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62歳で死んでしまった老人が天界で自分の人生を振り返る。
なぜ、後悔するような人生を歩んでしまったのか。
そしてなぜ、このような人生を繰り返してきたのか。
そんな哲学の根本に迫るような話を著者独特の見解と言い回しで語る。
人生では、いろんなところにその人が本当にたどるべき道を示したヒントがいたるところに詰まっている。
だが、人はそれを見逃してしまったり、ちょっと期待と違うことが起きたからと言って、それを封印してしまう。
自分が天分と考えることをやるのがいかに大切か。という話。
生死観について、人の魂は神の一部であり、あらゆる経験は神の知見を深めるために経験されている。
なるほどーと思うところとうん?と思うところ、いろいろでした。
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ちょっとコメディータッチに描かれ、なんとなく文体が好みではなかったので、斜め読み。
でも、読み終わったら深いお話で心に届くものがありました。
自分の人生を俯瞰して眺め、あの時の自分を眺め、ダメだった自分、幸せだった自分、前に進めなかった自分、そんなこんなの全部を受入れ、どんな人生であったとしても、我が人生は自分で優しく抱きしめてあげたい・・と思えました。
今の人生は、前の人生からの学びであり次の人生への学びになっている、という筋書きは面白い。
人生とは、どんなことであれシナリオ無しで実際に体験できるチャンス。
今もそのチャンスの真っただ中なんだなと。
自分の人生、なんだかなー・・・と思っている方にお勧めの一冊。
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「私の次の人生は私の理性を超えたところで動き始めている。もうそれに従うしかないんだって思ったの」
ーイレーヌ
チャンスを掴もう。また読み返したい。