紙の本
ちょっと昔の冒険もの?
2015/09/21 02:04
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
滝沢馬琴の原作を自分が読めるとも思えないので、この作品では、多分、いっぱい省略されてるんだろうけど、お蔭で「保元の乱」の入り乱れた人間関係がやっと自分にも理解できました
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滝沢馬琴作の簡易版?
「伊豆の大島を逃れた源為朝が琉球に渡り,内乱を鎮定して,その子は琉球王」という流れだが、端折っている?
不運な武将を不幸なまま終わらせたくない願望書
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カテゴリ迷うわ。実在とされてる人物の伝記をもとにしてる話ではあるけど実際ファンタジーかな。馬琴の名作を平岩さんが読みやすくまとめた1冊。そもそもが連載してらした八犬伝を出版してたから、馬琴の作品とか時代背景とかに触れる日々のうちに、壮大なストーリーなのにあまり知名度のないこの作品も現代版抄説として書いておかなけりゃ、と思ったに違いない。なんとなくしか知らなかったけどこういう話だったのか。まあ八犬伝のスケールには及ばないかもしれないけどこれも、もっと多くの日本人に愛されるべき物語なのになぁ。馬琴の筆になったのが200年から前で、舞台は900年くらい遡るかな。そのくらい昔には、この国にもこんな神憑りヒーローいたかもしれない、ほんとに。偉丈夫美男のヒーローと、アクション、美女、悪人、けなげなこども、動物、と ヒット要素もりだくさんだからまた映画化とかされたり漫画化されたりとかで、もっと多くの子どもたちの目に触れてほしいよね。小~中学生あたりの本好きさんは、わくわくするとおもうなあ。
死ぬまでにはこのストーリーのなにかを、人形浄瑠璃か歌舞伎かで、ひと幕でもいいから見てみたいな。指輪物語やハリーポッターなんかに負けず劣らず、ニッポンにはこんな勇壮ファンタジーが、あるんだぞ!!!お伽話は大好きなのでとても楽しみつつ読めました。オススメ。
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2016/02/06
沖縄行く→沖縄の勉強しなきゃ→街道をゆく(沖縄)読む→解らない部分をwikiで調べる→琉球の歴史を見る→曲亭馬琴が琉球の本を書いたと知る→椿説弓張月→もっと現代風のを読みたい→この本
で辿り着いた。
定評のある平岩さんの本なので安心して買ってみようかな。
楽しみにしすぎてガッカリ感が半端ない・・・
たんたんと物語が進むだけ
感動もなく山場もなかった・・・・・・・・・・・・・
きっともっと面白くできる作品だっただろうに
残念でならない。
一つ発見したのは
テンペストがこの作品からもパクってたということ。
テンペストの主人公=寧温=真鶴
椿説弓張月のヒロイン?=白縫=寧王=真鶴
テンペストってほんとパクリすぎだわ。