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評価内訳

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紙の本

排斥と包摂

2016/10/01 17:57

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投稿者:十楽水 - この投稿者のレビュー一覧を見る

総じてて男たちの影が薄い表題作は、母権的で「古い」世界から脱出した主人公が、カナダ人の夫と離婚して息子・希敏を連れ故郷・大分に帰ってくる。カナダ旅行の記憶と交錯しながら物語は展開していく。

近代と前近代、都市と土着、科学と迷信、開放と閉塞。主人公の生まれ育った土地が放つ後者の色合いに、違和感、馴染めなさを最初は感じた。喜怒哀楽を共にする、土着的な共通感覚は、デリカシーの無い視線で少数者を排斥する。無自覚であるため加害意識とは無縁、当然反省することなどなく、共通感覚は持続していく。だから異議を申し立てたい自分がいるのだが、読み進めるうちになぜか、命で笑い、泣くような女たちの姿に、排斥よりも包摂するような、包み込むような懐の深いものを感じ取ってしまった。

比喩が多彩。その一部に苦手さを感じたが、これほど海にまつわる表現が書けるのはすごいことのように思った。著者と海の関わりの深さが伝わってきた。

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2015/05/28 12:45

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