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色々刺さったなぁ〜
同世代なのでいちいち共感したw
お金か愛か。何が大事か。
アラサーの合コン、婚活、結婚観、人生観、妊娠、不倫からストーカー、熟年離婚まで色々詰め込まれていた。
これで登場人物がハイレベルな人たちじゃなかったらもっとリアルだったな(^◇^;)
全員モテる美人で恵比寿に住んでるとかw
何かしらの相手には普通の人が出てくるんだけど、メインはほぼ美男美女で構成されてる感じ苦笑
最初から智香狙いかと思ってたらそっちに手出すんかい!ってのは少しびっくりした。
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男と女の本音と建前の戦い、婚活。主人公智香より年上の私にはグサグサ刺さりまくりで痛い痛い。婚活に臨む女性の本音がリアルに描かれている。アラサー4人組が男に対する本音をぶつけ合い、時には厳しく、優しくお互いを支えあう。女性の黒い本音を描いてもカラッと軽く読めてよかった。
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二九歳独身の健康な女性=智香(ともか)が主人公の恋愛小説です。
劣等感が無い、さりとて、優越感を持つのでもない、自分のことを控えめに「恵まれている」「ラッキーだった。」と思える健康な女性です。
恵まれていて、ラッキーならば、素敵な恋愛&結婚をして、幸せになりたい。(と僕は思う。)
と言うわけで、僕はハッピーエンドを期待して読みました。
でも、盛り込まれているエピソードは気を揉むモノばかり。
待ちきれずに、中程まで読んだところで、結末を少し読み、また戻って続きを読みました。
でも、
「どうして、そう言う結末になるの?」
「え?不幸になるの?」
「そういう、展開?」
と結末を知っているのに、プロセスが読めません。
特に、修羅場の入れ方が面白かったです。
奇抜。なおかつ、説得力があり、
物語を動かす効果的なシチュエーションと役回り。
素晴らしいです。
また、今まで僕が恋愛で感じたことが、ほぼそのまま智香も感じており、リアリティーが強烈です。
「つきあい始めたときに気が付いていた、気になる点。好ましく思えない癖、趣味、センスがあった場合、どんなに努力しても、相手を変身させることはできない。自分が好ましいと思える恋人に改造することは出来ない。」
「条件だけで選んだ相手に後悔するときは、自分の好みを考えていなかったことに気が付く。」
「指を褒めたら、OKだ。」
全部盛り込まれていました。
僕の知り合いに、恋愛がうまく行かなかったときに、
自分の不利な点を数えて恋愛の失敗の理由として言い聞かせながら生きているような人がいます。
(自分に言い訳をする)
また、全て他人(当の恋人、または友人、知り合い、近所、親など)の責任にカウントして「だから、うまく行かなかった。」と納得するのが上手い人もいます。
(人を言い訳に使う)
そう言う人は、おそらく
「今日は、これで満足だ。」
と言う機会がないと思います。
いつも不満です。そして、自分の不幸を嘆いています。
言い訳を始めたら、その場で納得出来るかも知れないけれど、将来に向かって進展することも無いと思います。
ならば、いろいろ(自分についても、他人についても)言い訳ができそうな気がしても、言い訳はしない。
「自分はツイている。」
「案外恵まれている方だ。」
と自分に呪文を掛けて、前向きな方策を考えてみるのが良いと思う。
それが、自分の将来に待っているハッピーと出逢う扉を開けることになるのではないか、と思いました。
僕は、智香のように、
失敗は明日の糧、
トラブルは対処するモノ。
ポジティブな生き方で未来を切り開く彼女に乾杯する者です。
僕も、今の自分の状態を呪うよりも、この状態を
「神が与えた試練です。」
とうそぶいて
「制約がある方が、やる気がわくってもんだぜ。」
と元気にやっていこうと思いました。
「情けは人のためならず。(自分のためになるものだ。)」と言うことわざがありますが、
小説の主人公=智香の場合は、
さしずめ「正直さは、人のためならず。」
と言うところだろうと思います。
智香の言い訳をしない正直な生き方が、
正直な友人を呼び、
正直な恋人を惹きつけるのだと思います。
心に灯火が灯り、勇気が沸きました。
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確かに4者4様で、立場、年齢、家族からの要請とか社会からのプレッシャーとか色んなことに起因して恋愛の考えたも変わるんだなーとか改めて思ってた。
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1人海外旅行に出発前の空港で買った1冊。
内容的にも重量的にも軽くてすぐ読めるようなものを探した。
始めの方は読み進めるのが億劫になるほどどうでもいい4人の女性の恋愛の話。
男性を顔や装いで判断する、女性は蹴落とす、というような女性の怖さが全面に出たような内容で、みんながみんなそうなので少し気持ちが悪い。
後半はやっと、先が気になるような展開になってくるが、物分かりが良すぎて、そんなに簡単に心変わり?と思ってしまった。
終わり方も物足りなくて、ここで終わり!?と目を疑った。
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29歳智香をはじめとした4人の女性の婚活ストーリー。
石田さんの作品らしくサクサク読めます。
内容も表向きの軽いノリと違って、
結構、アラサー男女の関係を真摯に語っています。
でも、展開的にはありふれた内容でつまらなかった。
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感覚的には今より少し前の話のように感じる。
弱者を中心に心理描写が得意な石田氏だけあって、男性でもリアリティがある女性像を描けているのかな?
今更女性に対して幻想を持っていないつもりだけど、主人公 智香の価値観は少し寂しいものだなと感じました。
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題名と裏のあらすじを読んで即買い。
しかしちょっと期待はずれだったかなぁ〜。
途中まではわかるわかると思いつつなかなかエグってくる内容に我が身を振り返りつつ考えながら読んでいたのですが後半の展開があまりにもありがち過ぎて最終的にコンカツ関係無いというかありきたりなラブストーリーにただコンカツイベントつけただけのような印象になってしまったのが残念…。
ただ唯一涙ぐんだのが主人公の父親の不倫に走った流れの話。
あれ1番エグいし何だか泣けてしまった。
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29歳の智香の婚活ストーリー。
軽く読めそうってだけで手に取りました。思った通りさくさくっと読めるけど、意外とテーマは深い気がしました。
同時期にまんがで「東京たられば娘」を読んだのでそちらとも重なる部分が多々ありました。
確かに結婚って年齢が上がれば上がるほど男の人を見る目が厳しくなるし、自分のこともわかってくるので合う合わないの好みもはっきりしてくる。そして男の人から見た若さという価値も下がっていってしまうという・・・。結局若いうちに勢いで結婚しちゃった方がいいってこと?見る目がなくて失敗も怖いけどな。
なんだかなぁと思うけど、それが現実だったりして、厳しい。
自分は結婚することができて、本当にラッキーだったんだと身に染みて思わされました。20代後半に特定の相手もいなくて、この先どうなるんだろうと不安に思いながら社会人やってた頃の気持ちを思い出すと、あれがずーっと続いたら精神的に病むだろうなと思う。
結婚って誰でもできると思ったら大間違いっていう世の中になったのねぇ。夫がいること、子供がいること、それだけで奇跡。日々の細かい不満があったりしても贅沢を言ってたらバチがあたるかしら?なんて思いました。
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29歳の恋愛事情。女の区切りの年齢だし、実際30歳を意識する。でも、なんだか読んでいて不快な気持ちになっていった。色々盛り込みすぎてお腹いっぱい。ぽんぽん話と男がとび、かつ、唐突で、一貫性がない気がした。
なんでこの作者はいつも妊婦に飲酒させるんだろう?持論なんだろうけれど、賛否がある内容をこうも堂々としなくてもと感じた。
どうにも、好きになれなかった。
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婚活とかより、女性4人のさばさばさ、友情が素敵だった。
智香のさばさばした性格、しっかり自立してて、友達の幸せを心から喜べる。それが本当に素敵だなって思った。
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一流企業に勤める29歳智香を中心に語られる婚活、というより恋愛小説。社会的に生きていれば、コンカツ?ということを意識せざるを得ない年頃だからこそ、恋愛が難しくなっているのだろう。
自分の考え、信念、思いに沿って、焦らず、楽しく生きていればいいのだ。いつどこで恋愛が始まるかなんてわからない。自分に自信を持つように行動して、いつかの出会いに備えるべし。そんなことを思った。
恋愛・婚活は、ロマンスと経済の狭間。ロマンスは経済を超えるのか?については今後も考えていきたい。
洋服の描写が多数存在するが、うまく想像できないものがあった。うーん、Google画像検索で補ったw
おれ自身は結有がタイプw
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智香を中心とした4人の女性の婚活物語。 いつも さらっ~と読めてしまう石田さんの文章。智香の両親の離婚の内情や新たな恋愛に発展するというビックリな展開も織りまぜつつ 結末も予測通りで …んん?となりましたが 今回も楽しみました。
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4人の女性の婚活、というよりは、結婚前の生活を描いた作品。トレンディドラマのような設定で、ちょっと懐かしさを感じます。少しリッチで、オシャレな感じは石田衣良さんらしいと思いました。
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前に、「シューカツ!」を読んだときに、ホントに就活の話だったので、これも内容は予想できた。
それでも、恋愛物だから、少しは広がりがあるかと思っていたんだけど、やっぱり婚活だった(笑)
おそらく意図的なんだろうけど、オシャレでハイソな都会の生活なんかも描かれていて、典型的な都会人の物語である。
笑って、単純に愉しめばいいのだろう。
共感はできないけど。