紙の本
設定はいまひとつだが、内容はしっかりしている。
2015/10/04 17:57
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どもたちそれぞれの葛藤の描き方がうまい。突然妙な力が授かれば、それに対する感じ方、向き合い方はちがって当たり前。強気でどんどん伸ばしていこうとする子もいれば、怖がって、力をないものにしたいと思う子もいる。超能力の話としてでなく、それを通してひとりひとりの子どもの個性を浮かび上がらせている作品として読むとおもしろい。
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三者三様(六者六様?)の
能力と、能力の受け止め方が
おもしろい。
それにしても、ホント
まさに小学五年生が
描かれている。
すごいです。
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1巻は楽しかったけれど、超能力が前面にでてくる展開はちょっとどうなんだろうと思う。これから先、ちゃんと面白くなるといいけど。6人も出しちゃった主人公たち、うまく回せるのか心配。
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なかなかストーリーが進まない感じ。おもしろくないわけじゃないけど、もう少しスピード感があってもいいよなあ。全体としてどれくらいのものを予定してるんだろう・・・長編だとしても1巻ごとにもっと引き付けるものがないと読み続けるのはしんどい。
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話がようやっと動き出して、がぜん面白くなってきた感。まだまだ序盤なんでしょうが、どのように進んでいくのか気になるところです。
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千里たちは、それぞれ超能力に目覚めていく。白いカラスに乗り移ったお化けが喋り出し、どんどんファンタジーの世界へ!6人それぞれのキャラがしっかり描かれていて面白い。ただ、展開はかなりゆっくり。
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図書館より。
ヤバい!ドキドキする!(笑)
スゲー続きが気になる‼
超能力?呪い?(笑)これからどうなっちゃうんだろうね。
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(15-34) 6人が気を失って獲得した能力以外は普通の小学生の世界が描かれていて、それがリアルなので違和感が無くこの話に入り込めた。
彼等は結構複雑なことを思っているが、小学生の頃私はどうだっただろう?思い出してみると1年生から6年生までいる小学校では、私は高学年になると低学年よりずっと大人になったように感じていた。そんな雰囲気をこの物語の登場人物にも感じ、彼らにいっそう親近感が湧いた。しかし、礼生と有沙はなんだか心配だ。今後大丈夫か?
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【内容】光を浴びて気を失い、目覚めた6人にそれぞれ力が宿っていた。
千里はテレポーテーション、星司は動物と意思疎通が出来る、美音はテレパシー、数斗は記憶力が際限なく高まる、礼生は暗示で相手を意のままに操る、有沙は相手の能力を撥ねつける。
星司が助けた白いカラスのフォーマルハウトが、神社の鳥の像に近づくと、雪気(セッキ)という霊が乗り移り子どもたちに語りかける。
【感想】少しずつ、6人それぞれの性格にあわせた超能力が現れてくるが、子どもたちのそれぞれの戸惑いや力に対する好奇心が丁寧にかかれている。礼生だけが、能力を肯定的に捉え、喜んでいるが。
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き、禁止ー、甥っ子に亡き(?)嫂の面影重ねるの禁止ー、ドキリとするのもー、と高まりましたが、基本児童文学なので、じっくりと進んでいく感覚が、自分の小学生時代と比較できて面白かったです。
丁寧でジェントルなお化けもよい。
表紙は下駄履き!ジャリん子チエか、と気に入りました。
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6人に起こったことが徐々に明らかになっていく。超能力?に戸惑う姿に共感。特に美音には同情を覚える。他人の心なんか読んで嬉しい訳がない。これからどうなるのか、続きを早く読まねば。
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一冊目がおもしろかったので、続けて読むことにした。
森崎古丹の血をひいた六人は、スナイカルの光を浴びることで、力に目ざめた。
六人は、白烏神社の神使・カラスの像にいる雪気と話をする。
とっても読みやすくて、さくさく進む。
美音が母親の心を読んでしまう場面、ほんとうにかわいそう。
でも親も人間だし、しかたがないのかな、とか。
ふと、自分もサトラレてたらどうしようとか考えた。
千里はいい子だなぁ。
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相変わらず丁寧な描写で物語は進む。もう少しご都合主義でもいいんじゃないかとおもうくらいゆっくりと丁寧に。
漢字のひらき方が独特で、さらりと読み進む事ができない。ゆっくりと「ひらがなだと、こういう感じになるのか」と気づかされるような言葉になる。面白い。
1巻で感じていた、登場人物の多さと視点の切り替えは2巻では気にならなくなる。正確には「誰がこれを思っているのか」が分かるようになってくる。おそらく、書き方は同じで、登場人物に対する理解が深まったんだろうなぁ。
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いよいよ物語が進み始めた感じ。
6人がそれぞれに特殊能力を身につけ、その力を怖れたり、期待したり。
居なくなった星司のお母さん、なにかありますよね!
最後はどのように決着するのかなぁ
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1巻の最初はぜんぜん面白くありませんでしたが、途中からちょっと惹かれてきて、2巻目読み終えました。
シリーズものでも、だいたい1巻ごとに話がまとまってるものが多い中、この作品は、どーんと最後までぶっとうしでいく心意気が見られました(笑)。そう思うと、登場人物それぞれの視点で描かれて、ぐるぐる立ち位置が変わりながら物語が進んでいくのも、まあ、いいかなと思いました。
小学生の子供たちが主人公ですが、安易に話が進んでいかないところも、ちょっと現実に寄り添ってて面白かったです。すぐに受け入れられないってのも、そりゃそうだよなーと思いつつ、それだと物語が進まないだろうなと思います。なので、そこら辺の葛藤は、割愛されるの多い中、ちゃんと大事にして視点をあてて書いてるってのもいいなと思いました。
後半、そこを含めて、最後に何をもってくるのかわくわくします。