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富樫倫太郎氏による、ある仲間の裏切りで人生を大きく変えられた男の物語です!
2020/09/11 11:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『修羅の跫(あしおと)』(歴史群像大賞)で作家デビューを果たされて以来、歴史小説、時代小説、警察小説など幅広い分野の話題作を次々に執筆され、発表されている富樫倫太郎氏の人気「闇の獄」シリーズ(全2巻)の一冊です。内容は、大坂の街で仲間と共に盗賊稼業を営んでいた男・新之助を主人公とした物語で、彼の役割は、持ち前の器量で女を誑かして得た情報を元に、押し込み強盗の段取りをつけることでした。しかし、ある晩、仲間の裏切りが彼の人生を大きく変えてしまうことになります。顔を裂かれ、光を失い、表社会で生きられない姿となった男に残された道は、按摩師をしながら殺し屋として生きることだけだったのです。一体、新之助はどのようにこれからを生きていくのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
どう読ませるのか
2015/01/18 01:20
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投稿者:竜生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
役者並みの顔を持つ男が、御店に勤める女をたぶらかし、盗人の引き込み役をさせると云うことから始まる。しかもその盗人集団は専ら急ぎ働きという、乱暴な集団で、入った先の人間は全て殺してしまう。中に病的な男が居て女を犯さずには居られないという酷さである。
さてその色男、親分の女に手を出したばかりに、押し込んだ屋敷に呼び込まれ、親分から顔を切られ、腹を刺されて置き去りにされ、家に火を放たれて大やけどを負うが、どういう訳か自力で外に這い出してくる。半死半生の状態で捉まり、牢で手当を受けるが、買収された牢役人の手を経て、検校を頭目とする暗殺者集団に買い取られる。
その後、暗殺者の一人である座頭の指導を受け、暗殺者として育てられるわけであるが、何の訓練も受けていなかった軟弱な色男が、殺しの技術を身に付けられるとは思えない。しかも顔は灼かれて眼は見えなくなっている。歩くだけでも大変だと思われる男が、いとも簡単に一流の殺し屋に育てられるというところは、やや違和感を持つのである。しかも強くなるに従って、暗殺者になることに抵抗感を持つということになり、一体どういう主人公にしたいのか解らない。
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