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葉村さ~ん。
あいかわらず運が悪い。
でも、かっこいい。
40歳を過ぎて、ああいう生き方ができるって
素敵。
今回は、特に満身創痍度がどんどん悲惨になって
でも、筋の通った葉村晶が大好きなのだ。
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読み出したら止まらなくて、一気に読み切ってしまいましたよ。
前作からそんなに時間が経っていたとは…内側も外側も。
相変わらず葉村さんは痛そうなことになってるし、周囲の人々も移り変わっていたりして…。
続編、出るといいなぁ!
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【仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた!】ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。当時娘を調査した探偵は失踪していた。
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13年ぶりの葉村晶シリーズ、面白かった!!
探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の芦原吹雪から20年前に家出した娘を探して欲しいと依頼される。
前作「悪いうさぎ」で31歳だった葉村晶も今作では40歳過ぎ。
解説にもあるとおり一冊にするには盛り沢山でサービスよすぎの上、「悪いうさぎ」が後味の悪い話だっただけに今作品の葉村晶復活が嬉しかった。
今後はどうするのか気になるところだが。
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20141110
ひゃー
面白かった。
どんどん踏んだり蹴ったりで、全然報われなくて、間違えたりしてかっこ悪くて、でもカッコイイなぁとしみじみ。
謎そのものが二転三転するのもあるけど、別の小さな事件が繋がっていき、そこかー!みたいな引っかかりを逃さない感じが好き。
もっとたくさん出て欲しいなー涙
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まさか羽村晶の続編が出るとは思って無かったので、それだけでとても嬉しい。相変わらず男っ気もなく一匹狼ですが、今回は怪我が多くて、体を張った場面が多くて、読んでいて痛そうでした。
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探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた―。有能だが不運な女探偵・葉村晶が文庫書下ろしで帰ってきた!
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久々に会えた葉村晶は、十年ほど歳を取ってはいるが、相変わらずついていない感につきまとわれていて、思わずニンマリしてしまう。とは言え、今回の身体的ダメージはかなりのものである。にもかかわらず、最後まで読むと、なんだか明るい未来が約束されているような気分になってしまうのは不思議である。癌で明日をも知れない往年の名女優の依頼による娘探しが、、過去の未解決事件を掘り起し、政治家のスキャンダルを暴き、大御所俳優の狂気の沙汰をあぶり出し、かつて娘探しをしていて行方知れずになっている同業者の行方を突き止め……、と芋蔓式に事件を手繰り寄せている感もあり、危ない目に遭いながらもすべてに決着をつけているあたり、そうは見えないがやはり有能なのだろう。しかも、今回の物語の主な舞台が、思い切り私の生活圏であり、しかもかなり正確なので、ついうっかりその辺で葉村晶とすれ違ったかもしれないなどという気になったりもして、二度おいしい一冊であった。ぜひまたすぐに会いたいものである。
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ユーモラスと胸糞感のバランスか絶妙で素晴らしい…。楽しみに読んだ甲斐あった。面白かった。また続き作れるような終わり方だから超期待!
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葉村晶シリーズ新作。
ヒロインが年齢喰っているので、学生時代から読み続けていたこちらとしては待っててくれるのね!晶!な気分。
相変わらず孤独で頑固な彼女は不器用だけれど愛すべきヒロインだ。
若竹七海は連作短編がとにかくうまい作家だが、この長編には小さな短編ミステリがいくつも重なり、彼女の持ち味がよく出ている。
最初の事件というか事故により入院した晶が往年の女優の行方不明の娘の捜索を依頼されることが大きな筋だが、そこに派生していろいろな出来事が起こる。
晶は肉体的にも精神的にも散々痛めつけられるのだが、そのたび舌打ちしながらも立ち上がり進んでいく。
守るものも家族も恋人もいない、根っからのハードボイルドな女探偵。
すぐ新作が出そうな引きだったのでこれからの続刊も楽しみ。
タイトルの『さよならの手口』はチャンドラーかなにかから来ているのだが、いろいろな意味合いを含んでいる。
しかし、最後のオチにもってきた方の意味が一番痛快でいいと思う。
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13年ぶりの「葉村晶」シリーズ第4弾は、解説にもあるようにサービス満点のメガ盛りミステリー。これを文庫で出すとは、サービス精神にも程があります(笑。葉村晶の成長(老化?)ぶりもなかなかで、安心して読めました。ちょいとビターな結末もいつも通り。
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う、うれしい。葉村晶、待ってたよ。
私に勇気を与えてくれるヒロインと、なんだか妙に心を和ませてくれる光浦のおかげで元気がでました。
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久々の葉村晶シリーズがいきなり文庫って! これはあまりに贅沢すぎますよっ! ファンとしては超大満足の一冊です。
探偵を休業し、事件とは無縁、のはずに思えてもさすがは葉村晶(笑)。どんどん事件に巻き込まれ、次々に降りかかる信じられないほどの不幸……悪いけど笑っちゃいます。どれだけついてないの……。
しかし。どれだけ打ちのめされても決してめげることなく真相を追い求める彼女の姿勢はやはりカッコいい!のひとことに尽きるのです。真実がどれだけ残酷でも、誰かの望む結末でなくとも、依頼を全うするのが探偵。素晴らしい。
さて、このまま完全復活してほしいところです。富山さんのキャラも素晴らしいので(ひどいよねえ、この人)。一緒に古書店探偵やっちゃいましょうよ。
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不運が続いても不幸じゃない。
失敗が続いても不祥事じゃあない。
どれだけ探し続けても結局見つからない。
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主人公の探偵;葉村晶が依頼されたのは20年前の行方不明になった女性探し。そこに隠された真相とは・・・。
母が絶賛しており、薦められて読んでみました。
物語の軸は女性探しですが、そこにはいくつもの要素が絡まりあって、一つ真相に近づいたと思ったら、また新たな謎が生まれ、ついつい続きが読みたくなってしまう。
事件の内容はよくよく考えると妙な不気味さをはらんでいるのですが、そんなに重たく感じずに読めてしまうのは、著者である若竹さんの文体のおかげでしょうか。
シリーズものですが、前作までの読んでない私でも全く問題なく楽しめました。
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13年ぶりの葉村晶シリーズ。彼女ももう40代になったのですね。やっと私に追いついた!なので、今回は自分も一緒に行動しているかのようにのめり込んでしまった。葉村晶の生きる強さには圧倒されます。何回、病院に運ばれたんだ?!