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いるいるこういう困った子。
事情はわからんでもないし
オサムやハム子だけが悪いわけでもないんだけど
だからって含みなしで受け入れられはしないし
そうかといって周りの大人も無神経に思えて腹立たしく。
読後感もやもや・・
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腹が立つ。腹が立つ。子供を大人に変えてしまう大人に腹が立つ。大人の事情で子供を子供でいさせない大人に腹が立つ。
子ども扱いして肝心なことを面と向かって話さないくせに、面倒くさいことは、何も言わずに分かってよと言う大人に腹が立つ。
腹が立って仕方ない。
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一人っ子同盟、というネーミングに惹かれて手に取ってみた。
理由は簡単。私もその一人だから。
一人っ子の悩みだったり、あるあるだったり、一人っ子と言ってもいろんな家族のカタチがある。
類は友を呼ぶというけど、私の周りも一人っ子が多かったなぁ。
「どうにもならないこともある。」ハム子のこの言葉、深いなぁって思った。
小学生なりの色んな出来事や、人間関係を自分の子供の頃と重ねて読み進めるのも面白かった。
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らしすぎて。。。
重松さんの描く昭和の団地の子供たち。
最強女子のハム子(公子)と僕、そして親戚をたらい回しされて団地にやってきたオサム。それぞれの家庭が問題を抱え。。
良い話なのです。人物は生き生きしていますし、私の子供時代にも近く懐かしさも有ります。でも、何かもう一つ突き上げて来るものが有りません。
余りに重松さんを読みすぎたのでしょうね。どこか「手慣れた」という感じがしてしまうのです。
いっそ、原点というべき「ナイフ」あたりを読み返してみましょうか。
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うぐうう。なんとも切ない。
私の頃もそうだったけど、SNSがなかったから住所を交換してしばらく文通していてもだんだん疎遠⇒音信不通になっていたな。
あの頃の友達、どうしているかなーとよく思う。
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嘘ばかりつくオサムの「〇〇でやんス」という喋り方にはノブと同じくイライラしてしまった。4歳の陽介が「おねえちゃん、おねえちゃん」とハム子に懐いてるのが微笑ましい。大人になったら、4歳の時におねえちゃんがいたことなんか忘れちゃうのかな。大人になったら忘れてしまうことっていっぱいあるんだろうな。素直じゃないハム子の、淡い恋心がなんだか切ない。でも、ノブにはちゃんと伝わってたよ。
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小学生でもこんなに大人に気を使っているのかと少々たじろぐ思いだ.小学6年生のぼくとハム子のくされ縁的な一人っ子同盟.複雑な家庭環境と昭和の団地の佇まいが溶け合った中で営まれていく日常を,自分を貫いて揺るがないハム子にほのかな思いを寄せながら過ぎ行く日々.善悪で片付けられない問題やたくさんの想いがいっぱい詰まった物語だった.挿画も素敵です.
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中学生の娘が図書委員として推薦したというので読んでみた。実は重松清の本を読むのは初めて。一人っ子が珍しかった昭和の時代の話。私は一人っ子ではなかったけれど、団地で鍵っ子でというところは同じ。いくつかの物語が並行して進むのだが、かなり重たいテーマを扱っている。娘に「中学生に勧めるには重すぎない?」と聞いたら「昭和っぽいでしょ」と笑っていた。もしかして、時代小説を読む感覚なのかしら。
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クラスでたった2人の一人っ子。
2人だけの一人っ子同盟。
一人っ子だけど一人っ子じゃない。
一人っ子じゃないけど一人っ子。
少年少女の複雑な感情。
オトナになると忘れてしまう、コドモにしか分からない。
コドモのココロは、オトナには分からない。
オトナのココロは、コドモには分からない。
オトナになると思い出せないコドモのココロ。
だから、重松清で思い出すのだ。
奇跡を信じて重松清を読むのだ。
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2019.4.22 読了
すごーく久々に この作者さん
読みたくなるんだよね。
やっぱ 『こんな感じ』だった。
昭和で、団地で、兄弟がいる家族が多いなか、
一人っ子の 小6 ノブとハム子。
誰も悪くなくても
どうしようもないことって、ある。
再婚、離婚。
幼い頃の兄弟の死。
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子どもは何も分かっていないと思われているけれど、実はちゃんと分かっている。大人が内緒にしておこうと思っていることを、子どもはちゃんと知っている。大人の事情を察して知らんぷりしているだけだ。
それでも、時には、大人たちの身勝手な矛盾だらけの言動に、立ち向かってみては、自分の無力さを思い知らせれている。
自分もそうだったなぁと、思い出した。
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2021/01/07読了
#重松清作品
想像したより重い展開だった。
どう足掻いてもひっくり返せない
家庭の事情や境遇に反発する子どもたち。
息苦しいストーリーだったが
エンディングのシーンではグッときた。
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小学六年生って大人が思うより意外と大人で、大人がしきりに隠していたりする本当は知られたくないことを知ってたりするんですよね。
家庭のどうにもならない事情を抱えながら生きる小学生達のお話、心に染みました。
ノブが小さい頃に交通事故で亡くなった弟さんの存在が個人的には一番辛かった…。