紙の本
もしかして、最終回?
2015/09/24 19:48
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投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
「御宿かわせみ」シリーズの最新刊。今回は、出演者総出で、めでたい尽くしで、これは、フィナーレなのでしょうか…
続きがあっても無くても良いような終わりかたで、もし、最終回だとしても、こういうソフトな着地もいいかな?と、感じました。
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時代が江戸から明治になり、世代交代もすっかり定着のかわせみ。
るいと東吾の子供たち世代の成長に感慨深い。
2人の結婚前の話から読んでいるのだもの。
子供たち世代に子供が生まれるほど時が流れたのか、と。
今回のあのお方、レギュラー登場人物になるのかな。
ちょっと楽しみ。
時代が変わって、捕り物シーンがなくなり、犯人の逮捕までは
描かれないようになっちゃったので、勧善懲悪のカタルシスが
薄いのはちょっと残念。
ま、メイン登場人物は、誰も警官でないのでそうなっちゃうよね。
で、麻太郎クンの縁談は、数年に和たる留学でなしくずしに
お流れなのかな。
それとも、あの彼女がお相手?
続きが気になる(笑)
それにしても、東吾の帰還は、もうありえないのかな。
終盤のるいのあの言葉、胸に痛い。
麻太郎と一緒に帰ってきたり、なんて期待するのは
妄想がすぎるかな。。。
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明治編も初めの頃に比べて、話が落ち着いてきた感じがしました。
千春の婚礼により、今まで以上に、おるいさんと麻太郎の会話が目立つような気がします。麻太郎の存在も本当なら複雑なはずですが、さらりと描かれているところがこのシリーズらしく思えます。そして、おるいさんの、東吾さんへの思い、形見という言葉も出てきて、おるいさんの覚悟も垣間見える一冊でした。
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(15-13) 麻太郎、千春、源太郎、花世、小さい時や生まれる前から私が知っている子供たちが大人になって、それぞれの人生を歩み始めた。彼らは物語の登場人物ではあるのだが、私にとっては友人の子供さんと同じくらい親しみを覚える存在。批判もある中あえて「新」シリーズを書いた平岩さんは、維新動乱期のかわせみの人達の人生を、読者に丸投げしたくなかったのだろう。この巻を読んで、もしかしたらシリーズも幕引きを迎えているのかなと感じた。
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【明治に舞台を移した「新・御宿かわせみ」第五弾】千春と凜太郎の婚礼の後、麻太郎は元岡っ引きの仙五郎から、顔形の違う人間が一人になって殺されたと聞かされる。表題作など全五篇。
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【収録作品】宇治川屋の姉妹/千春の婚礼/とりかえばや診療所/殿様は色好み/新しい旅立ち
もう捕物帖もどきの部分はいらないのではないかな。
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麻太郎が留学にいきます。
留学にいってる間、かわせみの面々になにがおこるのか、また留学先でまっているものがなになのかとても楽しみです。
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L 新・御宿かわせみ 5
本のタイトル通り、千春の婚礼。
が、その場面はあまり長くない。
婚礼の内容よりも、東吾とるいの娘が嫁に行くことに月日を感じ衝撃。を示してるような。
子供たちも成長して新たな家族を作っているから「かわせみ」が絡まなくても話は進むけれどそれでも最後は「かわせみ」に帰ってくる的な。いや、かわせみに始まりかわせみで終わってるのかな。
千春は嫁に行ってからのほうが断然、昔の「かわせみ」にかえってきた感がある。何度も東吾を思い出させる一文も出てくるし。
お吉たちが健在のうちにこのシリーズは終焉を迎えるのか。このおわりで打ち止めでもイケる。子供たちが巣立ってもかわせみはかわせみのままあり続ける、みたいな。
るいは幸せだったのかねぇ…。
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子供たちも大きくなって・・・
それぞれの人生を歩む。
三代目の話も楽しめるのかな・・・
それにしても東吾が懐かしい・・・
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(一応ネタバレあり)
最後の頃で唐突に出てきた、麻太郎の縁談と再留学(英→米の順)。
もしかして、これで終わりなのかな? と思ってしまいました。
作者も結構なお年だし、それもありなのかと。
それとも、東京とロンドンの二舞台で描かれるのか?
ところで、一条結子という華族の娘も
一緒に留学していきましたが
まさか彼女が麻太郎の結婚相手に……? というのは、うがち過ぎか?
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新・御宿かわせみ。
久し振りに読む。
TVで昔見ていた時は楽しみであったので、懐かしさで読んでみた。結構楽しく読むことが出来た。
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江戸末期の「御宿かわせみ」シリーズが明治初期の新シリーズになり、レベルダウンと言うか、蛇足と言うか・・それでも「かわせみ」の雰囲気があるからなぁ・・残り香?(笑)
それにしても今回の短編集は内容が中途半端が多く、花世の出産、千春の婚礼、麻太郎の渡航とイベントが多いわりに淡白。作者自身がどうケリつけて終わらせようか迷ってる感じかも。
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千春の婚礼はあっけなかったし、高市だか一条だかは女中を口説いたり、妊婦の花世につきまとってみたり(なぜ?)、麻太郎は見合い話から一転、5年間の留学話が出て慌ただしく出発しで、なんじゃこりゃ??? なんか、すべての話が唐突、かつ中途半端で終わってしまった感じが・・・ (前巻の感想で「次はもういいや」と言いつつ読んでしまった自分に苦笑)
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千春の婚礼のところは、もう少し長めに書いて頂きたかったです。ちょっとあっさりしすぎで、残念です。
全体的に、ざくざくと話が進んでしまうので、物足りな感が残りました。
麻太郎君が、ちゃくちゃくと医術の道を究めていく様子が、頼もしいです。
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東吾とるいの切ない関係に,年甲斐もなくドキドキしながら何度も繰り返し読んだ江戸期のものに比べて,明治のお話は,残念ながら,続けて良かったのかと疑問に思ってしまうでき。特に本書は他の方も書かれているように,総てに中途半端で違和感たっぷりだ。
もし今後も「かわせみ」が続いていくとしたら,相当の力技で収拾をつけなければ本当に困った事になってしまうのではないかと密かに懸念している。池波正太郎はあれだけの量の作品を書き進めながらほとんど完結させたのだが,それでも『鬼平』は未完となったし,『剣客商売』のラストは疑問の残るものだったと思う。愛着ある『かわせみ』の世界が,大団円となることを切に望む。平岩先生,ご自愛ください。