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通称ヘネパタ本。コンピュータサイエンス的にはとりあえず読んだほうが良い本。
ただ、かなりハードウェア(CPU アーキテクチャ)寄りなので、入門とは言い難いと思う。
なお、モバイルやクラウドの話はほとんどない。
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研修でコンピュータ・アーキテクチャの知識が必要になったので購入。
間に他にも読んでいたとはいえ上巻だけで2週間かかかった。
昔読んだ時よりは理解できて嬉しい。
引き続き下巻を読む。
本書ではMIPSアーキテクチャを中心に解説しているが、第6版からはRISC-Vになるらしい。早く日本語版でないかなぁ。
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まさに教科書
細かい事まで記載してくれていて、なぜに答えてくれる本だと感じた
2の補数、1の補数、なぜそう呼ばれるかっていうのも説明があって個人的には長年の疑問が解消した
ハードウェアがどうやって計算しているか、そしてソフトウェア側はどう使うのがいいかっていうのを考えさせられる
ただし、アマゾンの評価にもあるように表記の揺れがある
その部分は読みにくかった
そこが残念
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大学でコンピュータを教えるのならこの本が最初がよいかもしれない。
第1章では、すごく幅広く、パソコンから車載の者まで利用の幅があることを紹介している。そういう初歩的な事項から始めて、CPU性能まで上巻で記載している。
各項目ごとの演習問題と、「誤信と落とし穴」というはまりそうな罠について示しているのは有り難い。
情報理論、電気理論のどちらかしか勉強していいない人だと、時々誤信や落とし穴にはまりこんでいることがある。
下巻では、データパスと制御、パイプライン、記憶階層、周辺について書いている。
CPUの例としては、MIPSとIA-32の両方を記載しているので、どちらかしか知らない人にとって、すごく勉強になる。
ps.
5.6 例外の項で、MIPSでは例外、INTELでは割り込みと呼んでいるものを、
内部要因を例外、外部要因を割り込みと呼ぶと分かり易そうな雰囲気の記載があった。
ps2.
80286で追加された保護機能の大部分は使われていないとのこと。私は80286の使われていない機能の説明で、保護機能が嫌いになったので、少し安心しています。
この用語の使い方を自分ではするようにしている。
すごく細かなことですが、
「人生で影響を受けた本100冊」の1冊。https://qiita.com/kaizen_nagoya/items/16af53acbb147a94172e
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2章は「命令」の基本事項,3章は「算術演算」について。
・コンピュータでの演算
・プログラム内蔵方式の概念
・命令の表現,MIPSアセンブリ言語命令
・条件分岐
・スタックの割り当て
・アドレシング方式
・コンパイラ→アセンブラ→リンカ→ローダ
4章が最大の山場,「プロセッサ」を組み立てていく。
・MIPS命令の実装方式の概念:命令メモリ,レジスタ,データメモリ,プログラムカウンタ,加算器,ALU,符号拡張
・パイプライン処理:命令実行の並列化
・データパスの分割:命令フェッチ(IF)→命令デコードとレジスタフェッチ(ID)→命令実行/アドレス生成(EX)→データメモリアクセス(MEM)→書き込み(WB)
・ハザードの種類:構造ハザードデータハザード,制御ハザード