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「ああ朝倉さんの文体だな」と思いました。朝倉さんの文体は誰とも似ていないといつも思います。朝倉さんの味わい深いちょっとひねりの入ったような文体が好きです。
ストーリーは結局面白かったのですがあんまり興味の持てる話ではなくて、入っていくまでにちょっと時間がかかりました。
女4世代のキャラが強烈だったせいかなぁ(笑)あと高橋さんも。
途中ちょっとだれてるような感じがありました。この厚みでなくても良かったんでは、と感じました。
で、この話どうまとまるのかな、と思ったら面白い所で収めましたね。
若菜ちゃんのような高校生がいるかなぁ…と思いましたが、こんな子がいたら人生を応援したくなるでしょうね。
どなたかも書かれてましたが、「男子」はあんまり興味を惹かれない話かも。これは確かに「乙女」の読み物ですね。
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主人公の女子高校生は、自分を模索しているが、後半では、魅力的な脇役を模索しているのが面白い(主人公なのに)…とにかく主人公の頭の中がだだ漏れでグルグルしていて一場面一場面が長く、ゆるい表現に真摯な部分がチラホラあり、作者の持ち味だなぁと感じる。昭和感ネタが満載なのも。
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主人公女子高生のその世代独特の心情を丁寧に描いた作品だというのは分かる。
曾祖母、祖母、母、主人公と女性4代を描くことで、子育て環境がいかに大事か、そこは遺伝より大きく人格形成に影響していることも分かる。
読みこめばきっと面白くなるに違いないだろうし、こういう小説がオモロいのも分かる。
けど、いかんせん寄り道がひどい。少女の心のなかってこういう寄り道ばかりなんだろうし、そこをリアルに描いたっていうことなんだろう。
でも、こうも頻繁に変調・変調が続くと、読み手としてリズムに乗れないのだ。
合う人には合うんだろう、タイミングもあるのかも知れない、けどちょっと俺は苦戦したな
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若菜17歳。
青春真っ最中の女子高生と、三世代女系のてんやわんやの家族の物語。
内縁関係を貫いた曾祖母、族のヘッドの子どもを高校生で産んだシングルマザーの祖母、普通の家庭を夢見たのに別居中の母、そして自分のキャラを探して迷走中の娘の若菜。
強烈な祖母らに煽られつつも、友の恋をアシスト、祖父母の仲も取り持ち大活躍の若菜と、それを見守る家族。
それぞれに、幸せはやって来るのか……。
(アマゾンより引用)
この祖母が好きだなぁ(*´艸`)
お母さんもお父さんも好きじゃない(;・д・)
私だったら二人共と口きかなくなるかも(笑)