紙の本
映画も観てみたい
2020/11/11 10:45
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投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
とにかく主人公が色々と振り回されて可哀想。
ヒロインがピエロの共犯者で殺人者だとか、臓器移植をやっていた病院だとかかは読んでいけばすぐ気づくので思った通りに話が進むので読みやすかった。
なんとなく予想ができる方向に進んでいくのでどんでん返しとかではないけど楽しめた。
ピエロは最初主人公に当直をかわってもらった医師なのかと思ってたけど、そこは違った。
勝手に臓器をとられたのは確かにひどいと思うけど、周りを巻き込んでまで医師たちを皆殺しにしようと思うのはやりすぎじゃ…って思ってしまうが、自分がその立場だったらどう思うだろう…?
映画化された作品も観てみたいなと思った。
紙の本
荒削りな作家さん!
2020/04/18 10:16
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になっていた作家だったからか小説家としての期待をしすぎた自分に残念。ミステリーが好きな人だってことは良くわかる。あと、物語の登場人物への思いも。だけど、もっと鋭く、磨けそうなお話だった。女を武器にする女が怖いなあ。
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投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー自体はいいと思うのですが、ほかの方も書いている通り、文章がちょっと楽しめない部分がありました。続編があるようなので、そちらに期待したいと思います。
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めて、あまりに軽々しい文章と展開に、これはラノベではないかと疑問を感じた。ページを追うごとに、それは解消されていき、エンディングに至って、まあ、よくできた作品という気が試合でもなかったが、やはり前半の軽々しさはマイナス材料だろう。現実に医師であり、専門的な裏付けもあるから、重厚感が加えられれば江戸川乱歩賞かもしれないが、道のりは遠そうだ。
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先が読めてしまうかも...
2016/05/07 09:21
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投稿者:BACO - この投稿者のレビュー一覧を見る
病院への立てこもり事件。
ちょっとトリックめいた場面もあるが、病院という大きな密室内での出来事はなんとなく人の動きや言動で先が読めてしまうのは否めない。
本屋や新聞の広告での書評に期待しただけに、ちょっと期待はずれ的な部分もあった。
大きな期待を持たなければそこそこ楽しめると思う。
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閉じ込められる建物の単純さと構成の複雑さが割とマッチしていて良かったと思います。
主人公が抱く違和感が共有できないのがもどかしい割に、そこら辺の謎が主人公よりも先に気付いてしまう単純さ加減がちょっと残念な感じもしますが。
最後に提示される謎はもう少し早く提示されていても良かったかも。
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昨日今日で一気に読破。
展開が予想できそうで出来なくて、最後の最後に大どんでん返し。
ちょっともう一度読まないとこれは。。
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実業之日本社文庫書き下ろしで刊行された、知念実希人さんの新刊である。深い医学的知見に裏打ちされた前作『天久鷹央の推理カルテ』から一転、深夜の病院を舞台にしたクローズド・サークルのミステリーに挑んでいる。
療養型病院で週に1日当直のアルバイトをしている外科医・速水秀悟。ある日、先輩医師から当直の日を代わってほしいと言われ、引き受けた。ところが、そこに強盗犯が逃げ込んできて、撃った人質の女性を治療しろと要求してきた…。
シチュエーション的にはありがちなだけに、読み始めてすぐにハードルを高くせざるを得ない。いくら文庫書き下ろしでお値打ちだからって、よほどのひねりでないと。そもそも、クローズド・サークルものは帯の文句に負けていることが多い。
速水が警察署で事情聴取を受けているシーンから始まり、3日前を回想するという形で進む。彼は何かに納得していないようだ。そりゃそうだよなあ。あまりにも露骨に不自然な点が多く、伏線も何もあったものではない。
最後に速水が至った真相はともかく、誰が読んでも早い段階でバレバレだろう。過大な期待を抱いて読み始めたわけではないが、求心力くらい最後まで維持してほしいものだ。残念ながら、どんでん返された気がまったくしなった。
医学ネタが仕込まれていたわけでもないし。一つ注目してもいいと思えるのは、療養型病院の闇の顔かな。これもネタとしてはありきたりかもしれないが、現役医師が書いているだけに、実際にあってもおかしくはない気がする…。
知念さんが敢えてクローズド・サークルに挑んだ点は買いたい。専門知識という武器に頼らなかったのだから。とはいえ、せっかくの武器である。『天久鷹央の推理カルテ』のように、専門知識をうまく活用した作品も出してほしいかな。
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途中、共犯者がわかってしまい、後半はさらっと読ませていただきました。
こういうことも、実際あったりして…田所先生、あんな大金もらってなければ、何だかいい先生だなとも思ってしまった。
少し切ない終わりでした。
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帯に怒涛のどんでん返しとあるので、ある程度の身構えをしてしまうものの予想の斜め上をいくミステリ。次々と仕方がなされ最後まで楽しめた。
タイトルの意味は全部読むと色々な解釈が出来るようになっているのも凄い。ほんとうに一気読み注意です。
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今までの作品が面白かっただけに期待していたのですが、期待値が高すぎましたかね?w んー、ちょっと残念!展開が気になる、という点では面白かったですけどね。
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「誰がための刃」や「ブラッドライン」と比べると、なんともチープで安直な医療ミステリと言わざるを得ません。ここに来て息切れでしょうか?
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感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201502/article_9.html
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外科医の速水秀悟は、ある夜、同じ勤め先の先輩と交替した当直バイト先の病院で、事件に巻き込まれます。
ピストルを持ち、ピエロのマスクを被ったコンビニ強盗犯が、自分が撃った女性を連れて、その病院に逃げ込み、病院スタッフと共に軟禁状態に置かれてしまうのです。
脱出や通報の手段を必死で探ろうとする速水とは対照的に、どこか空々しく非協力的とも取れる言動の院長と二人の看護師たち。
速水は彼らが何かを隠しているのではという疑惑を抱いて…
メインとなる篭城事件は、わずか10時間ほどの出来事で、テンポのよい展開や巨大なクローズド・サークルとなった舞台が生み出す緊迫感とも相まって、とても読みやすく一気に読み通せました。
ただ、ピエロマスクの犯人も含めて、登場人物たちの挙動が、あからさまに不審で違和感がある部分も多く、次第に明らかになる謎も、結構予想どおりといった感じで、謎解きの魅力や騙される快感は少なめだったように思います。
篭城事件に関する警察の見解で、あからさまな矛盾がスルーされている部分もやや不満でした。
とはいえ、事件が終わったと思った後のもう一つのどんでん返しと、呆然とさせられるラストシーンの余韻は、先に述べた点を補って余りあるものでした。
ということで、評価は僕にしては厳し目の☆4つです。
解説を読んで、まだ文庫化されていない著者のデビュー作〜三作目の本も、早く読んでみたいと思いました。
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書店で推していたので読んでみたけど、1/3を読んで真犯人もオチもわかってしまうなんて・・・。
知念さんらしくなく、まだ天久シリーズの方が良かった。