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伊坂幸太郎さんは好きなんだけど、微妙に絡み合っているようで独立している短編集は、なんだか読みにくかった。
完全独立の短編集か、しっかりつながった長編かのどちらかにしてくれないと・・・
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死のにおいも 社会風刺もない日常感を感じるほのぼの短編集
1編毎に関連が明らかになっていくのが作者らしい
斉藤和義の詩に絡めた編は作者らしさが薄れた感で無理を感じる
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よく目を凝らさないと見逃してしまうようなつながりが、互いに絡み合う短編集という構成。作者おなじみのパターンかもしれないが、今回は中身がちょっと違うぞ、と読み始めてすぐに感じた。過去の焼き直しではなく、新しい色合いが、深い所からにじみ出ている。「新境地」というような大げさなものではないけれど、より現実味が増していて、ストーリーがじんわり沁みる。
セリフがあまり気取っていないのが良いのかもしれない。さらに、作者あとがきを読んで、また別の理由もわかったのだけれど、半ネタバレになるので割愛。
ここ数年、以前ほど熱心に新作を待たなくなっていたが、やはりこれからも手に取りたい作家のままになった。
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斉藤和義さんからはじまった、オムニバス小説。時代や人物が次々と入れ替わり進んでいく、伊坂さんらしいお話し。
ボクシングと恋愛
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2014/10/2読了。
テーマ、設定が日常生活に近く、読後感はほっこり、爽快なものであった。
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多数の登場人物が家族だったり友達だったりで、頭が混乱する短編集。
あとがきから読んだ方が良い。
斎藤和義とのコラボレーションであることを知っていればもっと面白く読めたかもしれません。
唯一の感想は、織田一真がギャングの響野さんだとしか思えないということ。
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「ええやん!」って感じではなかったけど、それが逆にほっこりしててよかった。斉藤和義聞いてみよう。
和義聞いて、伊坂のやりたかったことが何となくわかった気が。ええ本や。
ベリーベリーストロング!
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伊坂幸太郎にしては珍しく、爽やかな短編集。
恋の始まりのほんわか、少し気恥ずかしいようなお話たちです。
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紹介された男が思わぬ人間とわかる「ライトヘビー」
別居中の妻子と意外な方法で連絡をとる「ドクメンタ」
叙述トリックと巨乳と別れが融合してなぜか楽しい「ルックスライク」
このへんまでは面白くて
伊坂幸太郎らしい恋愛もので
これは傑作と思ったけど
最後の「ナハトムジーク」は
蛇足なような
でも「ライトヘビー」「ドクメンタ」が
とてもいいので★4
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あれ?恋愛小説?
って思い始めてから、
普通の恋愛小説と
伊坂幸太郎らしいキャラクターたちがマッチしていって
ほくほくした気持ちで読了。
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これこれ、こういう伊坂作品が読みたかったよ、という感じでした。
細かいところで人物とか出来事がいろいろつながっているような。こういうの大好き。
しかし斉藤和義さんの歌にはいい歌詞がたくさんあるんですね。
織田一真が、最初すごいやなやつだと思っていたのですが、だんだんと憎めないやつになっていったのが悔しかった(笑)
トイストーリーを、あんな風に表現してくれただけで、この本が大好きになりました。
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前作『首折り男のための協奏曲』でも感じたけれど、『ゴールデンスランバー』以降の長い模索を経て、結局原点回帰というか、この方向で行くのだろうか。
「アイネクライネ」。伊坂さんご本人曰く、珍しい恋愛小説。しかし、伊坂さんがベタな恋愛小説など書くはずがない。「ライトヘビー」。何と、日本人初のボクシングヘビー級王者誕生!! しかし、伊坂さんがベタなスポ根小説など書くはずがない。ここまでは軽いジャブ。
「ドクメンタ」。これを怠っている人は多いだろうが、何て回りくどい伝え方を…。「ルックスライク」。こういう撃退法、とても応用する気になれん。「メイクアップ」。こういう望まない再会は誰にでもあり得るだろう。そのときあなたならどうする。
ここまでの5編は、他との繋がりも一部明らかになるが、短編としてそれなりに面白い。よく言えばいつもの伊坂節らしく肩の力が抜けているし、悪く言えば可もなく不可もない。そして、最後のやや長い「ナハトムジーク」に突入するのだが…。
ヘビー級ボクサーの彼が、何やら回想している。世界的な活躍をしたアスリートが彼のような経験をするのは、現実にも枚挙にいとまがない。そこで潰れるか、流されず精進できるか。相手の憎々しさといい、最後はなかなかに読ませるじゃないか。
そもそも最初から連作を想定したわけではなかった前作よりは、連作短編集としての完成度は高い。しかし、この手の手法に慣れたせいか、一つの糸に繋がる快感は残念ながらそれほどでもない。最後が単独でも読ませる内容なのが救いか。
ここにヒーローはいない、という。特定の強烈な主人公を置かないのが伊坂流ではあるけれど、せっかく生み出したヘビー級ボクサーにもっとスポットを当て、ヒーローに仕立て上げてもよかったのではと思うと、惜しい気もする。
タイトルの由来である「Eine Kleine Nachtmusik」とは、誰でも聴いたことがあるモーツァルトの楽曲だが、このタイトルにした理由はわからない。この曲同様、多くの読者に親しみやすい作品ではあるのだろうが、物足りないのは否めない。
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2014.10.09読了。9/26発売の新作は伊坂先輩にしては珍しく、探偵も、強盗も、殺し屋も、死神も出てこない、普通の“出会い”を描いた短編6作品。表題作『アイネクライネ』は、歌手の斉藤和義さんとのコラボ作品ということで、YouTubeで検索してみたら、歌詞が物語そのまんま!感動!次作『ライトヘビー』も、斉藤和義さんの歌詞を散りばめられているんだそう。斎藤さん、てそういうことか!!あとがき読んで気付きました。面白い。3作目『ドクメンタ』では自分と似たような性格の藤間さんに共感し、『ルックスライク』の、どこのお嬢さんかご存知ですか?この撃退法素敵だなぁ。『メイクアップ』は同級生との再会を描く。地元に住み続けてるし、自分にはあんまり衝撃的な再会は無さそうだなぁ。『ナハトムジーク』では、人の繋がりに感動!
珍しく恋愛モノな今作。こんな伊坂先輩も、悪くない!!キュンキュンしたー♡出会い、いいね。
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待ちに待った伊坂さんの新刊!相変わらず登場人物達のセリフや言い回しが面白く、にやにやしながら読了。
それぞれのお話がちょっとずつ繋がっていて、あ!この人!ってのが多いのも魅力的。
伊坂さんのあとがきにあるように、珍しく全員まともな生活を送る人たちの出会いのお話で、恋愛ものが苦手というわりに、ロマンチックというかさすがだな~という出会い方や繋がりが書かれてた。
織田真人は『チルドレン』の陣内や『砂漠』の西嶋のような適当でなのになぜかかっこいい!という不思議な人物なんだけど、彼らが大好きだから今回もすーっごい好きだなぁと思った。あと女の子たちもいいしね。
いつもさすがだなと思うのだけれど、厄介な難癖をつけられてる人を助けるときは、悪者に同情するというのが得策というのが勉強になったというかなんというか。面白い。あと、記帳するとメッセージになってるとか。さすがです。
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恋愛ものの短編集からなる長編 伊坂幸太郎節全開だった なんでこんな笑える物語で、自分が泣いてしまったのか分からない 自分の人生にもなにか愉快なことが待ってるような気持ちにさせてくれた すごくじんわりきた よかった