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タイトルがどうしてもしっくりこない。
嘘というより鑑賞者が無知だから読み解けないだけ。
サクッと読めるし知らなかった情報もあったため個人的にはよかった。西洋絵画初心者には理解しやすいし親しみ易く、そういった意味ではハードルが低い本。
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フランスのテレビドラマ アート・オブ・クラム( 美術関係刑事物?)が好きです。
p32クールベでーあの有名な「世界の起源」
と文字で説明してますが、まだ印刷できないもどかしさを感じます。
テレビでは、バッチリ写ってました。
美術オンチの男性刑事が、二度見してました
ルーブルで展示するまで130年かかった。と
言ってました。
絵画の話しは大好きです。
ポンパドゥール夫人の「公認の寵姫」も役目があったんだ!
マリー・アントワネットは、ルイ16世が公妾を置かなかったから、国民の憎悪を一身に背負ったなんて、知らなかった。
デューラーの自画像の変容と宗教(カトリックとプロテスタント)の争いが影響してるとは、知らなかった。
「知る」楽しみを与えてくれた本です。
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タイトルと全然内容が違ったり意外性があるものは「へ~」と思って読んで新たな発見もあったけれど、同じような内容の繰り返しで終盤は流し読みしてしまった。
フルカラーで見ごたえはある。
文章は何回ではなくさらっとしているのでいい意味で軽く気負わず読めた。ちょっとした待ち時間とかの暇つぶしにピッタリな本だと思う。
1度読めばいいかなという感じ。
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レンブラントの『夜警』は夜じゃない。
ムンクの『叫び』は叫んでない。
など割とメジャーな裏話から全く知らなかった情報まで、カラフルなイラストと共にお送りしてくれるのでとても有益な一冊
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美術には関心がなかったが、歴史背景とともに見ることで面白みがあった。ヨーロッパ史も学びのきっかけにもなり得る。
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絵画や画家の背景・解釈に潜む嘘・誤解について説明されている。嘘の種類で10章に分かれていて、各章では10個前後の絵画が扱われている。多数の作品を簡潔な説明で読むことができる。
私個人としては知識不足であまり理解できなかった点も多い。美術史や世界史の時代背景・国・地域・民族・宗教あるいは画家の出自などの知識がある人なら、事柄のつながりをもっと理解できておもしろいかもしれない。
72ページの《丘の麓の滝、村の近く》で、オランダの独立時に絵画や球根が投機対象になったという話は別の本で読んだことがある気がするので少し理解ができておもしろかった。
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1作品見開き1ページと簡潔に紹介されているので、ある程度名画やその名画が描かれた時代背景の前知識があった方がより楽しめたと思った。
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全フルカラーで大きく印刷されており、絵を見るだけで楽しかったです。
が、知識不足で解説についていけない場面もありました。
ですが、興味のあった絵画について知れてよかったです。
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フルカラーで名画を楽しめて、知識もつく本。
画家の特徴や世界史的観点を説明してくれるので、名画のことをもっとよく知ることができる。
意図的に美しくご婦人を描いたり、本当はいない人物を戴冠式の絵に出席しているかのようにしたり、当時はほぼいない太った農民を描いたり…。意図的に『嘘』を描くのは必ず理由があり、画家にとって都合がいいのか、絵の依頼者が指示したのか、それとも社会的風潮や常識からそう描いたのか、それを考えるだけで楽しい。
世界史で学んだ作品も多々あったが、個人的にジョシュア・レノルズの『マスター・ヘア』、ルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』、マネの『フォリー・ベルジェールの酒場』を気に入った。
美しい作品はぜひ後世にまで残って欲しいものである。
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✔︎ムンクの「叫び」は叫んでる場面ではない
✔︎「アルプス越えするボナパルト」本当はラバに乗っていた
等有名な【嘘】もあったけど、9割以上は全く知らなかった話でとても面白かった。レンブラントの「夜警」は夜ではなく昼の場面、というのが一番最初のエピソード、衝撃過ぎて一気読み。
オールカラーなので、絵画好きは是非手元に置くべし。
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西洋絵画をある程度知っていたら、このような事情は知っているだろうけど、数多くの作品を掲載していて豆知識になる。真の意図は描いた画家にしかわからなくても、それを読み解いてみたくなるのが名画の魅力だろう。