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陰陽師シリーズが大好きなので、「姉妹編」とかかれた本作を本屋で見つけて速攻レジへ。平安時代のあやかし話という点ではたしかに陰陽師でしたが、あと最後の話に芦屋道満が出てくる以外は夢枕獏ワールドのエロコワ物語でした。陰陽師は何度も読み返してますが、これは、別にいいかな…。読みやすいので再読はしますが。
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【これが「陰陽師」の原点だ!】人は何ものかを愛しすぎると鬼になる…魑魅魍魎が跋扈する平安の都を舞台に鬼と女人を描く陰陽師の原点ともいうべき奇譚集。
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表紙の絵と獏さんということで、陰陽師かと思ったら、違ったけど、ほぼ同時代の鬼と才ある人にまつわる話の短編集でした。
妖艶で薄暗い話ばかりでしたが、面白かったです。最後の小野篁の話が良かった。
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人は執着し、鬼になる。
男女の執着があやかしを近づける。
芸への執着が鬼に近づく。
鬼を描くことで、物語は哀しいが重くならずにすんでいるのかもしれない。
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2015/2/20。2015年5冊目。
久々の獏さんの平安もの。鬼譚草子も持ってた筈なのだけど、ついつい手に取ってしまってしばらく積読した後読み始め。
小野篁を初めて知ったのは多分中学生くらい?
何で知ったんだったかしら…と遠い記憶を思い返しつつググってみたら、そう。藤川桂介氏の「篁変成秘抄」でした!
藤川氏の文章自体が余り好みじゃないんだけど、これを読んで小野篁を知ったんだったけ。篁のこよを知るきっかけにはなったけど、それだけで、話とか全然覚えてない。
そしてこのおにのそうし。
平安ものは学生時代、今昔物語だとか宇治拾遺物語でもやってたので(一限目から鬼の研究とか履修してたわ)ストーリー的には懐かしいものも多いし、やっぱり何より獏さんの文章がとても好き。本当に美しくて読みやすい。
まあこの本に中高生の時出会ってたら、大変だったろうなぁ。エッチだもの。
とはいえ、獏さんの本で初めて読んだのが上弦の月を喰べる獅子で、中高卒業した春休みだったのを今でもハッキリ覚えてる。ほんちあのタイミングであの本に出会ったのは、今思えば僥倖だったのかもしれない。
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鬼譚草紙のタイトル変更。鬼にまつわる平安時代のエピソードで、ほぼ陰陽師の世界観と同一であるが、本来絡まないはずの、小野篁が道満と絡んだり、葉二つのエピソードなど、陰陽師ファンにはたまらないだろう。
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『陰陽師』ファンとしてはたまりません。
平安の時代を感じました。
作者の意図したとおりエロな感じもよかったです。
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夢枕獏の作品。
これがまたなんとも、エロく涼やかでちょっとセンチメンタルな内容の短編集。
まぁだいたい鬼が出てくる内容で百鬼夜行的な感じの
陰陽師のような、まぁだいたいそんな感じ。
漢文もーちょい読み方また勉強し直さないとな…
・文徳天皇の后、染殿皇后が鬼に抱かれる
・紀長谷雄が鬼と勝負する話
・禁断の愛で閻魔大王にまで会ってしまう篁物語
すごくサクッと説明するとこんな感じ…
まぁ人はいつでも、鬼になれるということでしょうか。
3作品あるのだけども、やはり最後の小野篁の篁物語が一番良かった。
せつねぇ!!!みたいな。
たまにはこーゆー奇想天外摩訶不思議なのも面白い。
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http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/12/post-3a74.html
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そめどののきさき
鬼愛〜♡
切ねぇわ。
こんな美しいエロみたことねぇ。
死ぬ前まで胸に秘めてたの効いた。
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舞台は平安時代、夢枕さんっぽい物語なんだけれども、陰陽師とはまた違う人物が登場してなかなか面白かった。