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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ。竜崎の周りの人間が主役の物語。毎度、竜崎の「常識」の言葉によってすんなりと事件を解決していくのだが、当たり前のことが通らない世界にいる者たちと当たり前だと思っている竜崎の対極的な図式がいつも滑稽でわかりやすい面白さがある。
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★2015年3月5日読了『隠蔽捜査5.5 自覚』今野敏著 評価B-B+
これもTV化すでにされているらしい。確かにテレビ向きの設定とテンポを持った作品であり、主人公の竜崎伸也は、今の時代には珍しいぶれない芯の通った上司らしい上司。
大森警察署長である彼を取り巻く部下たちと竜崎と幼なじみのエリートキャリアである警視庁の伊丹刑事部長、かつて竜崎に憧れた女性警察キャリアの畠山美奈子など個性豊かな脇役がそれぞれの物語で竜崎に支えられ、助けられ事件を解決していく。短編7編。
この作家では、ぜひ長編を読んでみたいですね。
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隠蔽捜査シリーズに出てくる登場人物を主人公にした7編の短編集。
竜崎さんの言ってる事がすごくいい。特に「訓練」と、「検挙」が好き。
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はい!!大好きな隠蔽捜査シリーズ第七弾です!!
今作はスピンオフの短編集
個性豊かな脇役たちが主役の物語でありまして、以前にもこのような形式の作品が一つありました
このシリーズはスピンオフ短編集を0.5と示します
長編が5作、スピンオフ短編集が2作で計7作目の作品がこちら
竜崎署長の片腕、貝沼副所長
かつて想いを寄せた畠山美奈子
確執のある第二方面本部管理官・野間口政嗣
大森署刑事組織犯罪対策課長・関本良治
地域課長・久米政男
強行犯係長・小松茂
そして、竜崎の親友?警視庁刑事部長・伊丹俊太郎
彼らが窮地に立たされた時、悩み苦しみ立ち止まってしまったとき、竜崎のひと言がすべてを解決する
難しいことなど何もない
原理原則に従うまでだ
スピンオフ作品であり、ファンブック的ではありますが、どのようなシリーズであるのかがよく示された作品です
とにかくスッキリしたい方には最適なこのシリーズ
次回は長編が読みたいですね~
期待しております(^_^)/
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カタブツだの変人だのって言われている竜崎署長だけど、本人は至って普通だと思っているところが憎めない。
部下にとっては、なんて頼りがいのある上司だろう。厳しいけど合理的。もう全く無駄がないんだからぁ。責任を負う立場の人がどっしりと構えていると心強い。
ちまちま悩んでいることがバカバカしくなってくる。
そのうち異動もあるかもしれないねぇ、それはそれで寂しいな。今後もず〜っと竜崎流を貫いて欲しい。たぶん言われなくてもそうすると思うけど。
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隠蔽捜査シリーズ、スピンオフ第二弾。7編の短編集。
これまで出てきた脇役たちから見た竜崎という人間。原理原則主義に即した切れ味抜群の判断の下し方がお見事。悩める子羊、ならぬ部下たちは本当に心強いだろうな。ここぞという時に部下に任せるところも、強い信頼感が感じられて良し。
それにしても、TBSでドラマ化したのが案外良かったせいか、脇役も含めて皆、あの俳優さんたちに見える、、、。伊丹さんだけ、もうちょっと格好いいイメージだけど、古田さんの伊丹もあれはあれで好きだったり。
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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ、2回目
竜崎さんの周辺の人が主役の短編。
でもきっちり竜崎さんの原理原則主義でスッキリ解決。
面白かったです。
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「5.5」からも想像したとおり、番外編となっておりました。
それも、7つの話、7人の人が語る竜崎伝説である。
警察に限らず、誰もが陥る組織の中の勘違いや風通しの悪さ、
それを(皆が口をそろえる)魔法のように軌道修正するのだ。
その中の一つ「実地」では
不始末がお手柄に変わってしまっている。
もし、そのままだったらと思うとぞっとしてしまう。
大森署でぶれないのは、竜崎と戸高だけじゃないのかな?
しかし、こう竜崎大絶賛だと、まさか転勤とかのフラグじゃないでしょうねなんて勘ぐってしまう。
大森署の面々が、今回でさらに親しみが湧いているだけに
しばらくここでの活躍が続きますようにと願ってしまった。
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お気に入りのこのシリーズ、今回もすっとしました。竜崎署長のように考え、行動できたらなと、憧れの気持ちを抱きながら読み進めていました。
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相変わらずいい。立場や形式を気にして問題が複雑化するところを、本来の目的に沿って明快に応える。このシリーズを読むと自分の仕事も上手くいくような気分になるから不思議だ。
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変人キャラの警察官僚、竜崎伸也
隠蔽捜査シリーズ5.5、スピンオフ短編集で7冊目。
スピンオフって期待値、下がるんだけど
隠蔽捜査シリーズの点5短編は
なかなかいける。
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隠蔽捜査というシリーズですが、主人公の竜崎伸也署長
名探偵もののように、周囲の登場人物が悩み行動しているところを、目からウロコの明快な行動原理にのっとり素早く解決するので読んでいてスッキリします!
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竜崎さんはさすがにぶれない!
と思ったら、帯に同じことが書いてあった。
短編集だからこそ味わえるテンポの良さと充実感。
このシリーズの長編はもちろん大好きですが、この○.5の短編も読み易くちょっとした時間の合間にも手に取りやすい。
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2015/7/15
大好きな竜崎さんシリーズ。
ただし番外編。
いろんな人が問題に直面してあれこれ思い悩むけど、竜崎さんに相談してみたら「なぜ私はあんなに悩んでいたんだろう」ってなる、すべてそうなる水戸黄門的短編集w
いーんです!
竜崎さんが素敵だからいーんです!!
とは言え本編を読みたいね。
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本編の台詞にあるように、竜崎署長の言葉はまさに魔法のようだ。
こんな人になりたい。彼の言葉を聴く登場人物に感情移入して涙が出そうになった。