紙の本
じっくり熟読する本
2020/05/13 14:03
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ショコラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段、読書は好きな私ですがこちらの本に関しては翻訳の加減が難しめで何度も反芻して読んでいます。内容はとても勉強になるので、長く大切にしたくてラミネートをお願いしました。
表紙も明るく素敵ですし、たまには時間をゆっくりかけて読むのも楽しいです。
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幸福度は人生の出来事に左右されるわけではなく、出来事に対するその人の反応に左右される。
悲しみ、喜びが錯綜する人生をありのまま受け入れ、楽しみ事が出来るようなマインドセットを教えてくれる本だった。
英語をそのまま日本語に訳しているだけなのか、日本語が難解で読みにくいが、内容は勉強になった。
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ブログにまとめました。
https://conttogrow.com/self-compassion/
皆さんはセルフコンパッションという言葉を聞いたことがありますか?
コンパッション(Compassion)は「思いやり」という意味の単語です。
本書ではネフ先生が次のように言っています。
セルフコンパッションとは、自分に対して慈悲な心をもつこと
…
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初めて心理学系の本をきちんと読んだ。人間を科学している…と衝撃を受けた一冊。
(でもこの本、何も知らずに読むとちょっと怪しい洗脳本と勘違いされてしまいそう)
ひとつひとつ自分のケースにあてはめながら、じっくり読んだ。「あー高校のとき、勉強しないで弓道ばっかりしてたのは、こういう事か」みたいな。自分に当てはまりすぎて、ギクッとする内容多数…。
また、あまり良く思っていなかった自分の思考の傾向や感情が人間にありがちなことで、さらに名前があることに驚いた。心理学すげぇ。これからは『あー、私、認知的完結欲求が働いてるよー。』って言いながらマインドフルに対応できることでしょう、多分。
自分のありのままを受け入れ、私たちは成長途中であることを忘れずに、「人生」を真剣に生きられたらなと思う。
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自分に対しての慈しみの心を持つ。自分を大事にするということの一つの解釈として、とても心の救われる本。
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セルフコンパッションとはネガティブな感情を解消するのではなくて、思いやりと優しさによって受け入れること。苦しみの経験を喜びで満ちた精神状態に変えることのできる考え方を理解できる本。
詳細は下記。
https://note.com/t06901ky/n/n7e8d222797a0
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自分に対しての慈悲の心の持ち方をエビデンスも含めて説明してくれている本。著者の体験もおり混ぜながらストーリーも語られている。洋書にありがちな長めの話しも苦にならず、スラスラ読めた。
マインドフルネス的要素が多く含まれており、エクササイズも章ごとに載っているので実践的で役立つ一冊となっている。
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ちゃんと読み込んで実践すれば、自分の人生や周囲の人を大きく変えうる本だと思う。自分に許しや幸せを与えなければ、他人を幸せにすることはできない。
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セルフ・コンパッション(SC)の研究を包括的にまとめたSCの教科書的位置付け。
ただ、「SCは何にでも効く」ということを主張するばかりで、なぜ効くのか、そもそもSCは何なのかは曖昧なままである。それは現在に至るまでSC研究自体がそのような現状であるが。
それでも、SCがこれほどまでに注目されている以上、くだらないと切り捨てるのも早計で、そこに隠された理由を明らかにすることには意義があるように思う。
個人的には、3つの要素のうちの「人間の共通性」がSC独特の概念であり、アクセプタンスなどとは弁別されうる肝となるのではないかと考えている。具体的には、Gilbertなどの言うように、進化の過程で人間全体に備わった、「コミュニティを形成して安全を確保するシステム」として機能しているのではないかと考える。しかしながら、現代では個人主義社会となり、人間の共通性という本能的なものをうまく行動として表出させられないで不適応に陥っている人がいるのではないだろうか。
したがって、SCSを用いた研究でSCの概念からは想定されないような状態像の人々が出てくるのは、SCの高さは有しているものの、それを実際にコーピングとして使うことができていない人まで「SCが高い人」として測ってしまっているのではないだろうか。
これからのSC研究は、コルチゾールやオキシトシンなど、明確な生理指標でその「本能」のような実態をなんとかして捉えていくことが、混沌を抜ける第一歩となるように思う。
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最近マインドフルネスを始めている。マインドフルネスともつながるセルフ・コンパッションとはありのままの自分に優しくすること。機会があったら試してみたい。
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「真剣さと自立は幸福に必要な条件であるため、それらの欠如した人生は無意味な重労働のよう」
が胸にぐさっと刺さりました。