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依頼されたものであれば、どんなものでもどこへでも、時間通りに届けます。スピード違反も構わず、時にははしご車で、時には自家用新幹線で、あなたの元に荷物をお届けにあがります。それが郵政省特別配達課のお仕事です。
設定がかなり現実離れしており実現不可能ではあるが、お仕事小説感もあり、なくはないかなと思えてしまう。本書は4話収録の連作短編集。警察小説などのように重い話ではないので、軽い感じでサクサク読めてしまう。爽快感もあり息抜きにピッタリ。
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良い!
この飛んだ設定が何とも。
五〇一系郵便新幹線〈たより〉が1番ツボだったな…
お仕事のようであり、権力への抵抗のようであり。
鳳一なかなかカッコいいじゃない。
怪しげな感じで終わるスタイルかと思いきや、続刊あるのね。読もう。
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細かいところは気にしない!とにかくぶっ飛んだ設定を楽しもうと割り切れる人にオススメ。次から次へと「え、それアリ〜〜!?」っていう輸送手段が出てくるので、飽きずにどんどん読めてしまう。
ヒロインの美鳥は熱血が鼻につく感じで、とにかく仕事仕事!この性格は苦手な人もいるかも…?まだ登場人物のバックグラウンドが明らかにされていないため、2を読み終わったら愛着が湧くかなあ。
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郵政省が民間企業とガチで張り合ったら?という視点で書かれた、小川一水の「働く公務員」モノ。
カウンタックの配達車、郵便専用新幹線、梯子車まで、次々に登場する特殊車両と、配達員の郵便魂が燃える。
もともとはソノラマ文庫で書かれていた作品なので、ライノベルテイストのお話。いろいろぶっ飛んでますが、それもまた楽しい。
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依頼を受けたら何でも定時配達する郵政省特別配達課。ツッコミどころしかない。
民間の宅配便サービスの隆盛に中央官庁が挑むっていう構図がそもそもわけわからないが、採算度外視、交通法規ガン無視の暴走カウンタック、皇居横断、はしご車まで使ってやりたい放題。極め付けの郵便専用新幹線「たより」には笑った。
家も日本ダービー出走馬もプルトニウムも運ぶ。
美人班長の桜田美鳥、新米男子の八橋鳳一、普段はマッタリやるときはやる和光課長など、わかりやすいキャラクター設定。
ブットビすぎてておもしろかったです。