」としているように、思わずドはまり。ロッカー室で上巻を読み終えたら続きが気になって気になって、帰宅後ごはんも食べずに下巻を一気読みしてしまった。こんなん初めて。
”ハードボイルド作家”のイメージが強かったから避けてたんだけど、これはそんなテイストじゃなく、でも緊迫感もバリバリで面白かった!
ぜひ映画として見てみたい。
ではここまで褒めといて、なぜ4つ星なのかというと、割合ベタな感じがするから?けど発表されたのが10年以上前ってことを考えるとスゴイかも。
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あらすじ
新型麻薬の元締め〈クライン〉の独裁者の愛人はつみが警察に保護を求めてきた。護衛を任された女刑事・明日香ははつみと接触するが、銃撃を受け瀕死の重体に。そのとき奇跡は二人を”アスカ”に変えた!
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評価は4.
内容(BOOKデーターベースより)
犯罪組織「クライン」の独裁者君国の愛人はつみの身体と、女刑事明日香の精神を持つアスカは、己だけを信じて決死の囮を演じていた。組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。アスカを守るのは、明日香の元恋人・仁王こと古芳ひとり。だが、古芳はアスカの精神が明日香であることを知らない。一方、アスカは古芳が組織の内通者である疑いを捨てきれない。不協和音が生じた二人にさらなる刺客が…!!息もつかせぬアクション、巧みな構成、想像を絶する展開。感動と興奮を呼ぶエンターテインメントの真髄。
仕方ないとは言え・・・人死にすぎだし。組の若いモンにも親兄弟いるだろうにあっけなさ過ぎ。しかも、協力したが為に一家全滅とか。
そこまでして手に入れたい程の女が世の中いるもんだろうか?
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仁王の幼馴染み金村が出て来てから、物語に深さが増した感じ。悲しい部分だったけど。。闘う場面が、とてもスピーディーでハラハラした。姿が変わった恋人、明日香にまた寄り添う仁王で良かった。君国は、ちょっと……少女コミック気味で引いたかも。上巻では、なかなか入り込めなかったけど、下巻は読みごたえあった。脇役の金村がカッコいい!
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仁王と行動をはじめたアスカ。自分の正体を告げることなく、神、君国との戦いが激化していく。
敵方は神の方がキャラが濃く、君国がただのヘタレとかしていた。メンタル弱っ!アスカの思った以上の簡単暴露に早っ、と思ったが、君国のメンタルが弱いおかげで上手くいったようなもの。金村と仁王のペアは格好良かったので、予定調和とはいえ、金村の死は残念だった。
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SF設定が入ってるけど論理的説明なしの小説が好きになったのは此の作品に巡り合ったからでした。
物凄く強引な設定で超絶美人とガテン系女子の脳が入れ替わる。しかも美人だけ生き残るという超絶ご都合主義的展開。それなのに無茶苦茶面白い。
アスカと仁王の最強ペア、それが美女と野獣の話にすり替わり、敵アジトに乗り込んでたった二人で敵組織を壊滅させる。ダイハードも真っ青な展開。
しかも仁王の渾名はターミネーターだ。
どんだけヒットした映画のいいとこ取りなんだと思うけど、面白ければ全て許される。
再読して気付いたんだけど21年も前の作品。
続編はやや小粒だったから「帰去来」は嬉しかったな。
また書いて!お願いします!