宗教社会学概論 みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：シュガーラッシュ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

社会のいろいろな文化様式やシステムと世界宗教のかかわりの本で宗教と民族の関連性を表した本。日本神道の教えの特徴も「禊払い」「和の心」戦神も多く勝利した人が神様になるものを含んだ「武士の心」精神を挙げられた。日本神道に教えが無いと言われていたが分析するとこの三つが「やまとの心」を形成すると述べた。宗教社会学的な分析として、一神教と多神教、現代の宗教社会学的な問題等も理性的に分析する。「民族の枠の限界」を乗り越えるために『比類なき霊能力と百科全書的知性』の持ち主の著者が「宗教社会学概論」を著した。民族理解への参考になる。