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思わず涙が出そうになるエピソード満載の良書だった。著者自身失敗を重ねながらも、都度考えて工夫して乗り越えて来たのだなということが良く分かる。そういう成長のための仕組みや場も提供するマクドナルドってすごいと思う。
自分も壁に当たってて、どう乗り越えるか考えどころなので、非常に勇気づけられたと思う。
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○マック"バカ"がマックでの成功の秘訣をエッセンスに
本書は、マクドナルドにアルバイトから入社しそのまま正社員となり、様々な店の改革を行ってマクドナルド全体の満足度レベルをあげた張本人が、アルバイトやパート従業員をどう育てるか、という視点で書かれた本だ。
以下、内容からの抜き書き。
・マクドナルドでは(中略)"ポリシー"を共有したスタッフに"手順"をガイドとして提供するシステムが存在する(p6)
→マニュアルがなぜその手順になっているのかがきちんとわかり、不足の事態にも対処できる
・逃げなければ出来ないことなんてない。向いてない仕事なんてない。仕事から逃げる自分がいるだけなんだ(p38)
・マクドナルドの社員の本当の仕事は"人として社会に貢献できる大人に成長させてやること"だと思ってるんだ(p42-43)
・他人との比較を一切しないで自分を成長させることの方が、不自然でもったいない(p68)
・君が未熟でいる限りは成長できる。成熟したとたんに腐敗が始まる(p75)
・共有すべきはアクションではなく、目的とゴール(p86)
200ページ近くある中で前半に集中しているのは自分の能力不足?そこまで至っていないから?折に触れて読むことにしよう。
この人は本当にマクドナルドが好きだし、クルーが好きだし、店舗が好きだし、何よりその向こうにいるお客様の笑顔が好きなんだな、とわかった。こういうホスピタリティを生み出せるのって、すごい。
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自称「日本一のマクドナルド・バカ」の鴨頭さんの著書。鴨頭さんの本はたくさん出ていますが、これはご本人が書いたものです。
アルバイトとして働く人だけでなく、経営者や部下を持つ人にも読んでもらいたい内容です。
そしてエピローグでは、こんなにもマクドナルドを愛していた(いる)著者が42歳でマックを卒業することになった理由を述べています。
働き方改革が騒がれる昨今、政府や企業任せではなく、まずは個人レベルで深く考え、勇気を持って変えていくべきです。そして、すぐに理想に近づけなくても、根気よく取り組めば、必ず結果はついてきます。