投稿元:
レビューを見る
結婚とはって考えちゃう。ビンテージイヤーに恋人もいなくて結婚に焦っていても友達の結婚を素直に喜べるって素敵。
投稿元:
レビューを見る
女性たちの発言や心理がリアル!
ちょっとオーバーだけど、「女子」と称されるにふさわしい女性たちの会話を盗み聞きしているかのような感覚で楽しめた。
お見合いパーティーの描写など婚活市場の縮図もなんとなくかいま見れたような気がする。
投稿元:
レビューを見る
実際に婚活してて、なかなか成果が出ていない私にとって、意外に役に立つストーリーだった。そうそう、こういうタイプが案外すぐに結婚するんだよね、という子とか、ああこういうパーティーってうまく行くこと少ないよね、とか。
がんばろっと。
投稿元:
レビューを見る
石田衣良って女なんじゃないかと思うほどのリアルぶり展開は読みやすかったけと、それでも面白かった
日常だけどちょっとイケてる人達の中をみれた感じで面白かった
投稿元:
レビューを見る
やっぱり小説はいいな〜!
もうずっと小説だけ読んでたい。笑
ルックスも性格も良くて、ばりばり働いてるのに何故か結婚してない30くらいの女性っているよねー!本当に不思議。私だったらこんな人と結婚したい!って思える女性がフリーだったりする。
そんな人のお話。
小説でもすごく共感できたのは、この人素敵!いいな!って思っても上手くいかなかったり、最初はイマイチ!って思ってた人と上手く行ったりする。そしてその出会いは突然だったりする。
あるある、って思える話がたくさんあって、石田衣良さん男性なのに、よく書けるなーって感心しちゃった。
なんか、怒涛の忙しさから人間らしさを取り戻す良いきっかけになった本でした。満足◎
投稿元:
レビューを見る
男性作者が微妙な女心を書いた本。
この前は女性作者が男側から目線のお話で、
作家さんて凄いなぁと改めてかんじました。
コンカツ男子が読んだ方が良いかも
結婚を前提とした恋が始まるまでのお話で
石田衣良さんの逝年などの作品を読んでる私にはあれー?って物足りない感じでした。
投稿元:
レビューを見る
久々に石田さんの作品読みましたが、個人的には良かったです。
読んだ後に恋したいなーと思った。
てっきり途中までは早矢人とくっつくのかと思ってましたw
あと、私も「姫」って呼ばれたい。笑
投稿元:
レビューを見る
アラサー女子のそれぞれの恋愛。どろどろするでなく、みな潔く、重すぎず甘すぎずさわやかめ。同年代として身にしみる実情なんかもありつつ、仕事に勤しみ、経済的に豊かで、外見を磨き、身だしなみにお金をかけ、ホテルのロビーを当たり前に利用する彼女たちの生活観はおとぎばなしのよう。
投稿元:
レビューを見る
アラサーの女性たちがルームシェアして婚活するお話し
スイングアウトブラザースとは表裏一体な感じ
この本を合わせて読むと、男の婚活は何とも簡単なものよという印象と、女の相手は面倒臭いという印象が残る
男の婚活は自分に合った服を着て、背伸びした教養を身につけ、相手を思いやった行動と途切れない会話のみである程度は達成できる
ただ、女性の場合、自分の年齢が上がるに連れて自分の理想も高くなるし、相手からの評価も下がる一方で、無理ゲーというのがわかる
解説でも書いてあるけど、そもそも相手のデータだけが目当ての婚活って意味あるのか?と思う
ロマンス婚活だったらわからなくもないけど、結婚するのが目標で相手を探すとか本末転倒でしょう
ずっと一緒にいたい相手がしいて、その人とずっと一緒にいるための選択肢の一つが結婚ってだけなんだけどね
今も昔も、フィクションの恋愛や結婚ってなんだか個人的にはリアルに感じられないところがあるんだよなぁ
投稿元:
レビューを見る
introduction───
「これで最後の段ボールになります」
引越し屋の青年が額から汗を流し、笑いかけてきた。あごのとがった細面に涼しげなひと重の目はタイプの顔立ちだ。
─────
石田衣良作品らしく、都会的でさらっとした手触りの、軽く読める長編小説。
解説の言葉を借りるなら、「経済的安定」と「ロマンス」のどちらを重視して婚活するか。
日本においては前者が一般的らしいけれど、私自身は圧倒的に後者派で、だからずっと、「婚活」という言葉には違和感しかなかった。
その違和感の正体をクリアに暴いてくれる点については高評価。
投稿元:
レビューを見る
29歳という微妙な年齢を意識して結婚相手を探すべく合コンしたり男性との出会いに期待する主人公と仲間。まぁ最後には、オトコは条件じゃないよね、オンナの年齢も関係ないよね、ということに気づいていくという真っ当な落とし所。途中で出会った2人の男性のうち、この人と・・・になるんだろうなぁと思ったのがその通りというのも予定通り。石田衣良にしてはありきたりな展開だなぁ。
投稿元:
レビューを見る
考え方が違おうと、
価値観が古かろうと、
納得できないものは、納得できない。
自分が大切にしたいことは、
大切に守り続けていきたい。
投稿元:
レビューを見る
共感もありつつ、勉強にもなる女の参考書的な本。これを男性が書いていると言うのだからおもしろい。石田衣良さんの作品の中で一番好き。
投稿元:
レビューを見る
一つ屋根の下に住む智香、彩野、沙都子、結有の4人が繰り広げる恋、結婚の物語。
ヤリスン、バリキャリの智香には、年が同じことや総合職で働くことの面白さ、辛さにすごく共感。智香はかっこいい!彼女の両親の恋のシーンでは、親も人間なんだなと思う。
ダメ男に引っかかる彩野のような恋を最近したので、元彼を思い出してしまった。
美しい先輩沙都子の、子供が欲しいという気持ちすごくわかる。婚活パーティーの人間描写、こんな人いるー!って感じで面白い!
肉食ロリータの結有の、赤ちゃんを大事にする気持ちもすてき。
キャラクターがみんなスタイリッシュで人間らしくていい。合コン相手に付けられるあだ名や宅飲みの会話にも笑った!
ハッピーになれる本でし一気に読んじゃった。
世の中にはいろんな人がいるしいろんな恋がある。
投稿元:
レビューを見る
ルームシェアするアラサー4人がそれぞれの結婚を目指し奮闘するというもの。
生涯未婚率(50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人間の割合)は、2010年の国勢調査によると男性20.14%、女性10.61%。子供のころ、大人になれば結婚して子供ができ家庭を持つのが当たり前だと漠然と思っていた。ところが私の周りにも30歳以上で未婚の人が結構いる。
さらに統計データによると、女性の30歳で未婚だった人の約半数が10年経った40歳になっても未婚のままだという。さらに40歳を過ぎればその5年後に結婚する人は1%だとも統計データは物語っている。
なぜ、結婚しないのか?
結婚したいがうまくいかないのか、そもそも結婚したいと思わないのか?理由は様々だろう。
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」によれば、その遺伝子を後生に残すための行動として各個体は繁殖活動をとるようにプログラムされているはずだが、少子高齢化が進むこの日本においては、そのプログラムがうまく機能していないようだ。
話をこの本にもどすと、結婚したくて、合コンやお見合いパーティに参加する彼女たちは、最終的にはパートナーを見つけめでたしめでたしだが、そのパートナーは彼女たちが思い描いていた理想とはちょっと違うようだ。理想はあくまでも理想で現実はそうはうまくいかない。というより理想だと思っていたのが単なる幻想であってちょっと考え方を変えることで幸せになれるということだろうか。
それにしても50代の男性作者が30代の独身女性の思いを代弁できているのかどうか疑問に想う。