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紙の本
苦しい心を解き放つ、人の心の温かさ
2015/09/04 12:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カイト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の魅力は主人公を見守るヤマモトの人格と温かさだと思う。
日付が見出しの幾つかの章で構成された日記風の書き出しで、文体から推測すると文章を書きなれていない作家の方なのだと感じた。しかし小説の内容は時代性を視野に入れたテーマで、最近問題となっているブラック企業での就業である。小説全体の構成も悪くないと思う。
心情描写も共感を誘い、社会人になりたての頃の苦しい思いと重なる部分もあり、不覚にも捲ったページに涙の跡をつけてしまった。
自殺者は判断できないほどに苦しんで、追い詰められて、自殺と言う形で死を迎えてしまう。しかし残された親や兄弟は救えなかったという自責の念から逃れることが難しく、心の時刻は止まったまま。心が破壊されてしまうのかもしれない。自分を大切に育てた親や、同じ時間を共有して来た家族や仲間をずっと泣かせ、苦しめることになってしまう。
生きる時間も場所も見方や考え方を変えれば楽になる。
例えば主人公の青山隆が、ヤマモトと話して楽しいと思える時間を見つけられたように、誰かと話したり自分の好きなことを話してみるとココロも少しは軽くなると思う。
あいさつや感謝、そして何気ない一言をかけたり、人のために動くって大切。
紙の本
いつか誰かのヤマモトに
2016/12/10 20:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る
死にたくなるほどつらい経験は、生きてさえいればきっとムダにはならなくて、みんな誰かにとっての”ヤマモト”になれるんじゃないかな。
その「生きてさえいれば」が難しくなった時、頭によぎる顔がどれだけあるだろう。私の人生を、私と同じくらい大切に思ってくれる人がどれだけいるだろう。逆に、その人の人生まるごと大切に思えるような人に、どれだけ出会えるだろう。
それを知るまでもう少し、生きてみようか。
紙の本
ムカつく人物がいるので、そこまで読後感は…
2020/03/26 20:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説なので、ムカつく人物も登場して、イライラした部分もありました。私はそこまで読後感が良いとは感じませんでした。ムカつく人物たちに天罰が下ってほしかったのにと思ってしまいました。だからこそ、私は読後、スカッとはしなかったです。ネタバレというか種明かしというか真相の部分が、直接的な表現ではなかったので、ややわかりづらく、モヤモヤしました。比較的読みやすい作品であるのは、評価できます。一度読んでみるのも良いのではという程度にはおすすめしたいと思った小説でした。
紙の本
救いのある話
2017/07/17 15:21
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投稿者:ドブネズミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで酷いブラック企業ってあるのかなって思うくらいのパワハラです。
うまい事やったら訴えられるんじゃないとも思うのですが、
そこはまだ新人って事で日々を社畜と化して過ごしているときに
ある人物の出会いで救われていくって話。
話の急展開したりして引き込まれ、なかなか面白かった。
最後に救いがあるのは良かった。
紙の本
一度言ってみたいセリフ(笑)
2017/04/30 12:27
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投稿者:sacchibi - この投稿者のレビュー一覧を見る
数か月前から気になるタイトル。
映画化が決定し、遂に手に取りました。
ブラック企業に勤める主人公がある日出会った「ヤマモト」
彼との出会いをきっかけに徐々に明るく前向きになる主人公だったが
仕事のミスをきっかけに職場にいづらい雰囲気になり、追い詰められていく。
最初は、同級生と思って付き合っていたけれど、「ヤマモト」にはある事情が隠されていた。
読み進めるにつれ、感動し、話の見えないところもつながっていく。
過労死、自殺に至る前に手にして、踏みとどまってほしい本です。
死んでしまうくらいなら辞めてしまっていいだろう。
心底そう思います。
若い文章かなという印象で、字数も少なく1時間ほどで読めてしまったが
この位の軽さも含めて、いい作品だと思う。
紙の本
頑張れ、若者!
2017/04/13 20:04
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラック企業で精根尽き果て、生きる意味さえ見失った「隆」と、その闇から救い出そうとする謎の人物「ヤマモト」との出会い、別れ、そして・・・。ミステリー仕立てにもなっていて、面白かったです。
私自身、入社4年目の頃、パワハラ上司に仕え、深夜残業や休日出勤は当たり前。何度会社を辞めようと思ったことか。私は踏みとどまりましたが、本書は、社会人なら誰もがぶつかる壁を描いています。それをどう乗り越えるか、本当に大事なモノは何なのか。
もうすぐ最初のハードルとなる5月ですが、新人さんには是非読んでもらいたい青春小説です。
ところで、私の同期の一人は1年目の9月に自殺しました。同じ大学の出身で、甘いマスクで女性にも人気があり、内定者が集うお祝い会では輝いていたのに、彼に何があったのでしょうか。自殺直前は鬱状態だったらしく、教育指導係(1年先輩)による厳しい指導(パワハラ)が、自殺の原因の一つと噂されました。両親は会社を恨んでいたとのこと。まさに電通事件と同じです。その先輩は40歳くらいの頃、トイレで倒れ、半身不随となりました。因果応報と思ったのは私だけではないと思います。
紙の本
映画の原作
2017/03/08 17:56
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投稿者:みぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ふらっと何か面白そうな本はないかな?と立ち寄ったらこれから公開される福士蒼汰くんの映画の原作本があるのを見つけて、購入しました。
映画も楽しみににしているので、どんな感じになるのか想像しながら読みました。ゆっくり読もうと思っていたのに、読みやすいし、面白いしで一気に読んでしまいました。公開までまたリピート読みしそうです。。工藤阿須加くんもいつもとは全然違うキャラで楽しみです。
電子書籍
やる気が出る
2017/01/17 01:58
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投稿者:かない - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラック企業に勤める主人公が、鬱寸前の状態にあるときに、昔の友人?に出会う。
その友人の助言のおかげで、仕事も順調に行くようになったが・・・
サザエさんシンドロームは、自分にも経験があります。
それも乗り越えて、現在勤続20年を超えてしまいました。
でも、自分もいつ主人公のような状態になるかわからないですよね。
電子書籍
タイトルに惹かれて
2016/04/22 23:47
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投稿者:クスリ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生疲れることもあるけれどタイトルのように軽く考えることも大事なことがある
内容的には難しい本ではないのでスーッと読める
が、考えさせられる場面もある
それは誰もが本当は知っている大切なこと
でも誰もが直視しづらいもんだったり
それを再確認できたことだけでも良い本に出合えたと思えます
紙の本
展開が軽くて面白い
2016/01/21 13:37
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投稿者:Spring has come - この投稿者のレビュー一覧を見る
新人サラリーマンが陥りやすい状況を基にして、速いテンポで物語が展開していく。登場人物は少ないが、軽快に、飽きさせずに一気に読ませる。
今後の作品に期待できる作家だと思う。
紙の本
会社人生について省みること
2015/10/31 17:44
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投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社で働くことは絶対と思ってしまう。けれど、それより大事なことがあると気づかさせてくれる本であり、そしてそれを伝えなければならないと思わさせてくれる本。子どもには、しっかりと伝えたい。
紙の本
感想
2015/09/24 06:05
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても感動できます。あらすじだけ読むと軽くホラーのおいがしますがホラー作品ではありませんしラストは驚きです。
紙の本
ちょっと悲しくてちょっと希望が湧いてくる
2015/09/19 19:04
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投稿者:ゼルコバ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2度読みました。
1度目は何かさみしさと悲しさが残りましたが、2度目は希望がわいてきました。
まだまだ、自分を信じて行動できるんだっていうことがわかります。
紙の本
意外な結末
2015/09/15 20:39
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投稿者:nyao - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事に息詰まった時に新聞の講評欄で見つけたこの本の題名。サラリーマンは簡単にこの言葉が言えたらどんなに楽かとつくづく思う。しかしこの本はそれ以上に深いストーリーがあった。そして最後に驚きと共にこんなことはもしかしたら本当にあったことなのではと思った。読みやすく、少し続編を期待したくなるような本であった。