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年始のまとめ買いをした時に、売れている新書のところで平積みになっていたので買ったけど、そのまま積読。やっと読了しました。
高校卒業とともに故郷を離れ、子供もいない身からするといろいろと耳の痛い話もちらほらと。
少子高齢化、東京一極集中の何が問題で、すべての国民が自分の課題としてとらえなければいけない話だということを理解。
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薄々感じてはいたけど、具体的な数値にされると、より一層危機感が強まりました。
子供がほしい、と思う気持ちはもちろんあるし、産まねばならぬみたいな使命感?のようなものもある。でも、仕事もしたい。女性の活用って言われるけど、一方で子供も増やさなきゃいけない。その事実に、男とか女とか関係なくみんなで向き合って動いていく必要があるんだろうな、と思いました。その意味で、皆さんに読んでもらいたい本。最後の対談で、女性の方(出来れば民間より)もパネリストに加えてほしかった。
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現代日本が直面している人口減少という問題への議論のきっかけになるという意味で良書だと思う。ブラックホールと表現された東京への一極集中、人口の再生産を拒むシステムの打破を筆者らが懸命に考えているのが分かる。まさに地方のあり方を考えるということは、東京のあり方を考えるということと表裏一体なのだと思わされた。
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これは現実の日本にとって大きな問題ですので、何処に問題があるのかを理解する上でも、必須で読んでほしいと思いますね。2015年は地方を活かすことで、資産形成ができる1年にもなりますから。
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テレ東のヒット番組で太川陽介と蛭子能収が路線バスを乗り継いで旅をするシリーズ、お正月もやっていましたが、そこに映るバスの本数の少なさ、乗客の少なさ、高齢化はまさに日本の地方の今のドキュメントになっていると思います。その状態を数字で明確に記述したのが「地方消滅」。その未来予想の幅は仮定によって大きく違いますが楽観的なものでも今の制度を維持することが不可能ということを訴えかけます。不可避の潮流であるゆえに今までの政策はなんだったのか?不可解な気持ちになります。そうなると政策決定も非連続なものでなければ…という気持ちがわき上がってきます。うすうす感じていたことをクリアな数字とキャッチーなタイトルで現前化してくれていることが本書の役割だと思いますが、その中で分析の基本を「20-39歳の若年女子」に置いているところに新しい説得力を感じました。それは地域を若い女性をターゲットにマーケティングする、ということにやるべきことを明確化させることになるからです。まずは先述のTV番組の登場人物がアラフィフのおじさんではなくアイドルへ変更?少なくてもバスに乗っている人に若い人が増えたと感じることが目標かも。
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第6章までを斜め読みしてその後の3つの対話編を読めばだいたいの内容は理解できる。
この内容を受けて個々人がどんな将来像をえがき、どんな選択をしていくか。複雑な問題だけに答えはだしにくい。
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我が国が抱える人口減少のメカニズムをロジカルに解明した意欲作だと思う。
「極点社会」の到来、人々がスーっと消えて、パーっと無くなっていくその様は想像するだけでも恐ろしい。
とはいえ人口減少を極度に悲観しても仕方がない。そんなことは無いとは思うが、「産めよ殖やせよ」のスローガンに基づく政治が展開されることはご免だ。
労働、結婚、出産などにおいて個々人の自由が重要視されていくことは言うまでもない。
本書を通じて、政策の創造基盤はあくまでも、一人ひとりの主体的な選択の為の環境整備と支援だと確信した。
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私の地元も消滅可能性の高い町。
2040年の若年女性の減少率は50.6%。
2010年に比較して半分になってしまうと予測がされている。リアルな数字。
そして、私の地元だけでなく、全国の896の市町村が消えてしまう懸念があると。
地方創生が取り沙汰され、本格的な議論になってきているところだが、スピードを上げないと、人口減少、地方の衰退、高齢化、様々な問題が一気に解決できない状態になって現れるのではないか。遠い未来の話ではなく、今、未来の厳しい現実を見据えて対策を打たなければならない。
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おらが町が消える。まさか。そんなことはあるまい。
なので、この町が消滅するというニュースはインパクトがあった。しかし人口減少はずいぶん前からわかっていたが、誰もが他人事でここまできてしまった。
「人口減少=経済成長」はないと誰か言っていた。「経済成長=幸せ」かも考えないといけない。
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●:引用、他は感想。
●すでに述べたように、東京圏はじめ大都市は、今後急速に高齢化が進み、医療や介護サービスが圧倒的に不足するおそれが高い。それら大都市の医療・介護サービスの基盤整備を図ることは当然だが、同時に、都会に住む高齢者が地方に住み替えを選択するケースも増加すると想定される。こうした流れは、地方の雇用機会の増加にも有効であり、促進すべきである。
本書いわく地元5km四方から出たがらない、「地方にこもる若者たち」(既読)⇔「地方消滅」→要読書(「ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体」感想より)
→大きな工場や商業施設があるか、ベッドタウン化してダム機能がある都市に住む若者なのだろう。
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「撤退戦」という考え方が腑に落ちる。限界集落に対しては新しく人を呼びこむためではなく、その土地で死にたいと願う年寄りのために、お金を使ってあげてほしい。医療とか、買い物とか。
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少子高齢化その他による人口減少はすでに起こっていることだし、地方在住者には実感としてそれはあるのだから、首都圏や大都市の人にしてみりゃそりゃ衝撃的なデータでしょうね。今さら遅すぎるよ。
いずれにしろバブルも崩壊して20年も過ぎているのに、未だに成長モデルを続けていて、東京に何もかも集中させていることが異常だし、地方も人を一時的でなく定住させられるような対策を立てることが重要。それは商業主義的なものでなく、文化等の充実も必要。不況やら何やらで不寛容になっていくのも嫌だし、政府もバブル再び的な安易な対策ではなく、先を見ていくべき。
なんてついつい余計な意見を言いたくなるが、この次は『地方消滅の罠』も読むよ。
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少子高齢化が問題なのは分かる。でも、それを自分にも関係ある問題として捉えれることがまだ出来ていない。そんな未来のことを言われても・・・とか思っているうちに手遅れになっちゃうんだろうな。いつか増田レポートに反論している?山下祐介「地方消滅の罠」でも読んでみようなか。
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ようやく読みましたが、噂通りの良書ですね。いくつもの気付きが得られました。東京の出生率が特に低いので東京への人口集中は人口減少を加速させる、出生率が回復しても人口増加に転ずるのは何十年か先になる、女性の希望出産数は2人以上なのに経済・社会環境の制限で我慢している、などなど。
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増田レポートに対する批判本ばかり売れている感じだけど、ちゃんとこっちも読まなきゃと思って買う。
・・・批判されるよりもマトモな本に見えるのだが・・・。藻谷さんとの対談も面白い。