紙の本
表題作がおすすめ
2017/02/21 10:25
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投稿者:tamayo04 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショートショート中心ですが、やはりこの表題作の要請配給会社がすごく面白いです。会版は文字が大きくなっているので読みやすくておすすめです。
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子供の頃なんども読んだ、星新一のショートショートシリーズ。読みやすく、おもしろい。中毒になりやすい!!
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ほかの星から流れ着いた〈妖精〉は従順で謙虚、ペットとしてたちまち普及した。しかし、今や……サスペンスあふれる表題作など35編。
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宇宙人系、発明家系、おとぎ話系等、話の種類が多い一冊。おすすめは「アフターサービス」「終末の日」。ショートショート35編。
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この本の『ひとつの装置』は、読み終ったとき鳥肌が立った。重い話ではあるけど星新一さんのお話の中では、これがいちばん印象に残っている。
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ショートショート35篇
福の神 暗示 アフター・サービス 沈滞の時代 ある戦い
おみやげを持って 指導 おそるべき事態 夏の夜 三角関係
マッチ 妖精配給会社 恋がたき 作るべきか ハナ研究所
ひとつの装置 宝船 銀色のボンベ 遠大な計画 逃走
すばらしい星 分工場 ごきげん保険 責任者 遺品
春の寓話 輸送中 幸運への作戦 友だち 豪華な生活
宇宙の関所 求人難 ボタン星からの贈り物 天使と勲章 終末の日
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収録は
・福の神
・暗示
・アフター・サービス
・沈滞の時代
・ある戦い
・おみやげを持って
・指導
・おそるべき事態
・夏の夜
・三角関係
・マッチ
・妖精配給会社
・恋がたき
・作るべきか
・ハナ研究所
・ひとつの装置
・宝船
・銀色のボンベ
・遠大な計画
・逃走
・すばらしい星
・分工場
・ごきげん保険
・責任者
・遺品
・春の寓話
・輸送中
・幸運への作戦
・友だち
・豪華な生活
・宇宙の関所
・求人難
・ボタン星からの贈り物
・天使と勲章
・終末の日
ドライでクールでダークなおとぎ話と言ったところか。
「ひとつの装置」がもの悲しくて好き。
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<2010年3月11日根津図書館にてレンタル>
どの話も5ページ程度からなる短編であり、無駄な描写がなく簡潔にまとめてあるため、次から次へと読むことができる。
また作品には社会や人間の性質を風刺しているものもあり、読み終えた後にニヤリとする反面、ドキッとするものも多い。現実には存在しないが、実在してもおかしくないような世界を舞台にしていることもドキッとさせられる一因である。
読者の時代背景を反映しないようにと地名や人名といった固有名詞の使用をさけていることもあって、作品が書かれてから何十年もたった今でも新鮮味を損なわない作品である。
以下、気になった記述、考えたこと。
「恐怖は存在していない場合に一段と高まる。」by沈滞の時代
(「子どもはどんな暗闇にでもお化けを想像する」)
→無知が恐怖を増幅させる一番の要因たりうる。
「良心の程度も一定の線でとどまり、バランスを保つのが健全な精神状態」byおそるべき事態
→正常であるとはどういうことか?世の中を回すためにはある程度の事故や不正は仕方がないのか?
<2010年3月11日読了>
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友人のすすめで読んでみた1冊。
日常の中に、現代における"非日常"を投入する事で、現代を生きる私達の中に潜む問題をピンポイントに照らし出していくショートショートを集めた短編集。
パターン化している部分や所謂"斜に構えた"印象を与える物語も多いので、その手の話が嫌いな人は苦手かも知れない。
だが、重い内容を扱う話も明るい文体で、舞台の設定も簡潔にまとまって、終始軽やかなリズムで描かれていて非常に読みやすく、星さんの凄さが表れている。
軽過ぎるものは読みたくないが、今はさっくり気軽に読みたいという人におすすめ。
本作の中では若干他と異なる雰囲気だが「ハナ研究所」のオチが効いていて、好きな作品だ。
「友だち」もやや異色だが、気に入っている。
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中学のとき、てっとりばやく読書感想文用に読んだ文庫。表題作「妖精配給会社」が印象にのこり、それについて書いたのをおぼえています。いま読み返してみても、なかなかの味わいがあり、思い出の一冊です。
ただ、人間の反応があまりにも画一的なため、人工的で無味乾燥です。星新一のショート全般にいえるこの独特な無機質さは、薬にもなりますが毒にもなります。新一ならではのアイロニーが侵食されてしまっているとすれば、有害です。
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ここんとこ古本屋の特価コーナーで大量に仕入れてきた星新一を散発的に読んでいるわけですが、本作がもっとも作品が短くまとまっていて歯切れが良くていいですな。
短い分、オチが唐突だったり強引だったりもするわけですが、それでもやっぱり星新一のショートショートはこのくらいの短さが至上だと思うわけです。
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発想の豊かさに脱帽、結末のシュールさに戦慄、素直な文章に安定感。
どの話も広げようと思えばもっともっと広がるはずなんだけど、あえて余韻を残しておく所がニクい。
文章の性質に起因するものだろうが、全体的には淡々としていて、パターンもあるので、何十編も連続で読むよりは、ちょこちょこ読む方が新鮮な感覚で楽しめるような気がした。
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なにもしない装置は、本当になにもしない方が良かったんですね。
どんなことを考えながら作者はこの作品を書いたのでしょうか。
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短編がごっそり、で読むのが止められない状態に。
最初の福の神、には驚きでした。
想像するイメージと違う…のもありますが、世界樹立。
神様もそんな競争してるのか、と脱力。
表題の配給会社は、想像するとぞっとします。
が、人間隣に居て甘い言葉ばかりかけてくれる存在を
そう手放せるものでもないですし、想像通りならば
きれいさっぱり相手の思考にしたがって終了、かと。
一番怖いのは、ボタン星人、かと。
タダより安いものはない。
授業料にしては、かなり高額を払わされた状態です。
でもまぁ、こんな状況になるとは思いませんし…ね。
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『妖精配給会社』老社員に特に益もなく終わった。少し物足りなさを感じるし妖精は世界をダメにする存在なのかもいまいち刺激がなかった。淡々とした話で不満もなくかといって満足でもない。不思議な話。