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真面目な社会派漫画。東京都東区,生保担当の新米職員えみるの奮闘記。
いろんな人がいていろんな問題があるもので,そういう想像力に欠ける自分にはためになる。高校生クン,うまくいくといんだけど…。
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かつては高校生のアルバイトの未申告は生活保護法63条で処理していた時代もあったが、平成24年に未成年者のアルバイトについても78条で対応するように通知が出ている。
したがって、今は未成年のアルバイトであっても申告していなかった場合は不正受給としてみなされ、最大で1.4倍まで割増して徴収することができる。
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生活保護費の不正受給についての話です。まだ2巻だから仕方ないとは思うのですが、法律や条例をこえた主人公の判断や行動を読みたいのに今のところはまだまだ未熟です。
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そうなんだよね
公的補助金って、たまに「ええええええっ!?」ってなる。
仕方ないことなんだけど
頭では判ってんだけど。
そんな実体験を持った私には
高校生の彼のことを思うと泣けてくる。
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病状聴取なんてあるのね。
なんか、お金が全てな感じ。援助を受けると、ここまで踏み込まれてしまうのかと。
政務活動費の使途公開なんかと比べるとね。
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経験者ではないから、厳密なことは分かってないくせに、ってことなんだけど、生保受給の立場にある人たちの心情が、とても上手く表現されている気がする。派手さはないけど、この調子で続いていって欲しいと思える作品。
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いろいろキツい(u_u;。
でも、見ないふりをしちゃいけない世界だと思う。
作者さんにもキャラクターたちにも、
そしてひいては現実の人々にもがんばってほしい(><)。
自分はその状況に今はいないという
無責任な立場だから言えることなんだろうけれど。
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話を聞くことの難しさかな・・・。
当事者と主人公と上司で面談してる際の沈黙の描写、すごく良かった。
体験から、ああいう描写が出てきたのかな。
なんにしろ表現力ある漫画家さんだね。
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借りたもの。
制度に関する知識や事務処理の技能以外のものが求められる現場であることを痛感する。
心配で一日に何度も留守電を残してうつ病の人にプレッシャーをかけてしまう(健常者でもこれはプレッシャーでは?)七条。
専門性が高く、真面目、合理的で容赦ない栗橋は担当していた中林さんが字を読めない事に気づけなかった……
それは教養を受ける機会が無かったためかも知れないし、失読症だった可能性もある。
ケースワーカーは生活保護の専門性だけで対応できるものではなかった。
半田さんのコメントは心に響く。
それはカウンセラーの傾聴にも通じるような姿勢ではなかろうか。
仕事でもそれ以外でも、人間は(健常者でも)自分の「都合」でしか動かない。
だからこそ「聞く準備がある」という「待つ」姿勢を示すことが重要で、どれだけ難しいかを痛感する。
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担当する世帯の状況や人柄にもよることから
どう提案し、どう向き合うか難しい。。
異動が多くて担当が目まぐるしく変わる公務員だからこそ 保護される側だったら毎回担当者に心開くまでに時間がかかりそうだなぁ〜と思いました
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不正受給に関する巻。保護の受給者が収入を隠した場合、法第78条で全額徴収、やむを得ない場合、法63条で一部返還を求める。
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えみるの同期・七条と彼が担当するシングルマザー・岩佐さんの話から。
この七条も、描き方のバランスではすげー嫌な奴になりそうなんだけど、「まあでもこういう考え方もしちゃう人いるよな」というさじ加減で悪役にさせずに描くあたりに、作者の思慮深さを感じる。
また、えみるが担当する阿久沢さんとの面談で、半田先輩のメガネ越しの目が描かれたコマは、惚れるわー。
「どんな温厚な人でも尊厳を侵されれば怒ります」
次の母子家庭での高校生男子のアルバイトによる不正受給というのも、こういう法の事実は初めて知り、考えさせられる。
「オレは…そんな悪いことしたんですか…?」
「これって…何の罰なんスか…?」
という言葉、切なすぎる。
このあたりの描き方も、この作者はどのキャラクターに対してもその人物の本音をまず「聴いて」掬い取ることをしようとしてるのが、読んでて沁みるんだな。
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2015年2月4日発売。
第8話ㅤどうしろというの
第9話ㅤWHY?
第10話ㅤそれぞれの
第11話ㅤ夏の休日
第12話ㅤ日下部 欣也(くさかべ きんや)くん
第13話ㅤ不正受給?
第14話ㅤ63?78?
第15話ㅤ全額徴収
第16話ㅤやり場なき怒り
第17話ㅤ彷徨(さまよ)う
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センシティブな「問題」を、よく取り上げたものだと感心した。取り上げられたケースは、慎重に練り込まれているように思う。この作品をきっかけとして、広くこの「問題」が
共有されるといいと思うが、センセーショナルな取り上げられ方にならないようにと、切に願う。
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債務整理とかよくわかってないっつう…所謂情弱なんだよ! 経験値に差ですね どんな温厚な人でも尊厳を侵されれば怒ります 聴聞会 生活保護を受給中の人がパチンコ店を利用してはいけないという法律はありません 悪質な不正受給に関しては極めて例外的だともとれますよね