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紙の本
世界から猫は消さないで
2016/03/12 11:33
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nemuritto - この投稿者のレビュー一覧を見る
猫が好きなので、ずっと前から気にはなっていたのですが、何かが私を拒否しているのか、私が拒否してるのか(笑)なかなか読めませんでした。
えいやっと読んでみたら、実際にはスルスル読めて面白かったのですが、一方では物足りなさも感じました。
死を目前とした主人公が悪魔とのやりとりで、命を1日ずつ延ばすために、自分の大切なものを世界から消していくーという設定なんですが、消すものが、本人にとって個人的に大切なものというより、普遍的に人間にとって大切なものなので、そんなの消されたら困るし、世界は大混乱じゃ…!?
そういう気持ちで読んでいましたが、さらーっと書かれるので拍子抜けというか、肩透かしというか。
登場人物たちに名前がないのと、それぞれの人物たちの掘り下げが深くない。
なんだか映画のプロットを読んでる感じ。
作者は映画プロデューサーだということで納得。
もっと深い、感動的な話だったら、作品の情景が色鮮やかに印象に残ると思うのですが、この作品は白黒でシンプルな線で描かれた漫画を連想します。
たまにはこういう軽いタッチの作品もいいかなとは思いますが、私はやはりもっと厚みのある物語が読みたい。
猫はかわいかった。
紙の本
たまに読み返したくなる
2024/01/15 20:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
身近にあるものの大切さに気付かさせてくれる本。心温まるようなどこか寂しいようでもある作品だった。たまに読み返すとよさそう。
紙の本
死から逆算して生を考える
2018/12/30 12:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Gluck - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は病を宣告され余命わずか1日!!まだ30歳なのに。
脳腫瘍の影響からか悪魔が現れるというファンタジーな内容だが
生きていくことに本当に必要な物、事は何か?を問う内容。
葬式に集まるのは誰か?誰が心から悲しんでくれるのか?と想像する場面は
自らの身に置き換えるとなんともいたたまれない気持ちになる。
そんなザワザワした気持ちを癒してくれるのがレタスとキャベツと言う名前の
2匹の猫。フフーカフーカで温かい存在を傍らに置くことで穏やかな気持ちで
自分の死から逆算して生を考えながら読み終える事が出来たと思う。
やはり、猫はこの世から消えてはならない。
紙の本
この本の表現したかったこととは
2017/06/03 10:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
病魔に侵され寿命が尽きようとしていた主人公。そこに悪魔がやってきて、1日生き延びることができることと引換えに何かを世界から消滅させる契約を交わす。最初は電話、次に映画、そして時計、最後に猫を…。
何かを得るためには何かを失わなければならない。それが本作品の主題なのであろう。人類は電話という便利なツールを発明したが、それによって待ち合わせのドキドキ感を失った。時計により束縛されるようになったが、安心感を得ることはできた。
本作品はエンターテインメントとしてはさほどではないだろう。文章が面白いわけでもない。続きが気になる展開でもない。寿命と引換えに何かを消滅させるという設定もなかなか強引だ。むしろ小説という形をとって、世界を見つめなおすきっかけを読者に与えようとしたのかもしれない。
紙の本
ボクと猫
2016/06/16 02:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルト - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて表紙を見たときは、猫は消さないで。
猫が消えた世界なんて嫌だと思った。
読んでみて、自分なら何を残すのだろう。どれも必要だから存在していて、デジタルに慣れすぎていて。実際に時間や電話を消したらどうなるのだろう。
死を目前にして一体何をするかなと考えたとき、いつもどおりの日常を望んでいた自分がいた。
すべてを手に入れることは難しい
だからこそ今持っているものを大事にしよう。読んでそう思った。
「僕」はどうなったのだろうか。
久しぶりに友達に会いに行こう
親を大事にしよう
今ある幸せを噛みしめよう 人生は長いようで短いのだから。
紙の本
すぐ読める
2016/06/11 06:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化した作品。本自体は2010年ごろの出版でした。映画前に読もうと思って読破、文字数は少ないので一時間くらいで読めます。
恋愛小説でばなく家族愛の小説だと思われ各世代で読めます。
紙の本
誰かにプレゼントしたくなる本
2015/03/24 22:16
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大切なものは何か、考えました。
読み終わったあと、大切な人にプレゼントしたくなりました。