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とある高原でカフェをはじめた奈穂。
なんとかうまくやっているけど事情を抱えているわけだが、案外あっさり解決した!笑
しかし出てくるご飯がおいしそうである。
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東京から百合ヶ丘高原に移り住んでカフェをオープンした主人公、奈穂。
東京に残した離婚調整中のダンナ、高原の住人たち、お客の田中さん、心惹かれていく男性。
奈穂が作る料理とまわりの人たちを書いたお話。
高原のさわやかな雰囲気が感じられる1冊です。
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百合が原高原のホテルだから、リリーフィールドホテルって、プリンセス観光開発の社長、経営手腕はあるかもしれないが、命名のセンスはイマイチだな。ストーリーによっては御都合主義という気がしないでもない。BLTサンドは好きだけど、この本のベーコンサンドも、それとは違ってうまそうだ。殆ど会話で状況を解説している。柴田さんにしてはソフトで軽い作品だった。
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離婚調停中の奈穂が高原のペンションを買って開いたカフェ.みんなに助けられながらの1年のあれこれが,観光リゾート地への工夫と美味しそうな料理によって語られる.特に題名にもなっているベーコンサンド,食べてみたい.
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森沢明夫さんが描いた小さな岬の先端にある喫茶店、柏木悦子さんが営む「虹の岬の喫茶店」、記憶に残っています。今回は柴田よしきさんが紡いだ百合が原高原で奈穂さんが営むカフェ Son de vent、「風のベーコンサンド」(高原カフェ日誌)を読みました。春の山菜、夏の果実、秋のきのこ、冬は鹿や鴨、湖でワカサギ・・・、豊かであるってことは飽きるということなのかも・・・。この高原に住む人たち、カフェにやってくるお客さんたち、料理とともに醸し出されるハーモニーが心地よいです。「ベーコンサンド」食べたくなります(笑)
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夫の言葉や態度に精神的に耐えられなくなり、高原でカフェを始めた奈穂。そのランチがとっても美味しそう!ひよこ豆のカレーや根菜のシチュー、ベーコンサンド。使っている食材は、あおぞらベーカリーの天然酵母のパンに、ひよこ牧場のバターやソーセージ。高原の野菜に野生のキノコ。本当に美味しそうで、読むだけでお腹がすいてきます。
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何年か前に図書館で単行本を借りて読んだ。ヒロインに乗り移って料理をした気分になったり新しい恋にときめいたり…夢中で読んだ覚えがある。文庫本になったら手に入れようとは思っていたけどブックオフに並ぶのは何年後かしら〜なんて思っていたら、偶然メルカリで発見!巡り合わせかしら(^^)この秋に第2弾が発売のようだけどまた偶然巡り合うのは何年後かしら…
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東京から百合が原高原に移住し、カフェをオープンした女性・奈穂が主人公の6編の連作短編集。
「融雪」は「和菓子のアンソロジー」で既読だったけど、つながりが分かりほっこり加減もひとしお。
どのお話も美味しそうな料理のオンパレードで、全部食べてみたくなる。。
ほろ苦い現実もありつつ、高原の豊かさ・そこで暮らす喜びが感じられ、とても爽やかな読後感。
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2015年は、この方の作品をたくさん読みましたが、泣けたのはこの本だけでした。
もともと『かもめ食堂』『めがね』『南極料理人』『西の魔女が死んだ』『食堂かたつむり』など、料理をする事で深まる人間関係を描いた作品が好きな私。
誰にも見せられない心の底の声が聴こえてくるような。
それでいて、じんわり温かくなるような。
そんなお話に惹かれる様です。
今まで読んできた『柴田よしき』さんも好きだけど、この作品の『柴田よしき』さん、大好きかも。
本当に、書かれる作品の幅が広くてびっくりします。
今年の最後に。
素敵なお話に巡り合えて良かったな。
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【101/10000】
風のベーコンサンド
柴田よしき
文藝春秋 2014.12
百合が原高原でカフェSon de ventソン・デュ・ヴァン を営む 奈穗の約1年間の物語。
お料理、食材がとても美味しそうだ。
奈穗の周りの人々もほぼいい人が揃っている。
予定調和で物語が進むように思った。
さらっと読むにはいいと思う。
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お腹がすく。
こんな風に自然とともに、生きていく生活もいいな、とは思うけど、大変なんだろうな。
その日の農作物の実り具合を見て、その日の献立を決めるなんてとっても豊かな生活。
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タイトル含め、出てくる料理がどれも美味しそうで…料理人は色々考えてて尊敬しますよ。田舎と都会と理想と現実、みたいな感じで全体的に甘めな話しかもしれないけど、爽快な一冊でした。
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東京でバリバリ働いてた女性が、高原の村でカフェを始める物語。
夢物語だけでなく、その土地に住む人たちの苦悩も描かれている。
確かに、都会より素朴に見える田舎の方がドロドロしてるかも。
出てくる料理はどれも美味しそうで、このカフェに行ってみたい。
ちょっと甘めかもだけど、読後感も清々しい。
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ブクログで見つけた一冊。
都会から 何もかも捨てて 新しい自分に会うために 百合が原高原に カフェを開いたお話。
1つ1つのお話に メインとなるお料理が登場する。
ここのカフェに行ってみたくなる。
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東京での生活の全てを捨てた女性が高原でカフェを営むお話。
終始心地の良い風が吹いているようなとっても素敵な雰囲気でした。
柴田さんは心の暗い部分を優しさや朗らかさで包む女性を描くのが本当に上手。人には見せないそんな部分がその人の人間味になるのかなぁ。
一周年を祝うディナーの場面では何だか涙が出た。丁寧に丁寧に作られた料理を食べるところ。それに気づけるところ。凄く良かった。本当に。
なんて魅力的な高原なんだろう。百合が原高原。豊かな自然ももちろん大切なのだけど、それを尊重し活かす人間もまた大切な存在なのね。