- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
戦後史のなかの生活記録運動 東北農村の青年・女性たち みんなのレビュー
専門書
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
生活研究の一つの布石になる
2015/01/28 19:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:楓 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自身が生活研究をしている手前、どうしても読むことになる手記や記録類、これをどう見るべきか、そういう疑問に一つの指針を与えてくれる書です。
生活記録運動は戦前からある運動ではありますが、戦後においてその運動が果たした役割は、単に国語教育に限らず、保健衛生やそのほかにも大きな影響を与えています。本書で『岩手の保健』がとりあげられているのは、その編者である大牟羅良氏の思想的な部分が多大に影響されております。戦後史を語る上で、この本が示すものは大きいと思います。
ただ、少し残念なのが本書は生活記録そのものよりも運動の主体それがどう動いたのかをとらえることになっており、生活記録の中身に関する分析はわずかになっています。その点で私は星4つにします。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |