蠱蝶の殉情 みんなのレビュー

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投稿者：ナイロンスカートさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一作目。表題作はとても面白かった。意外にページ数なくて、でも美しくてラブラブで、いいお話だったと思います。
ツンデレだけど愛情ありました！な受けは良いですね。

二作目が実はメインなのかな？
残念ながらこちらはあまり好きじゃない。サスペンス的な感じで、主点は拾われた奴婢。こちらがどうのこうのなるんじゃなくてある種の当て馬的な感じなので、策士としてはとてもいいものの、ちょっと怖さと物足りなさを感じますね。言ってみれば策士というよりも壊れた感じ。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

笠井先生のイラストが無ければ、どれも中途半端な短編なので、読まなかったと思う。
「蠱蝶の殉情」
「広陵散」
「残灯一盞野蛾飛」
「蜜契」


「蠱蝶の殉情」
男ながら女として生きる王女・苓鈴
神開・謀反の首謀者・28歳
親を討たれて、敵討ちをするはずが、人柄を知るにつれ愛してしまった毒姫。

「広陵散」・・これが、一番好き
千年前の駆け落ちをして王に処刑された想い人の霊と琴を弾く
恋人の名を思い出した時に、罪が消えると伝えて消える幽霊。
想い人の名は、花の名だったことを霊が消えた後に思い出す。

「残灯一盞野蛾飛」
犬として生きることになった、貧しい家の少年が体験する惨たらしい話

「蜜契」・・惨たらしい話の後の口直し。
第１７王子の英信(えいしん)
他国から人質・美しい王子芳蘭(ほうらん)
二人の恋物語。

どれも短い話で、中身の物足りない部分を笠井先生のイラストが補ってます。
笠井先生の絵の効果はスゴイわ。

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投稿者：なつ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

短編の作品集なので短い時間でちゃちゃっと読むことができるのがよかったです。サスペンス的な要素もあって、一気読みでした。