文庫サイズの経営学教室
2018/05/05 07:39
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
直ぐに飛びつけきたくなるような特効薬的な経営学の処方箋ではなく、古典をベースにした、目的意識を持った考え方を手に入れることの重要性を、泥臭いことですが、再認識しました。
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数多くの企業変革を手掛けてきたコンサルタントの実戦ノウハウ。机上の空論を徹底的に排除し、地に足がついた具体的かつ実践的経営改革の手法が実例と共に力強く語られている。
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数々の企業の人材研修を手がける経営コンサルタントが、過去の実際の事例を使って戦略策定を導く過程を紹介する。まず最初にポーターを読み込むところから研修は始まり、次に自社の戦略を練る。HowではなくWhat。お客様の声を集めて事実を探る。自ら厳しいと語るその研修の成果は、実際の会社の業績という形で証明されているらしい。戦略を軽く見ている人にとっては、耳に痛い話である。
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新しい理論・ビジネスモデルに飛びつくのはいいが、まずは古典的名著をきっちり押さえよという内容。
ポーターを中心に、ポジショニング戦略・VOC(Voice of Customer)の重要性が言及
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これまた参考になる一冊。経営戦略やマーケティングの大家に立ち戻り、それを忠実に実行するのが肝要であることがわかるだけでなく、なによりそこに戻って忠実にやればいいということだけでも励みになる。実行できるかどうかは別問題。
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経営学の古典から愚直に学ぶ。
顧客の声を直接聞きFactを見つける。
HowではなくWhatにこだわる。
示唆がいつぱいでした。
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本書を教科書にして、経営学を学ぶことができるかもしれない。
まず、経営学の基本を学ぶとある。
課題図書として紹介されているものを抜粋する。
・競争優位の戦略 マイケル・E・ポーター
・コトラーのマーケティング・マネジメント フィリップ・コトラー
・マーケティング 恩蔵直人
・ブルーオーシャン戦略 W・チャン・キム、レネ・モボルニュ
・逆転の競争戦略 山田英夫
・異業種競争戦略 内田和成
・企業戦略論(上) ジェイ・B・バーニー
・イノベーションのジレンマ クレイトン・クリステンセン
・ビジョナリーカンパニー ②③ ジェームズ・C・コリンズ
・場の論理とマネジメント 伊丹敬之
・コトづくりのちから 常盤文克
・マネジメント ピーター・F・ドラッカー
・ものづくり経営学 藤本隆宏
・いすゞの製造現場から生まれた完璧品質を作り続ける生産方式 佐々木久臣
特に最初の2冊は古典で、分厚い本。価格もお高めだが、読み始めてみた。
課題図書から、基本を学び、自分の携わるビジネスに置き換えて、常に考え続ける人材になる第一歩だ!