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うーん、通勤電車で読むには適さない本f^_^; 映画のレビュー自体はすごく興味深いんだけど、観たいと思えない映画ばかり(^^;; 観ると神経やられそうな映画ばかりだ(^_^;)
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「女子向け」映画よりも男子の映画を好んで観てきたのは、自分が恋愛や結婚に興味がなく、ほとんどそれをスルーしてるのにわざわざ追体験したくないってー理由がある。だけど、この本に取り上げられている映画の女子たちは、恋愛や結婚を含めた、女子たちが直面する現在に苦しんだり立ち向かったりしている子たちばかりで、少なからず心当たりもあって胸に刺さる。でも絶望ばかりじゃないし、救われる作品だってある。そこがいい。
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私が映画をむさぼるように
見ていた時代では
「なんで こんな馬鹿なことするの」
という感想でしかなかった作品が
この本を読んで なるほど
「ああ わかるよ」と思う。
色々失敗して 恥ずかしい思いをして
一周ようやく回ったかな
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『映画秘宝』界隈でライターとしてレビューを書いている真魚八重子さんの映画を題材にしたエッセイ。
いつもいわゆる『秘宝』系のオタク男子が好むような映画のレビューを書いている真魚さん。今回は趣向を変え、映画における‘文化系女子’の生態について、アラフォーの‘文化系女子’としての立場から、彼女たちの心情をメインに考察している。通常の批評にある「演出が~、カメラワークが~」というような表現は避けられているので、登場人物たちに感情移入して映画を観ることがメインの人におすすめ。
取り上げられる映画は超メジャーではないものの、レンタル屋さんにおいていそうなものも多く、『ヤング≒アダルト』『ゴーストワールド』などそのものといった映画から、ロマンポルノの『天使のはらわた 赤い教室』、トリフォー、エリック・ロメールなどの巨匠まで。
『グッモーエビアン!』のところだけ毒舌だが、あとは大体彼女たちの心に寄り添った文章。
巨匠たちの名作も、おびえずに自分目線で観てみようと思いました。
‘「めんどくさくない女なんていない」’
~著者の友人のTwitterでの言葉~
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女子向けのようだが男でもこんな映画があるのかと興味持って読める。ただ気になる作品は入手しにくかったりする。成瀬喜巳夫の作品が意外とゲスいと分かり見たくなった。
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映画に登場するキャラクターの心理を丁寧に浮き彫りにしてくれている稀有な本。
本の表題にある通り、映画に登場する女性に焦点を当てた、主に語られている映画が39作品ある。女性心理の機微に触れるような繊細な映画を見てこなかったようだ。未見の映画が34作品なので、映画を鑑賞した上で読めた作品は5作品のみになる。
『メランコリア』『ブラック・スワン』『プラダを着た悪魔』『キャリー』『アメリ』この5作品しか見ていない私でも、この本は最後まで楽しんで読むことができた。著者の作品との距離感が私には心地かったことと、私の大好きな雑誌『映画秘宝』で読み慣れていたこともプラスだったかもしれない。
本書の感想とは全く関係ないが、雑誌『映画秘宝』が次巻で休刊するとのこと。とても残念である。
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町山智浩さんの本を、女性の視点で描いたような作品。
町山さんの知識や実際に監督にインタビューして得た情報のようなものはないけれど、女性でかつサブカル好きな人の目線で書かれた内容がすごく面白い。
読みやすい文章だし、全体に漂うややダウナーな雰囲気も良い。オススメ映画のタイトルが沢山出てきたので、これから沢山観ようと思います。