紙の本
安東能明氏が読者に贈る長編ハード・アクションのシリーズ第一弾です!
2020/09/12 13:19
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『死が舞い降りた』(日本推理サスペンス大賞優秀賞)、『鬼子母神』(ホラーサスペンス大賞特別賞)、『随監』(日本推理作家協会賞)といった傑作を次々に発表してこられた安東能明氏の作品です。同書は、警察庁と極秘に契約を結ぶエージェント・矢島達司が主人公の物語です。かつて、中国残留日本人孤児の二世や三世がひきいる暴走族グループ・怒羅権の頭として暴れ回っていた最強の男が、信義のために巨悪に立ち向かいます。一体、どのように活躍するのでしょうか?安東能明氏が読者に贈る長篇ハード・アクションのシリーズ第一弾です。
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警察庁と極秘に契約を結ぶエージェント・矢島達司。かつて、中国残留日本人孤児の二世や三世がひきいる暴走族グループ・怒羅権の頭として暴れ回っていた最強の男が、信義のために巨悪に立ち向かう。書き下ろし長篇ハード・アクションシリーズ第一弾。
「出署せず」などの短編集がよかったので、読んでみたが、悲しいぐらい薄味。「もぐら」あたりを狙っているのかもしれないが・・・。
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CAドラゴンシリーズ、1作目。問題がきちんと解決せずに終わっているところを見ると、どうも3部作完結だったらしい。
ハード・アクションもの。なので、格闘シーンが細かくて多いのは分かるのだけれど、、、正直、描写の仕方が下手。文章が簡潔でスイスイ読みやすそうなのに、何故か読みにくい。詳細に描写されている割には、不思議と人物の身体の動きがイメージしづらいのだ。私自身、格闘系に詳しいわけではないけれど、今野敏さんとか矢月秀作さんの作品ではそれでも十分楽しめるんだけどな、、、。そもそも冒頭からして、文章が変。主人公にいちゃもんをつけてくる三人組の登場シーンで、三人とも頭からすっぽりとフードを被っているという設定のはずなのに、どうして彼らの髪型がアフロだったりスキンヘッドだと分かるの?単なる推敲ミス?う~ん、ほかの作品も読んだことのある著者だけど、こんなに文章下手だったかなぁ、、、。ストーリーが中途半端に終わっているので、続編が気になるところだが、正直、期待感はあまりない。
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・・・( ̄  ̄;) うーん
比較しては申し訳ないんだけど
これまでずっと読んできた
他の作家さんのと比べて
しっかり読もう・・・というのが
無かったんですよねぇ。。。
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
なので、☆3つで
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『CAドラゴン』/安東能明
ジャンルはアクション、それもハードアクションに入りますか。私としてはジャンルとしては大好きです。なので、どうしても自分の好きなジャンルでは、好きな作家さんのシリーズものが鉄板になってしまうのですが、、、
今回は、初めての作家さんです。
本書を手に取ったのは、そのストーリー性からでした。アクションものでストーリーに惹かれれば、あとは、読んでいる中に感じられる匂いというか引き込まれる度合いなんですよね。それは、その作家にしかできない物語の表し方だと思います。
気になる、そのストーリーとは、3部作となっており、主人公は警察庁と極秘に契約を結ぶエージェント・矢島。元々は、中国残留日本人孤児の二世や三世が率いる暴走族グループ・ドラゴンの頭として、暴れまわっていた最強の男で、裏のエージェントとして活躍します。
新型の鳥インフルエンザウィルスが中国人の何者かによって盗まれるところから物語が始まり、それと進行して、不可思議な動きをする中国の原子力潜水艦が影が。。。
続編ありきの作品となっているので、幾ばくかのはがゆい感じをする作品ではありますね。